バルト3国旅行記

2019年5月19日~26日(8日)
ヴィリニウス、カウナス、シャウレイ、リガ、タルトゥへ、タリン

スリランカ旅行記

2019年1月20日~26日(7日)
コロンボ、シギリヤロック、キャンディ、ゴール、ポロンナルワ

ポルトガル旅行記

2018年4月13日~20日(8日)
リスボン、ポルト、コインブラ、オビドス、ナザレ、バターリャ

ベトナム旅行記

2017年12月18日~23日(6日)
ホーチミン、フエ、ホイアン、ミーソン、ハロン湾、ハノイ

イギリス旅行記

2017年4月18日~25日(8日)
ロンドン、湖水地方、コッツウォルズ、コンウイ、オックスフォード

カンボジア旅行記

2016年12月9日~13日(5日)
シェリムアップ、アンコールワット、プレアヴィヒア、ペンメリア

北欧旅行記

2016年7月5日~12日(8日)
コペンハーゲン、オスロ、ベンゲル、ストックホルム、ヘルシンキ

クロアチア旅行記

2015年3月3日~12日(10日)
リュビリャーナ、ドブロヴニク、コトル、モスタル、スプリット

オランダ・ベルギー旅行記

2014年5月26日~6月2日(8日)
ブリュッセル、ブルージュ、ゲント、アムステルダム、ケルン

中欧旅行記

2013年8月19日~26日(8日)
ウィーン、プラハ、ドレスデン、プラチスラバ、ブダベスト

スイス旅行記

2012年8月26日~9月4日(8日)
ツェルマット、グリンデルワルト、ベルン、チューリッヒ

香港・マカオ旅行記

2011年12月25日~28日(4日)
香港、マカオ

フランス旅行記

2011年8月29日~9月5日(8日)
パリ、ロワール、モンサンミッシェル、ルーアン、ヴェルサイユ

スペイン旅行記

2010年8月23~30日(8日)
マドリッド、トレド、セビリア、グラナダ、ミハス、バルセロナ

イタリア旅行記

2008年8月7日~14日(8日)
ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ピサ、ベローナ、ローマ

台湾旅行記

2009年8月30日~9月2日(4日)
台北、高雄

韓国旅行記

2007年3月26日~29日(4日)
ソウル、水原

海外旅行記

コンウイ城
コンウイ城

イギリス旅行記

日程表

日 程 主なスケジュール
初 日 12:55成田発のブリティッシュ・エアウェイズ直行便でロンドンへ。ロンドン到着後、バスでブラックバーンに移動。(ブラックバーン泊)
2日目 午前:「嵐が丘」の舞台ハワース散策(パリッシュ教会、ブロンテ姉妹の家)。散策後、森と湖の絶景が広がる湖水地方へ。午後:ボウネスでフリータイム。ウィンダミア湖遊覧。(ブラックバーン泊)
3日目 午前:ビートルズゆかりのリバプール観光(キャバンクラブ、マシュー・ストリート、アルバート・ドック)。観光後、城塞都市チェスター観光(大聖堂、ザ・ロウズ)。午後:JATA美しい村30選に選ばれた世界遺産、コンウィ散策(コンウィ城)。(バーミンガム泊)
4日目 午前:シェイクスピアが生まれ育った町ストラットフォード・アポン・エイボン観光(シェイクスピアの生家、アン・ハサウェイの家、ホーリー・トリニティ教会)。午後:コッツウォルズ地方散策(バイブリー、ボートン・オン・ザ・ウォーター)。(バーミンガム泊)
5日目 イギリス最古の学園都市オックスフォード観光(セントメアリー教会、クライスト・チャーチ、マートン・カレッジ)。午後:歴史と伝統に彩られた街ロンドン市内観光(大英博物館、コヴェント・ガーデン)。(ロンドン泊)
6日目 午前:もっとロンドン市内観光(ナショナル・ギャラリー、世界遺産ウェストミンスター寺院、国会議事堂、バッキンガム宮殿)。午後:添乗員と一緒にもっとロンドン市内観光(テムズ川クルーズ、ロンドン塔、タワーブリッジ)。(ロンドン泊)(ロンドン泊)
7・8日目 午前:フリータイム。午後:空港に移動。15:45ヒースロー発のブリティッシュ・エアウェイズ直行便で成田へ。翌日11:25成田到着予定。

初日 なぜか行きそびれていたイギリスにいざ出発!

昨年の北欧旅行で訪れたヨーロッパの国々は、ちょうど20ヵ国。ずいぶんと行ったものだと、我ながら感心。主だったところで残っているのは、まず浮かぶのはイギリスとポルトガル。それにバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)とギリシャ。
良さそうなツアーをネットで検索していると、H社の「ブリティッシュエアウェイズ直行便で行く! イギリス8日間! 全食事付き」に目を惹かれる。ヨーロッパの主要なところは行ったつもりでいたのに、なぜか行きそびれていたイギリス。妻とも相談して今年はイギリスに行くことに決定。出発日は4月18日。一昨年、3月上旬にクロアチアを旅行して酷い目に遭ったので、3月は避けることにした。ヨーロッパのベストシーズンの5月下旬では、ツアー料金が高くなるので、中をとって4月中旬を選ぶ。

ブリティッシュ・エアウェイズ直行便でロンドンへ!

前夜は低気圧の接近で大荒れの天候。嫌な予感がしたが、朝には雨が上がり、風も弱まっていた。交通機関に乱れが生じていたが、西武線、JR山手線、京成線には遅れはなかった。予定通り9:05所沢発の特急に乗車し、池袋で乗り換え、10:05日暮里発のスカイライナーで成田に向かう。10時45分、成田の第2ターミナルに到着。
H社の受付でEチケットを渡され、先にブリティッシュ・エアウェイズのカウンターに行って搭乗券を発券してもらい、スーツケースを預ける。再び受付に戻って添乗員からツアーの説明を受け、イヤホンガイド、イギリスの入国カードとその記入例が書かれたコピーを受けとる。添乗員は30代の女性で、5日前に出発前の確認電話をもらっていた。福岡支店の所属で、今朝飛行機でツアー客と一緒に福岡から来た模様。
空港内は、オフシーズンで閑散としており、両替も待たされることなくスムーズ。イギリスはEUに属しているにもかかわらず独自通貨ポンドを使っているため、取り敢えず£200を両替する。レートは£1=148円。思いのほか高いのに驚く。因みに、ユーロは€1=135円。
定刻には乗客の乗り込みが完了していたが、離陸の順番待ちのためか、飛行機はなかなか動き出さず、成田を離陸したのは、30分遅れの13:30。成田~ヒースローの所用時間は11時間25分。いつものことであるが、長いフライト中、映画を観て時間を潰すことに。
2度出された機内食は、まずまずの味。昨年末のカンボジアに行ったときの大韓航空に比べると、はるかに良かった。映画は、邦画が少なかったが、一昨年大ヒットを飛ばしたアニメ「君の名は」を観ることができたのは、予想外だった。
30分遅れたにもかかわらず、ロンドン・ヒースローには定刻よりも30分早く到着。喜んだのも束の間、入国審査が異常な混み具合で、EU以外の入国者は長蛇の列。並んで待つこと1時間。ようやく通過することができた。イギリスでは、通常のEU圏では不要のはずの入国カードが必要。すでに添乗員からもらったカードに記入例を見ながら機内で記入しておいた。
入国カードといい、待ち時間といい、イギリスはあまり外国の観光客を歓迎していないようだ。現地の空港諸税は16,290円。EU圏では高くても10,000円程度で、これも異常に高額だった。

バッキンガム宮殿の衛兵
バッキンガム宮殿の衛兵
タワー・ブリッジ
タワー・ブリッジ

憧れのマナーハウスに宿泊!

6時45分辺りが夕闇に包まれ始めた頃、ツアー客全員がバスに乗り込み、ブラックバーンに向かう。走行距離は366km、所用時間は5時間。到着した日にイングランド北部まで移動する旅程。この方が翌日からのスケジュールが楽になるらしい。約2時間後、ドライブインで休憩。サンドイッチ・バナナ・ポテトチップス・ミネラルウォーターが入った紙袋が配られ、ドライブインで軽食を摂る。30分の休憩後、再びバスに乗車し、ブラックバーンに向かい、11時40分ようやくホテルに到着。
ホテルは、元は貴族の館であった建物を宿泊施設に改装したホテル。いわゆる「マナーハウス」と呼ばれているホテルで、私たちの部屋は離れの1室。室内は豪勢とまではいえないが、ほどほどの広さ。白で統一した色彩の壁や家具が配置されて、それなりに高級感がある。
10時間を超えるフライトのあと、5時間に及ぶバス移動で、身体は疲労困憊。それに寝不足も加わって気分は最悪。シャワーを浴びると、すぐに就寝。

貴族の館「マナーハウス」
貴族の館「マナーハウス」
マナーハウスの中庭
マナーハウスの中庭

2日目 森と湖の絶景が広がる湖水地方で遊覧船を楽しむ

室内の暖房で空気が乾燥していていたためか、何度も目を覚ます。6時すぎに眠るのを諦めて起床。睡眠不足にもかかわらず熟睡できなかったことで、目覚めが悪く、気分は最悪。
7時レストランで朝食。ベーコン、ウインナー、目玉焼き、ポテトに、飲み物はオレンジジュースと英国風の紅茶。パンはまずまずの味で、美味しくいただく。昨夜遅くホテルに着いたので、今日の出発は遅めの10時。
出発まで時間が余ったので、ホテルの周辺を散策。このホテル、マナーハウスという触れ込みのはずが、室内の温水プールやトレーニングジムなどのスパを併設しているのにビックリ。観光客だけではく、ビジネスマンも宿泊しており、彼らは朝早く出かけて行った。

これぞ、イギリス! 田園風景が広がるハワース

予定通り10時にホテルを出発してバスでハワースに向かう。ハワースは、「嵐が丘」などで英国文学史に偉大な功績を残したブロンテ姉妹のゆかりの地。小さな町の中心部にブロンテ姉妹が暮らしていた家と一族の墓地があるパリッシュ教会。家は「ブロンテ博物館」として一般市民に開放。町の周辺は、これぞ、イギリスの田舎町の景色といえる田園風景が広がる。しかしそのほかに見るべきものがあまりなく、30分の散策フリータイムも、時間を持て余してしまう。にもかかわず国内外の観光客が次から次へと訪れ、町中は観光地として賑わっている。
ハワースの近くにあるレストランで昼食。前菜はニンジンのスープ。主菜はローストポークとインゲン・マッシュポテト。デザートはついていなかったが、これがとても美味しかった。イギリス留学経験のある添乗員によると、イギリスには「サンデー・ロースト」という言葉があるぐらい日曜日にローストビーフやローストポークを食べるのが一般的。どの家庭でも独自の味つけをしたローストが自慢のようだ。
それにもう1つ、イギリスの食事が不味いという定評は、あまり信じてはいけないとのこと。イギリスでは、基本的にお皿に盛りつけられた料理には味をつけておらず、テーブルに備えつけのコショウや塩などでお好みに味つけして食べるの一般的。それをそのまま食べると、味がしないのは当たり前で、特別イギリス人が味覚音痴というわけではないらしい。

パリッシュ教会
パリッシュ教会
ハワースの町並み
ハワースの町並み

ピーター・ラビットでしばし童心に返る!

昼食後、バスで森と湖の絶景が広がる湖水地方に向かう。
3時ボウネスに到着。ボウネスは、18世紀からリゾート地として発展してきた町。童話ピーター・ラビットの登場人物や物語のシーンを再現した博物館「ビアトリスク・ポターの世界」がある町としても有名。フリータイムになったので、£7.5(約1,100円)を支払って見学。因みに、作者ビアトリスク・ポターが幼いときに飼っていたウサギの名前が「ピーター」。
館内は子供連れが多く混雑していたが、よくできた模型は見事で十分に楽しむことができる。説明パネルの音声ガイドに日本語があったのにも驚く。見学後、しばらくボウネスの町を散策するが、小さな町で見るべきものがなく、博物館に引き返して、カフェでコーヒー・ブレイク。

ビアトリスク・ポターの世界
ビアトリスク・ポターの世界
ピーター・ラビットの再現
ピーター・ラビットの再現

ウィンダミヤ湖の遊覧を楽しむ!

フリータイム終了後、遊覧船の乗場に集合。細長いウィンダミヤ湖の遊覧を楽しむ。ボウネスからレイクサイドまで35分間乗船したが、ほとんど変わらない風景に少々倦んざり。レイクサイドまでバスが迎えに来てくれていたので、そのままバスでブラックバーンのホテルに戻る。
今回のイギリスツアーは8日間で6泊。2連泊が3回(ブラックバーン、バーミンガム、ロンドン)あるので、とても楽なツアー。参加者は24人。うち11組が夫婦で、残り1組が中年女性組。福岡から1組、伊丹から4組で、残りの7組が成田で合流。

遊覧船
遊覧船
ウィンダミヤ湖
ウィンダミヤ湖

ホテルのレストランで夕食。前菜はメロンのサラダ。サラダというよりほとんどデザートの感じ。メインは、クリームソースがかかったサーモンのグリル、マッシュポテト・ニンジン添え。これが結構美味しかった。デザートは、フルーツの上にアイスがかかったもの。コーヒー・紅茶がついていて、これも好評だった。
通常のヨーロッパ・ツアーでは、食事の際、必ずといっていいぐらい別料金で飲み物のオーダーをとりにくるが、イギリスでは、飲み物をオーダーしたいときは、自分でバーカウンターに行って買ってくるシステム。その場でお金を払えば、好きなものをオーダーできるのいいのだが、自分の席まで運んでこなければならず、これが結構面倒。
部屋に戻ったが9時半。さすがに昨日のフライト疲れも残っていたので、早めに就寝。

3日目 チェスターとコンウィで城壁を散策!

6時起床。身支度を整えてレストランで朝食。7時15分にポーターがスーツケースを引きとりにくるので、朝食前に部屋の前に出しておく。
8時15分ホテルを出発し、バスでリバプールに向かう。リバプールは、18世紀に海商都市として発展した港町。英国最大の大聖堂「リバプール大聖堂」とこの町で誕生したビートルズが有名。

憧れのビートルズ! 青春時代を懐かしむ

9時30分リバプールのアルバート・ドッグに到着。アルバート・ドッグは、リバプールの再開発地域を代表するレジャー複合施設。ビートルズ関連の「ビートルズ・ストーリー」や「ビートルズ・ストア」が施設内にあり、今でもビートルズファンで賑わっている。記念にストアでキーフォルダー(£3・約440円)を購入。
アルバート・ドッグから再びバスに乗車してマシュー・ストリートへ。マシュー・ストリートは、リバプールの音楽の聖地。ビートルズ発祥の地として有名な通りで、ビートルズがデビューしたライブハウスが今も営業している。実際にデビューしたところは閉鎖されて、通りを挟んだ地下に移転されているが、自由に見学でき、今なお多くのビートルズファンが訪れる。通りの片隅に佇むジョン・レノンの銅像の前で記念撮影。
10時50分リバプールからバスでチェスターに向かう。
途中レストランに立ち寄って昼食。前菜は生野菜のサラダ。メインはサバの燻製に茹でたジャガイモ・ニンジン・グリーンピース。サバの燻製は、微妙な味つけであったが、予想以上に美味しかった。

アルバート・ドッグ
アルバート・ドッグ
ジョン・レノンの銅像
ジョン・レノンの銅像

歴史を感じる城塞都市チェスター!

昼食後、10分ほどでチェスターに到着。チェスターは、ローマ時代まで遡る古い歴史を持つ城塞都市。街を囲む城壁が今も現存している。4つの城門が交差するところが「ザ・クロス」、街の中心部。「ロウズ」と呼ばれる木組みの商店街が東西南北に広がり、10世紀に建てられたというチェスター大聖堂が聳える。かつては巡礼地としても栄えたチェスターの面影を残している。
ウォーターゲート(西)でバスを降り、添乗員の案内で中心部を散策したあと、フリータイム。折角なので、城壁を歩くことに。時間がなくて、イーストゲート(東)からノースゲート(北)まで全体の4分の1しか歩けなかったが、気分は爽快。チェスターは、近代的な建物が多いリバプールとは、まったく趣きが異なり、どこか歴史を感じる。

チェスター大聖堂
チェスター大聖堂
チェスターの城壁
チェスターの城壁

世界の美しい村30選に選ばれたコンウィ!

チェスター観光後、北ウェルズのコンウィに向かう。コンウィは、エドワード1世がコンウィ城を築くとともに西側を城壁で囲み、イングランドから商人や職人を呼び寄せたという歴史がある。JATAの「世界の美しい村30選」に選ばれたことで、今年のツアーからコースに入ったようだ。海岸からコンウィ城を眺めるのが一番の写真スポットという添乗員のお勧めで、駐車場から徒歩で海岸まで歩き、お城をバックに各々カメラに収める。こじんまりした村であるが、過去と現在が溶け合った感じがする。

海岸から眺めるコンウィ城
海岸から眺めるコンウィ城
コンウィの城壁
コンウィの城壁

3時30分、コンウィから今日の宿泊地であるバーミンガムに向かう。添乗員が渋滞を心配していたが、予定よりも早く6時30分にホテルに到着。夕食まで時間が余ったので、添乗員の案内でホテルに隣接するスーパーに行くことに。お土産用に紅茶とショートブレッドを購入。とても安く買えたので、参加したツアー客は大満足。
ホテル近くのレストランで夕食。前菜はオニオン・スープ。メインはチキン・ローストに、ウインナーベーコン巻・芽キャベツ・ジャガイモ添え。ソースが甘いのがイマイチだったが、決して不味くはなかった。デザートは、ラズベリーがかかったブリュレ。これは最高の評価。

宿泊したホテルは「RAMADA HOTEL」。かつてフランス旅行で同系列のホテルに泊まったことがあった。2階建ての横に大きなホテルで、ロビーから部屋までも200m近くも。防火扉が随所に設置されていたので、それを開けながら進まなければならず、自分の部屋に辿り着くまでがひと苦労。しかし部屋は広く、シャワーの出が少し気になった以外は申し分のないホテルで、H社にしてはグレードの高いホテル。

4日目 イギリス名物、アフタヌーン・ティーを食する

7時レストランで朝食。前日までのホテルとほぼ同じメニューだった。あまり食べすぎないようにパンとコーヒーなどで軽めに済ます。
8時30分ホテルを出発。シェイクスピアゆかりのストラットフォード・アポン・エイボンに向かう。

シェイクスピアゆかりの町を散策!

到着後、最初にシェイクスピアの妻、アン・ハサウェイが結婚前に暮らしていた家の前で写真タイム。伝統的なイギリスの大きな旧家で、立派な茅葺きの屋根とテューダー朝の建築様式の見事な外観の家。写真のバックにはピッタリ。
アン・ハサウェイの家の次は、シェイクスピア一族が埋葬されているホーリー・トリニティ教会。ステンドグラスがきれいな古くて趣きがある教会。中に入ると真ん中にシェイクスピアの銅像があり、その下に彼の墓があるらしいが、それを観るのは有料。お金を払ってまで墓を見る気にはなれず、早々に退散。
トリニティ教会からストラットフォード・アポン・エイボンの中心部まで歩いて移動。16~17世紀に建てられた木造建築の家が今も現存し、土産物店が集まる一角にシェイクスピアの生家。特段これといった特徴はなく、指摘されないと気づかず通りすぎてしまう普通の民家。ここでいったん解散してフリータイム。ストラットフォード・アポン・エイボンの街は意外と広く、東側を流れるエイボン川に沿って造られている大きな公園にシェイクスピアの銅像が佇んでいる。

アン・ハサウェイの家
アン・ハサウェイの家
シェイクスピアの生家
シェイクスピアの生家

フリータイムのあと、いったん全員が集合して昼食を摂るレストランに徒歩で向かう。昼食はイギリス名物、アフタヌーン・ティー。3層の皿に載せられたサンドイッチ・スコーン・ケーキなどを紅茶で食べる軽食。特段美味しいというわけではないが、色々な種類の食べ物を楽しめるのが良いのかもしれない。軽食といわれているが、それなりの量があり、すべてを食べきると結構満腹になる。

イングランドでもっとも美しい村、バイブリー!

昼食後、イングランドでも屈指の美しさを誇るカントリーサイド、コッツウォルズ地方に向かう。
1時50分バイブリーに到着。詩人で工芸家のウイリアム・モリスが暮らし、「イングランドでもっとも美しい村」と絶賛した村。清らかな小川が流れ、昔から変わらぬ古民家が佇み、風情を醸し出している。名物のマスの養殖場が村の中央部にあり、土産物としてマスの加工品が販売されている。人口600人の小さな村に、多くの観光客が押し寄せる。今も駐車場には大型バスが5台。住民にとっては、本当にいい迷惑だと思うが、のんびりと暮らすには、理想的な場所かもしれない。
フリータイムで村を1周したあと、再びバスに乗車してボートン・オン・ザ・ウォーターに向かう。

バイブリーの家並み
バイブリーの家並み
きれいな庭の民家
きれいな庭の民家

家族連れが憩うボートン・オン・ザ・ウォーター!

ボートン・オン・ザ・ウォーターは、リトル・ベニスという愛称で親しまれている村。緑豊かな村の中央を流れる小川に、築200年の3連のアーチ状の石橋が架かり、煉瓦造りの家が建ち並ぶ風景は、まるで印象派の絵画を見ているような錯覚に陥り、魅了される。小川沿いの遊歩道は、多くの家族連れや犬を散歩させている人で賑わい、中心部の土産物店も盛況で活気が溢れている。バイブリーとは趣きが異なり、向こうは観光客が多かったが、こちらは地元の人びとが訪れる憩いの場所なのだろう。
フリータイムで村の周辺を散策したあと、コッツウォルズ地方の観光を終えてバーミンガムのホテルに戻る。

村の中央を流れる小川
村の中央を流れる小川
煉瓦造りの家
煉瓦造りの家

5時30分、ホテルに到着。夕食まで時間があったので、部屋でのんびりと寛ぐ。
夕食はホテルのレストランで。前菜はマッシュルームのフライ。これがビールと相性がよく美味しくいただく。メインは、白身魚のムニエルにジャガイモ・ニンジン・インゲン添え。白身魚はタラで淡白な味つけであったが、あっさりとしていて食が進む。デザートのチーズケーキが好評で、完璧なディナーと皆さんご満喫。

5日目 オックスフォードから、いよいよロンドンへ!

8時にホテルを出発してオックスフォードに向かう。走行距離126km、10時前に到着。
オックスフォードは、多くの著名人を輩出している英国最古の学園都市。マートン・カレッジは、日本の皇太子殿下が留学したことでよく知られている。

英国最古の学園都市オックスフォード!

博物館横の駐車場でバスを降り、徒歩で観光。オックスフォードの名物建築の1つであるラドクリフカメラ、高い塔が聳える聖メアリー教会、マートン・カレッジ、クライスト・チャーチなどを歩きながら外から眺める。途中、オックスフォードのオフィシャルショップに立ち寄って買い物タイム。記念にオックスフォードの名前とロゴが入ったエコバッグを£8(約1,200円)で購入。
クライスト・チャーチの前にある童話「不思議の国のアリス」の専門店、アリスショップの前で解散となり、フリータイム。のんびりとオックスフォードの街中を散策。この日、お祭りが行われていて、鮮やかな民族衣装を纏った老若男女が笛や太鼓に合わせて踊っている。それをカメラに収めようと観光客が立ち止まるので、お蔭で道路は大混雑。
今回の添乗員は、とても細かな気配りをしてくれる人。フリータイムのたびに必ず簡易な地図をツアー客全員に配布。ラインマーカーで集合場所や道順が示しているのがとても分かりやすい。ハワース、ボウネス、チェスター、ストラットフォード・アポン・エイボン、コッツウォルズでもそうだったが、事前に説明した上で地図を配布してくれるので、これまで迷うこともなく、誰1人集合時刻に遅れるようなことはない。人気添乗員だけあって、心配りには感心する。
11時30分駐車場に集合。バスで市内のレストランに移動して早めの昼食。
前菜は野菜サラダ。メインは、ビーフシチューにフライドポテトが入った煮込み料理。イギリスの一般的な家庭料理で、それなりに美味しい。デザートは、チョコレートがかかったシュークリーム。あまり甘くなく日本人好みの味。
昼食後、いよいよ今回のツアーの最終目的地、ロンドンに向かう。

ラドクリフカメラ
ラドクリフカメラ
マートン・カレッジ
マートン・カレッジ

歴史と伝統に彩られた街、ロンドン!

イギリスの首都ロンドンは、通常「グレーター・ロンドン(Greater London)」と呼ばれ(日本語では「大ロンドン」と訳される)、シティ・オブ・ロンドンとシティ・オブ・ウェストミンスターに、31のロンドン特別区(London boroughs)を加えた範囲を領域としている。その中でシティ・オブ・ロンドン(「シティ」と呼ばれる)がイギリスの経済の中心地。シティ・オブ・ウェストミンスター(「ウェストミンスター」と呼ばれる)がイギリスの政治の中心地である。
2時ウェストミンスター寺院の前でバスを下車。この辺りは、ウェストミンスター寺院、ウェストミンスター宮殿、聖マーガレット教会の3つが世界遺産に登録されている。黄金色のネオゴシック建築の建物がウェストミンスター宮殿。現在の国会議事堂。シンボルの時計塔がエリザベス・タワー、「ビッグベン」の愛称で呼ばれている。ビッグベンをバックに写真タイム。
ここで、今回のツアーではじめて現地ガイドが登場。EU圏では、海外の観光客のツアーには必ず現地ガイドをつける必要があるようだが、ここイギリスでは、ロンドン市内以外はそのような規制はなく、これまで現地ガイドがつくことはなかった。イギリス在住20年、女性の日本人ガイドが、合流するなり一番いい写真スポットに案内してくれた。

ウェストミンスター寺院
ウェストミンスター寺院
ビッグベン
ビッグベン

ルーブルに比べると物足りないナショナル・ギャラリー

再びバスに乗車してバッキンガム宮殿の近くで下車。明日の日曜日にロンドンマラソンが開催され、バッキンガム宮殿がゴール地点。すでに準備が始まり、周辺の通行が規制されていたので、少し離れた場所でバスを降りて徒歩で宮殿に向かう。
ご存じバッキンガム宮殿は、エリザベス女王のロンドンでの公式な住まい。屋上の旗が王室旗のときは女王が在宮している印で、英国旗のときは不在。今日は英国旗で不在のようだった。衛兵の交代式がロンドン名物のイベントであるが、残念ながらその時間は過ぎていて見ることができなかった。土曜日の午後ということもあり、多くの観光客が押し寄せて宮殿前はかなりの混雑。それにもめげずに宮殿をバックにポーズをとってカメラに収める。
バスの待機所まで戻って、ナショナル・ギャラリーがあるピカデリーサーカスに向かう。因みに、「サーカス」とは、中心部の交差点の意味。
西洋絵画のコレクションとしては、世界最高ランクの評価を受けているナショナル・ギャラリー。パリのルーブル美術館が王室のコレクションがもとになっているのに対して、ナショナル・ギャラリーは、イギリス政府が国民のために購入した絵画が起源。主な所蔵作品は、レオナルドダヴィンチ「岩窟の聖母」、ミケランジェロ「キリストの埋葬」、フェルメール「ヴァ―ジナルの前に立つ女」、ゴッホ「ひまわり」など。
現地ガイドの案内で、ゴッホ、タナー、ルノワール、セザンヌなどの印象派の作品を中心に鑑賞するが、パリのルーブルやオルセーに比べると、質・量ともに物足りなく感じる。
絵画鑑賞後、シティのレストランで夕食。前菜はサーモンのスープ。珍しいひと品であっさりとした魚介味でまずまずの美味しさ。メインは、イギリス名物のフィッシュ・アンド・チップス。魚のフライと大量のフライドポテト。魚はタラで淡白な味なので、酢をかけて食べるのがこちらの流儀。しかし口に合わない人もいるので、テーブルに塩、コショウ、ケッチャプなどの香辛料が用意されていた。とびっきり美味しいというわけではないが、それなりに食べられる。ただし量が多すぎて、最後には飽きてしまう。デザートはアイスクリーム。口直しにピッタリだった。

バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿
ナショナル・ギャラリー
ナショナル・ギャラリー

夕食後、バスでホテルに向かう。宿泊するホテルは、ケンジントンにあるヒルトンホテル。このツアーのキャッチコピーは「ヒルトンホテルに2連泊!」。地下鉄の駅のすぐそばで利便性が高く、部屋の広さも設備もまずまずの豪華さ。
ツアー5日目となると、さすがに疲れがピーク。シャワーを浴びて早々に就寝。

6日目 添乗員とロンドン東側を散策!

7時前に起床し、レストランで朝食。このホテルのメニューもとりきめているかのようにこれまでのホテルとほぼ同じ。食べすぎないようにパンとコーヒーなどで軽めに済ます。
9時15分ホテルを出発してバスで大英博物館に向かう。

大英博物館3大秘宝を観賞!

ご存じ大英博物館は、世界最大級のコレクションを所蔵する博物館。大英帝国時代、世界中の国から搾取した宝物が展示されている。博物館裏の駐車場でバスを降り、団体専用入口から入る前に表玄関に回って記念撮影。
入場料は無料。ただし、館内の案内図は、£3(約440円)を寄付しなければならない。日曜日のためか、開館前から多くの観光客が押し寄せ、すでに混雑状態。現地ガイドの抜け目ない案内で、人が少ない2階から見始める。大英博物館の3大秘宝は、「ロゼッタ・ストーン」「ミイラ」「パルテノン神殿の彫刻群」。1時間ほどでこの3つを軽くクリア。あとはフリータイムで自由に見学。どの収蔵品を見ても、すべて外国のもの。この博物館は、イギリスの略奪の歴史を物語っているような気がする。

大英博物館
大英博物館
ロゼッタ・ストーン
ロゼッタ・ストーン

コヴェント・ガーデンで路上パフォーマンスを楽しむ!

博物館見学のあと、バスでコヴェント・ガーデンに移動。17世紀まで壁に囲まれた広いコヴェント(修道院)があったことが名前の由来。その後、開放的な広場に造り替えられ、花や野菜、果物のマーケットとして賑わうようになったという。コヴェント・ガーデンといえば、オードリー・ヘプバーン主演のミュージカル「マイ・フェア・レディ」の舞台となったことでも有名。現存する建物は、1830年代に建てられたもので、レストランやカフェ、人気のショップが軒を並べるショッピングセンターとして、多くの市民に利用されている。マーケットの広場では、大道芸人たちが路上でパフォーマンスを披露。しばし買い物客を楽しませてくれる。
短いフリータイムのあとは、徒歩で中華街に移動。ロンドンマラソンの道路規制のため、バスよりも歩く方が早い。中華街のレストランで昼食。玉子スープ、炒飯、チンゲン菜、麻婆豆腐、酢豚、イカのフライ、鶏肉の炒め物など、食べきれない量の料理が出される。いずれも中華料理にしてはさっぱりしていて美味しくいただく。久しぶりにご飯を食べられただけで満足した感じ。

コヴェント・ガーデン
コヴェント・ガーデン
中華街
中華街

テムズ川クルーズをのんびりと堪能!

昼食後、中華街からピカデリーサーカスまで歩いて、ここでいったん解散してフリータイム。
当初の案内では、このフリータイムに「ウィンザー城観光」のオプショナルツアーが設定されていた。しかし城に入場できなくなったために「ハンプトン・コート宮殿観光」に変更。最終的に申込者が少なく、オプショナルツアーそのものが不成立。実は、このツアー、オプショナルツアーと自由行動のほかに、もう1つ「添乗員と行く! ロンドン東側散策」という選択肢が用意されていた。自由行動が不慣れな人のためにという企画のようだが、特に行きたいところもなかった私たちも参加することにした。地下鉄でロンドン塔、タワーブリッジを回り、テムズ川のクルーズ船に乗り、地下鉄でもピカデリーサーカスまで戻ってくる行程。数組が自由行動に出かけただけで、20人近い人たちを引き連れて、いざ出発!
まずピカデリーサーカスの駅で1日乗車券を購入。窓口がなく券売機で購入するほかはなく、しかもお釣りが出ない。やむを得ずクレジットカードで購入。1枚£12.3(約1,820円)で結構な値段。パリでは、料金均一の回数券が使えたが、ここではそのような便利なものはないようだ。

ピカデリーサーカス
ピカデリーサーカス
ロンドン塔
ロンドン塔

地下鉄を乗り継いでタワーヒル駅で下車。ロンドン塔の最寄駅であるが、幹線道路がロンドンマラソンのコースにあたり、まだ競技の開催中で横断できず、迂回して歩道橋で渡り、ようやくロンドン塔に辿り着く。何もなければ5分もかからない近さだが、迂回したのと多くの人出で混雑していたので15分もかかる。
11世紀にウィリアム1世がテムズ川の岸辺に要塞として築き、以後はロンドンと王室の歴史の舞台となったロンドン塔。長い歴史の間には、要塞、宮殿のほか、造幣所、監獄や処刑場としても使用され、塔という呼び名でありながら宮殿にして要塞。「ホワイト・タワー」とも呼ばれている。中には入らず外から記念撮影。
ロンドン塔からテムズ川クルーズ船の乗場まで徒歩で移動。目の前にタワーブリッジが聳える。
タワーブリッジは、ロンドンの町の顔ともいえる「跳ね橋」。今なお橋桁を1日数回稼働させている。ゴシックをアレンジした英国の伝統的スタイルの建築物で、写真のバックに最適。
ここからビックベンまで40分のクルーズを楽しむ。クルーズの料金(£13)が地下鉄の1日乗車券を見せると、約半額の£6.83(約1,000円)に割引。思わずニンマリする。きれいな川を想像していたが、川の水は茶色く濁り、情緒も何もない普通の川。ロンドン・ブリッジ、プレミアム・ブリッジ、ウォータールー・ブリッジなど、ロンドンでも有名な橋の下をのんびりと進み、ビッグベンで下船。乗場の目の前が「コカ・コーラ・ロンドン・アイ」。高さ135mのヨーロッパ最大の観覧車。乗ってみようと思っても、すでに長蛇の列。現地ガイドによると、1時間以上待つのが普通のようだ。ウォーター・ルー駅から地下鉄に乗り、ピカデリーサーカスに戻る。
集合時刻まで時間があったので、英国王室ご用達の紅茶ショップに行ってみたが、高いばかりでこれといったものがなく、結局何も買わずに、カフェに入ってひと休。

テムズ川クルーズ船
テムズ川クルーズ船
ビッグベンを眺める
ビッグベンを眺める

全員が揃ったところで、バスでレストランに移動して夕食。前菜はマスタードのドレッシングがかかった野菜サラダ。メインはコテージパイ。パイ生地に肉入りのマッシュポテトをかけたものであるが、食べた感じでは、ほとんどポテト。不味くはないが、ことさら美味しいといえない。デザートは、ストロベリーのアイスクリーム。こちらは好評。
夕食後、バスでホテルに戻る。9時前には部屋で寛ぐことができた。明日はいよいよ最終日。

7・8日目 ケンジントン・ガーデンを散策!

イギリス最終日は、観光の予定がなく、12時15分にホテルを出発するまでフリータイム。
ホテルのレストランで朝食を摂ったあと、ホテルの周辺を散歩にでかける。

ダイアナ・ガーデンを発見!

歩いて10分でケンジントン・ガーデン。元英国王室の庭園。西側に故ダイアナ妃がチャールズ皇太子と暮らしていたというケンジントン宮殿。宮殿の前にダイアナ妃の名前がつけられた庭園が整備されていて、きれいな花を咲かせていた。南側には、ヴィクトリア女王の夫、アルバート公の大きな記念碑が建っていた。ケンジントン・ガーデンの東側にあるハイド・パークまで足を伸ばす。境界がサーペンタイン湖と呼ばれる池があり、外周道路は散歩やジョギングのコースになっている。
2時間ぐらいのんびり歩き、帰りにスーパーに立ち寄って昼食用のサンドイッチを購入。ホテルに戻って早めの昼食を摂ったあと、バスで空港に向かう。

ケンジントン・ガーデン
ケンジントン・ガーデン
ダイアナ・ガーデン
ダイアナ・ガーデン

40分ほどでヒースロー空港に到着。ストラットフォード・アポン・エイボンで買った帽子が£30を超え、免税の対象になっていたので、チェックインの前に免税の手続きを行う。並んでいる人もなく、数分で完了。チェックインには20分程度待たされたが、思いのほか早く済ませることができた。
セキュリティ検査の前に搭乗券をスキャンさせるだけで自動的にゲートが開き、そのまま通り抜けられて終わり。何と出国審査が省略されているのだ。入国は厳しく審査するが、出国には手間をかけずに勝手に出ていけというのがイギリス流らしい。
免税店でお土産用のショートブレッドとロンドン市警のクマのぬいぐるみを買って、残っていたポンドを使い果たす。搭乗口からバスに揺られて10分。ようやく飛行機まで辿り着き、機内に乗り込む。
飛行機は、定刻の15:45ヒースローを離陸し、一路成田に向かう。成田空港には、予定よりも15分早い11時に着陸。入国審査も税関も混雑はなくスムーズに通過。
12:02発のスカイライナーに乗車できたので、1時すぎに所沢の自宅に戻ることができた。福岡や伊丹から来ている人たちはまだ成田で国内線を待っている時間帯かもしれない。

ケンジントン宮殿
ケンジントン宮殿
アルバート公の記念碑
アルバート公の記念碑

今回のイギリス旅行の感想

(1)イギリスは食事が不味いという定説はどこへやら、食事はいずれもとても美味しかった。H社の添乗員が今回のツアーは、他社のどのツアーにも負けない美味しい食事を用意していると豪語しただけのことはあった。あまり期待していなかっただけに評価が高い。
(2)本当によく気がつく素晴らしい添乗員だった。さすがH社の人気添乗員だと感心。フリータイムのたびに手づくりの地図を1人ひとりに配布し、ラインマーカーで集合場所や道順の印をつける気の配りようには頭が下がる。昨年の北欧旅行のC社の添乗員とは雲泥の差だった。
(3)イギリスの田舎が最高。コッツウォルズ地方のバイブリーやボートン・オン・ザ・ウォーター、北ウェルズのコンウィなど、あまり日本人には知られていない隠れた田舎町を訪れることができたのが印象深く、とても良かった。

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