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ストックホルム(スウェーデン)
ストックホルム(スウェーデン)

ビザ(査証)は不要なの?

ビザ(査証)とは、各国が渡航者である外国人の所有するパスポートが有効であり、かつ入国することを許可した証書のことです。この許可基準は、国によって異なり、渡航者の国によってビザが免除される場合もあります。
日本のパスポートは信用度が高く、多くの国々で一定期間の観光であれば、パスポートだけで渡航ができ、ビザが不要になります。

観光ビザが必要な国は?

観光ビザが必要な国としては、ロシア、カンボジア、ミャンマー、ブータン、インド、スリランカ、ブラジル、オマーン、ヨルダン、サウジアラビア、エチオピアなどが挙げられます。
渡航に際して、事前にビザが必要かどうかを確認し、必要な場合は、日本にある該当国の大使館や領事館に申請して発給してもらう必要があります。さらに、ビザが必要な場合、併せてビザ取得に必要なパスポート有効期間が残存していなければなりません。なお、各国の政治事情により変更される場合がありますので、事前に最新情報を入手するようにしてください。
因みに、ビザを現地で取得できる国もあります。しかし、発給するまで長時間待たされたり、最悪の場合、発給されない可能性もありますから、できる限り日本での事前取得をおすすめします。

ビザ(査証)

パスポートランキング - ビザなし渡航できる国の数

カナダのある金融会社が、国連に加盟する193ヵ国に、台湾や香港などの6地域を加え、合計199ヵ国を対象に、ビザなしか、事前の手続きなしで入れる国の数をパスポートごとに集計し、パスポートの「強さ」をまとめたランキングを発表しました。
それによると、1位はアメリカとイギリス。147ヵ国に渡航可能で、世界の70%の国に自在に入国できるパスポート力です。因みに、日本は143ヵ国で、デンマークやシンガポールなどと並ぶ8位。

  • 1位(147ヵ国):アメリカ、イギリス
  • 3位(145ヵ国):韓国、ドイツ、フランス
  • 6位(144ヵ国):スウェーデン、イタリア
  • 8位(143ヵ国):デンマーク、ルクセンブルク、オランダ、シンガポール、日本、フィンランド
  • 14位(142ヵ国):スイス
  • 15位(141ヵ国):ノルウェー、ポルトガル、スペイン、アイルランド、ベルギー

アメリカに渡航する場合はESTAが必要

アメリカに短期商用・観光等の90日以内の滞在目的で渡航する場合は、ビザ(査証)は免除されていますが、代わりに「ESTA(Electronic System for Travel Authorization)」と呼ばれる電子渡航認証システムを申請し、渡航認証を受けなければなりません。これは、渡航者の情報を渡航前にインターネットで収集し、保安上のリスクをもたらさないかをチェックするためのものです。事前にESTAの認証を取得していない場合、航空機等への搭乗や入国を拒否されますので、注意してください。なお、アメリカを経由して他国へ行く場合も同様に申請が必要です。

アメリカ

ESTAの申請方法

ESTAの申請は、米国大使館の公式ホームページより、日本語で行うことができます。 入力フォームに名前・生年月日・性別、パスポート番号などの情報を英語(ローマ字)で入力し、いくつかの質問に回答します。申請から承認まで最大72時間程度かかりますので、余裕をもって申請するようにしてください。
一度ESTAの認証を受けると2年間有効です。ただし、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になりますので、注意してください。
なお、アメリカ政府は、無許可の第三者が模倣ウェブサイトを立ち上げ、情報提供料や申請手数料をとっていることについて、注意を喚起しています。特に最近は、申請手数料に関する警告や手数料を請求する内容のメールが無作為に送信されているようですので、注意が必要です。

ESTAの申請手数料

ESTAを申請する際、1人当たり14米ドルの手数料がかかります。手数料の支払いは、クレジットカードで行い、支払い可能なクレジットカードは、MasterCard、 VISA、American Express、Discover(JCBを含む)です。
なお、旅行会社やESTA代理申請サイトで、代理申請をしてくれますが、代行手数料をとられることもあります。それほど難しくないので、ご自身で公式サイトから申請することをおすすめします。

オーストラリアに渡航する場合はETAS が必要

アメリカと同様、オーストラリアに短期観光目的で渡航する場合も、「ETAS(イータス)」と呼ばれる電子渡航許可が必要です。ETASとは、「Electronic Travel Authority System」の略で、3ヶ月までの短期観光と短期商用公用目的のためのビザです。最後のSを取って「ETA」(イーティーエー)と呼ぶこともあります。
渡航者は、氏名、生年月日、パスポート番号などの情報をオーストラリア政府のホストコンピューターに送信し、問題がなければ登録され、申請者に通知されます。
ETASの有効期間は、ETAS許可日から12か月あるいはパスポートの有効期限満了日まで(有効期限が1年未満のパスポートで申請した場合)のどちらか短い方です。
この間、複数回渡航することができます。1回の訪問で最長3か月まで滞在可能です。

オーストラリア

ETASの申請方法

ETASの申請は、個人で公式サイトからオンラインで申請するか、または旅行代理店もしくは航空会社を通じて申請を代理してもらうか、いずれかの方法により申請しなければなりません。なお、公式サイトからは日本語で申請できます。

ETASの申請手数料

オンライン申請には、システム利用手数料として20オーストラリアドルが必要です。システム利用手数料は、クレジットカードでの支払いになります。

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