ドルやユーロであれば、どこの空港の両替所でも取り扱っていますが、中には日本で両替できない通貨があります。例えば、クロアチアの「クーナ」やボスニア・ヘルツェゴヴィナの「マルカ」など。これらに両替する場合、現地でするほかありません。
現地で両替する場合、銀行が換算レート的にお得なことが多いです。ただし、銀行によって換算レートが異なることもありますので、現地ガイドなどから情報を収集しておくと良いでしょう。
街の両替所やホテルの場合は、換算レートが良くても、手数料を高く取られるために、返って高くつくことがありますので、注意が必要です。
銀行や街の両替所で両替するときの注意事項をまとめました。
手持ちの日本円が不足する場合などは、クレジットカードでキャッシングすることで外貨を手に入れることもできます。海外のATMで提携決済サービスの受けられるクレジットカードであれば、ATMにカードを差し込み、暗証番号を入力するだけで外貨を引き出すことができます。換算レートは買い物をしたときと同じですが、キャッシングなので、返済までの金利が加算されますので、注意してください。
また、同じようにクレジットカードで外貨を手にする方法として、「キャッシュバック」と呼ばれるものがあります。
例えば、30ドルの商品をクレジットカードで購入する場合、50ドルの支払いをカードで行い、差額の20ドルを現金で受け取るというものです。カード大国アメリカではよく使われている方法です。
1,000円札を多めに持って行くことをお勧めします。
現地通貨がなくなったので、現地で両替する場合、例えば、10,000円をユーロに両替しようとした場合、日本の空港の両替所のように、少額紙幣を指定しても、思うように替えてくれません。そのときに便利なのが1,000円札。少額を両替すれば、当然少額紙幣になりますから。
数は少ないですが、海外でも日本円が使えるお店があります。日本人が経営するお店などでは、使えることが多いです。このようなお店では、前もって両替しておかなくても、日本円で支払うことができます。お釣りが発生する場合は、通常は現地の通貨で戻ってきます。現地通貨を十分に持っているときやこれ以上増やしたくない場合は、お釣りが少なくなるような金額で支払えば良いわけです。このときも1,000円札があれば便利です。なお、日本円が使えると言っても、紙幣に限られ、硬貨は使えないのが一般的です。
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