帰国の準備

現地の空港・機内で

日本の空港で

帰国してから

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カッパドキア(トルコ)
カッパドキア(トルコ)

現地の空港・機内で

帰国する当日の空港での出国手続きや機内での過ごし方を紹介します。基本的には、日本を出国したときと同じ手順になります。

チェックイン(搭乗手続き)

JAL便やANA便を利用する場合は、発着便が少ないので、おそらくカウンターでチェックインをすることになると思われます。海外の航空会社を利用する場合、例えば、ルフトハンザ便でフランクフルトから搭乗するときなどは、発着便が多いので、カウンターに並ぶよりも自動チェックイン機を使った方が早く済みます。自動チェックイン機の操作方法は、日本の空港とほぼ同じで、はじめに言語として日本語を選択すれば、それ程難しいことではありません。操作が分からなければ、日本語が話せる現地ガイドが手助けをしてくれます。
チェックインが完了し、搭乗券が発券されたら、次はスーツケースを預けます。これもカウンターではなく、自動荷物預け機でしなければならないこともありますが、自動チェックイン機と操作は同じです。手続きが完了すると、スーツケースに取り付けるタグと控えのタグが発行されます。自分でタグをスーツケースに取り付けてコンベヤーに流せばOK。

チェックイン

「Tax Free」の免税手続きを行う場合

「Tax Free」の免税手続き(「帰国の準備」で詳しく紹介していますので、参照してください)を行う場合、購入品をスーツケースに入れなければならないときは、チェックインしたあと、スーツケースを預けずに、税関窓口に行って手続きをします。免税書類にスタンプをもらったら、購入品をスーツケースに入れ、委託荷物カウンターに行ってスーツケースを預けます。
購入品を手荷物として機内に持ち込める場合は、スーツケースを預けたあと、税関窓口に行って手続きをします。どちらの手順がとられるのかは、国によって異なりますので、事前に確認するように。

保安検査・出国審査

保安検査は、テロ対策のため海外の方が日本よりも厳しくなり、検査機もより高性能なものが導入されています。例えば、金属探知機。日本ではゲートを潜るものですが、アメリカをはじめ欧州各国では、1人ずつ透明のボックスの中に入り、両手を挙げた状態で、探知センサーを1周させて検査するというもの。ゲート式よりも時間がかかるため、よく渋滞が起きています。
出国審査は、特に問題なく通過できます。ヨーロッパEU圏では、最後に出国する国で審査を受けます。

ショッピング

余った時間でショッピングを!

出国手続きを済ますと、あとは飛行機に搭乗するだけ。往路でも注意しましたが、まず搭乗券に記載された番号の搭乗ゲートの場所を確認しましょう。搭乗時刻は、通常は出発30分前ですが、海外ではこれよりも早い時刻を指定されることがありますので、何時に集合しなければならないのかを搭乗券で確認するようにしましょう(海外では、搭乗ゲートで保安検査を実施する国もあり、この場合は搭乗時刻が通常よりも早く設定されています)。
搭乗までの時間は、免税店でショッピングを楽しみましょう。帰国した日本の空港では、免税店を利用することができませんので、これが最後のチャンスになります。
離陸後2時間ぐらいで機内食が出されますが、それまで空腹が耐えられない人は、軽食などを摂るのも良いでしょう。何をするにしても、搭乗時刻にはくれぐれも遅れないように。

フクロウ博士

《あるOLの失敗談》
格安ツアーで香港にショッピングで出かけた若いOL2人組。帰りの空港でショッピングに夢中になって搭乗時刻に遅れてしまいました。搭乗ゲートに行くと、すでにシャッターが閉められており、飛行機に乗せてもらえませんでした。場内放送もなく、時間がきたらゲートのシャッターを閉めるとは、普通では考えられないですが、格安航空(LCC)では、よくあるそうです。航空券の変更もきかず、結局、新たに航空券を手配して、その日のうちに日本に帰ることはできたのですが、支払った片道の航空運賃は、2泊3日のツアー料金以上にかかったそうです。
彼女たちには、少しぐらい遅れても大丈夫だという油断があったのでしょうが、結果的に大きな代償を払うことになりますので、搭乗時刻に遅れないようにしましょう。

旅の最後を楽しもう!

飛行機に乗ってしまえば、あとは日本に着くのを待つばかりです。着いてしまうと、いつもの日常が待ち構えています。フライトも旅のうち、旅の最後を楽しみましょう。
疲れきっている人は、ひたすら眠るのもよし。往きで見たい映画を逃した人は映画を思う存分見るものよし。ゲームをしたい人は好きなゲームを楽しむのもよし。人それぞれに旅の最後を楽しみ、よき旅の思い出にしてください。

SKY

「税関申告書」は機内で書いておこう

客室乗務員より「税関申告書」が配布されますので、機内で必要事項を記入しておきましょう。税関申告書は、申告の有無にかかわらず、1家族もしくは1グループ1枚提出すればよく、1人1枚書く必要はありません。申告する必要がない場合は、記入はそれ程難しくはありませんが、参考までに、税関申告書の記入例を用意しましたので、ご参照ください。

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