ziGPIB2550 分室


エラー・フラグ の引数を含むグループ


プロシージャに 参照渡し(Integer型)の引数 を含む グループ

特徴
コールした元のプロシージャに 本器(ziGPIB2550ボード) のエラーを知らせる機能を持つグループです。
参照渡しの引数 (Integer型) に dll 側で値を代入する事でコールした元のプロシージャにエラーを伝えます。
参照渡しの引数の値 (エラー番号) が 0 の時は正常終了です。

参照渡しの引数の値 ( エラー番号) が 0以外はエラーが発生して処理が途中で中断しています。

エラー番号 と エラー内容
261: 期待値が得られない
260: タイムアウト
259: EEPROM 読込みでエラー
258: 文字数上限越え
257: USB→PC 通信エラー
256: PC→USB 通信エラー
255以下は ビット0〜ビット3 と ビット4〜ビット7 で意味が異なります。


ビット0〜ビット3 = 0001: 送信モードに切り替わってから、NRFD = 0 & NDAC = 0 の状態が続いた時。


ビット0〜ビット3 = 0010: 送信モードで、データ出力後、NRFD = 0 の状況が続いた時。


ビット0〜ビット3 = 0011: 送信モードで、DAV = 0 を出力した後、NDAC = 0 の状況が続いた時。


ビット0〜ビット3 = 0110: 受信モードで、NRFD = 0 を出力した後、DAV = 1 の状況が続いた時。


ビット0〜ビット3 = 0111: 受信モードで、NDAC = 1 を出力した後、DAV = 0 の状況が続いた時。


ビット4〜ビット7 : 何番目のデータでエラーが発生したかが分かります。ビット全てが 1 の時は15番目以上でエラー発生。


例1: 00110010 = 3番目のデータ送信時、データ出力後、NRFD = 0 の状況が続いてエラー発生。


例2: 11110110 = 15番目以上のデータ受信時、NRFD = 0 を出力後、DAV = 1 の状況が続いてエラー発生。