ziGPIB2550 分室

GPIBモニタ


測定器 と GPIBコントローラ の通信内容をモニタするソフト(GMon.exe)

● ハードの接続
GPIBコントローラ(本器を制御するPC以外のコントローラ) と 測定器 を接続している GPIB に、本器も接続します。


● モニタ 開始 と 停止
本ソフト(GMon.exe) を起動し、メニュー ファイル > Run でモニタを開始します。
モニタ終了は、メニュー ファイル > Stop で止まります。
モニタ結果は、ノーマル表示 と 詳細表示 の 2種類があります。

● モニタの結果表示
ノーマル表示の例

詳細表示の例

● 条件、制約
本器は、GPIB上ではスレーブ装置として動作します。
GPIBのハンドシェーク (DAC, NRFD, NDAC) に対応したデータ取得タイミングの状態を記録します。
本器のGPIBの応答スピードが接続装置の中で一番遅い場合、モニタするGPIB のデータスピードは、本器で決まってしまいます。
DACピン、NRFDピン、NDACピンの状態は記録していません。
通常はリスナーとして動作していますが、本器のアドレスに対してトーカーの指示が出た時、モニタ画面右側にあるテキストを1行送信します。
本器がトーカーになりたくない場合、EEPROM の モニタアドレス値を 255 に設定してください。(EEPROM モニタアドレスの初期値は 5 です)
本器の NRFDピン と NDACピン が Low の時の流し込める電流上限 (PICマイコンの絶対定格) の制約で測定器の接続台数が決まります。

● 既知の問題
今のところ無。