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九星気学とは 気学とは・・・

気学とは、人間がこの世に生まれ、はじめて大気に触れた年・月を基本として占う学問です。
私たちが住んでいる世界には、目に見えないエネルギーが満ちています。
気学では、その目には見えないエネルギーが人々に様々な影響を与えると考えます。
「なんかついてるな…」、「最近調子悪いな…」、という日常の出来事もただの偶然ではなく、
エネルギーの循環によるバイオリズムや、過去に訪れた吉方位・凶方位による作用であると考えるのです。

エネルギーは、一定の法則にしたがって循環しています。
気学では、このエネルギーの循環をベースにあらゆる事象を占っていくのですが、
その基本となるのが、九星と呼ばれる九種類のエネルギーの働きです。

九種類のエネルギーはそれぞれ、
一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星と名づけられています。

この九種類のエネルギーは、ある法則性にのっとって循環しています。
大事なのは、どのエネルギーがどの方位に入るのかということです。
気学では、北、東北、東、東南、南、西南、西、西北の八方位を基本としています。
九星で八方位なので1つあまりますが、そのあまった星は中央に位置します。

なぜ方位が人間に影響を与えるのか なぜ方位が人間に影響を与えるのか・・・

わたしたちはこの世に生まれたときに、初めて大気に触れるわけですが
この世に生まれて呼吸をし始めた瞬間から
性格や運命に大きな影響を与えられ、それぞれの一生を歩むと言われます。

わたちたちが生まれた瞬間の年、月、日のエネルギーが重要になるのですが、
最初に触れたエネルギーは、その年の中央に位置していた九星となり
その九星は、一生を通じてわたしたちにとても強く影響を及ぼします。
それが、俗に言う「本命星」にあたります。
※参考までに・・・
月も日も九星の影響を受けていて、月の九星を「月命星」、日の九星を「日命星」と呼びますが、
方位学は年の九星「本命星」をベースに方位を見ていきます。

わたしたちそれぞれが持つエネルギーと、各方位に循環しているエネルギーには
それぞれ相性があります。
わたしたちにとってプラスになるエネルギーと、マイナスになるエネルギー。

私たちは生まれてからこれまでに、たくさんの場所に移動しています。
家から出ない日は別ですが、移動をしない日はないと言っても過言ではありません。
通勤、通学、出張、旅行などで常に移動しているわたしたちは、
知らないうちにいろんなエネルギーを吸い込んでいるのです。
自分にとってプラスのエネルギーばかりを吸い込んできた・・・なんて人は
おそらく世の中にはいないでしょう。
知らずにマイナスのエネルギーも吸い込んでいるのが普通で、
身体の中にはプラスとマイナスのエネルギーがごちゃまぜになって滞留しているのです。

さて、マイナスのエネルギーがプラスのエネルギーよりも溜まってしまった場合
私たちの身体は、うまく気が流れなくなってしまいます。

私たちの運気が滞ったりするのは、実はこの気の停滞が原因なのです。
積もり積もったマイナスエネルギーのせいで、
どうにもやる気が出なかったり、無気力になってしまったり・・・。
そこから抜け出す術を知らなければ、ずっと運気が停滞したままになるかもしれません。

では、停滞した運気を払拭して、スムーズに気を流すにはどうしたら良いのでしょうか?

それには、自分にプラスの作用をする気を、体内に取り入れていけば良いのです。
そうすることで、滞った気は動き始め、活性化していきます。
停滞した気をもみほぐしてスムーズに流れるようにすれば、運は良くなっていくのです。

方位学は、大気中のエネルギーの循環を調べ、自分にプラスになるエネルギーの場所に行き
積極的に開運していこうというものです。
方位学の極意は、良い方位に行き、悪い方位を避けるということに尽きます。

良い方位とは 良い方位とは・・・

九星はそれぞれ、「五行」と呼ばれる木・火・土・金・水のどれかに属しています。
一白水星は水、二黒土星は土、三碧木星は木・・・というように。
五行の気には、それぞれ相性があります。

木生火(木は燃えて火となる)
火生土(火は燃えて灰となって土にかえる)
土生金(土の中から金属が生まれる)
金生水(金属のまわりに水滴がつく)
水生木(水は木を育てる)
五行相生図

隣り合う五行と、同じ五行同士のものは
エネルギーの流れがスムーズで
お互いに良い影響を与え合うことから、大吉の相性になります。
五行の流れが分かると、九星にも相性があることが分かります。
次の図を参考にしてみてください。

 九星相生図

あなたにとって良い方位=大吉方位とは、
自分の九星と相性の良い星が入っている方位のことを指すのです。

九星相性早見表 九星相性早見表・・・

各九星の相性の良い星は、次のようになります。

一白水星 三碧木星、四緑木星、六白金星、七赤金星
二黒土星 六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星
三碧木星 一白水星、四緑木星、九紫火星
四緑木星 一白水星、三碧木星、九紫火星
五黄土星 二黒土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星
六白金星 一白水星、二黒土星、七赤金星、八白土星
七赤金星 一白水星、二黒土星、六白金星、七赤金星
八白土星 二黒土星、六白金星、七赤金星、九紫火星
九紫火星 二黒土星、三碧木星、四緑木星、八白土星

※五黄土星に関して
五黄土星は、方位として用いる場合はどなたにとっても凶方位となります。
使えませんのでご注意ください。

凶方位について 凶方位について・・・

自分と相性の良い星が分かったところで、凶方位についての説明です。
かなり専門的な言葉と漢字ばかりでちょっと・・・と思うかもしれませんが、
知っておいて損はありませんので・・・。

相性の良い星が入っている=大吉方位とは限らないのが、方位学の奥深いところです。
次にあげる方位は、凶方位となりますので注意が必要です。
自分にとって吉方位でも、凶方位と重なってしまうという場合、その方位への旅行は避けたほうが無難です。

五黄殺 方位盤で五黄土星が入っている方位で、万人にとって凶方位になります。五黄土星には、すべてを腐敗させる働きがあり、五黄殺方位へ行くとすべてのエネルギーが衰退します。いくら行動しても思うように行かず、自滅へと追い込まれてしまいます。身体的にも精神的にも悪影響があるでしょう。
暗剣殺 五黄殺方位の反対に位置する方位を暗剣殺と言い、万人にとって凶方位となります。暗剣殺は、呼んで字のごとく暗闇から剣で切られるかのように、外部からの突発的な災難を招きます。自分では防ぎようがないトラブルや事故に巻き込まれるので注意が必要です。
本命殺 自分の本命星が入っている方位で、主に自らの原因によって失敗に陥ります。
本命的殺 自分の本命星が入っている反対側の方位で、他からの間違った情報や、自らの勘違いなどで失敗に陥ります。
歳破 年の方位盤において、その年の十二支が入る方位の反対側の方位で、万人にとって凶方位となります。なにごとも破れるという意味があり、取引、縁談、約束などすべてが破棄・解消されたりします。
月破 月に方位盤において、その月の十二支が入る方位の反対側の方位で、万人にとって凶方位となります。歳破と同じように、なにごとも破れることになります。
定位対沖

四緑木星が中央にくる年月の北方位と、六白金星が中央にくる年月の南方位。南は九紫火星の定位で、北は一白水星の定位ですが、四緑木星の年月には北に九紫火星が入り、六白金星の年月には南に一白水星が入ります。火と水はお互いに反発しあう強烈な作用があるため、これらの方位は凶方位となります。