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  占星術コラム「4つのエレメント」 4つのエレメント

12星座は、それぞれ火、地、風、水の4つのエレメントに分類されます。
この4つのエレメントは、各星座が行動を起こす際の動機となるものを象徴しています。

1つ目のエレメントは「火」で、おひつじ座、しし座、いて座がこのグループに入ります。
火は、生命力や純粋なエネルギーを象徴し、行動しようとする意志をあらわします。
火のエレメントの根本には、純粋な表現や行動をしたいという欲求があります。
自分を表現し、行動しようとする力は、他のどのエレメントにも勝るでしょう。

火の特徴としては、とてもエネルギッシュでクリエイティブ。
冒険心が強く勇気があります。
一方で、興奮しやすく衝動的。ちょっと出しゃばりの傾向があったり向こう見ずに行動を起こしたりすることも。

2つ目のエレメントは「地」で、おうし座、おとめ座、やぎ座がこのグループに入ります。
地は、実際に目で見られる、手で触れられる形あるものを象徴し、物質世界を扱う能力をあらわします。
地のエレメントの根本には、目に見える何かを形づくりたいという欲求があります。
何かを達成したり、実用的に利用することにかけては、他のどのエレメントにも勝るでしょう。

地の特徴としては、堅実で保守的。
計画性があり、その計画をもとに地道に努力します。
一方で、変化を恐れるあまりマンネリに陥ったり、いちど手に入れたものに対して過度に執着してしまう傾向も。

3つ目のエレメントは「風」で、ふたご座、てんびん座、みずがめ座がこのグループに入ります。
風は、論理的に考える頭脳を象徴し、学習したりコミュニケートする力をあらわします。
風のエレメントの根本には、つねに客観的な視点でものごとを観察したいという欲求があります。
渦中にあっても冷静で客観的な見通しをたてることにかけては、他のどのエレメントにも勝るでしょう。

風の特徴としては、社交的で話好き。
アイディアにあふれていてとても器用。情報処理能力も高いでしょう。
一方で、気まぐれで変化ばかりを求めたり、考えるばかりで行動が伴わない傾向も。

4つ目のエレメントは「水」で、かに座、さそり座、うお座がこのグループに入ります。
水は、浄化や癒しを与えるエネルギーを象徴し、感情や感受性をあらわします。
水のエレメントの根本には、愛することや愛されることを通して、感情的に誰かと結びつきたいという欲求があります。
他人への思いやりや、共感する能力にかけては、他のどのエレメントにも勝るでしょう。

水の特徴としては、同情的で犠牲的精神にあふれています。
癒しの能力や愛をこめて育てる能力もあります。
一方で、感受性が強すぎて傷つきやすく、ときに混乱したり悲観的になったりすることも。
依存傾向も強いでしょう。

以上、4つのエレメントを見てきましたが、いかがだったでしょうか?
ご自分の太陽星座で当てはめてみると、納得する部分もあるのではないかしら。

太陽は、個人のアイデンティティの象徴。
その星座がどのエレメントに属しているかで、あなたの基本的欲求が見えてくるのです。

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