測定器のプロッタ出力ボタンを押すと、下の画面のように、モニタ が 5行で止まってしまうケースがあります。 |
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左画面は、8562E(スペアナ) と 本器 を GPIB 接続し、
スペアナからプロッタ出力ボタンを押した時のモニタが面です。
スペアナのGPIBアドレスは 6 です。 (8562Eの操作でアドレスが確認できます。)
本器のGPIBアドレスは 5 です。
(GPIBに8562Eと本器のみ接続されているので、残りのアドレス5が本器になります。)
画面を分析すると、
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2行目〜4行目で、分かる事は、
トーカ=5 になので、スペアナ自身が GPIBのコントローラです。
本器(アドレス5) はデータを受信するように GPIBコントローラ(スペアナ)が宣言しています。
GPIB通信の最初なので、念を入れて同じ宣言を 2回行っています。
そして、スペアナがアスキーキャラクタ "O" と "P" とアスキーコード0x0A(LF) を送信した事が分かります。
5行目は、今度は逆に、本器が送信する事を要求しています。
本器がデータを送信しないと、スペアナは次に進んでくれない状況です。
"OP" は、 HPGLコードで、プロッタのスケーリングポイント P1 と P2 を送信する事になっています。
とにかくスペアナが要求しているので、何か返す必要がありますが、
HP7440A プロッタ のパラメータを返すのが無難だと思います。
HP7440A の スケーリングポイントは P1=(250, 279), P2=(10250, 7479) なので、
"250,279,10250,7479" のテキストをスペアナに送信すれば良い事になります。
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本器が送信するデータを 画面右側の入力フィールドにあらかじめ入力しておきます。
この場合、"250,279,10250,7479" を入力しておけば、
1番目の送信要求で "250,279,10250,7479" を送信します。
また本器が送信する要求がくれば、2行目を送信します。 |
注意は、
測定器からくるコマンドに対応した値は返せません。返す値を決めるのは人間になります。返す順番も人間が決める事になります。 |
HPGLのコマンドは、キャノンの HPGLユーザズガイド(PDF) を参照しました。
インターネットで "HPGL" で検索すると、すぐにヒットすると思います。 |