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この分野は私達ファイナンシャルプランナーが、お客様の相談にお答えする時のベースとなるものです。
お客様のライフプラン(人生設計)を考えた時、理想の計画を実現する為のファイナンシャルゴールを明確にして、ゴール達成の為の手段を検討し、計画を練り上げていきます。
ライフプラン・リタイアメントプランを作成するには、まず現時点での個人資産(B/S)を把握することが必要です。要は現金、預貯金や株、投資信託、債券等の金融資産、持ち家、マイカーなどの固定資産及び保険等の解約返戻金など資産の現在価値を算出します。次にマイホームやマイカーのローンやその他ローンがあればそれらの負債額を算出します。資産から負債を引いたものが現在の純資産となります。
この純資産額をスタートポイントとして、今後10年、20年、30年といった中長期の年度単位での一家の収入・支出見込み額を推定して資金繰り表(キャッシュフロー表)を作成します。支出見込み額には当然、人生設計で夢の実現に必要となる支出も含めます。
参考までにB/S及び資金繰り表のフォーマットを『役立つフォーマット』として別掲しておりますのでご活用下さい。
資金繰り表を作っていくと、資金が不足する等の問題が見えてきます。将来の問題を今から対処できるのが、資金繰り表を作る意味です。不足資金解消の為収入を増やせないか検討したり、支出を削れないか検討し、それを実行に移していきます。
長期計画ですので、収支見込が変化するのは当然で、変化すればそのたびに計画の見直しを行うことが必要です。
この分野には教育資金計画、住宅取得計画、老後資金計画といった人生三大資金計画があります。これらの資金計画を作るにはキャッシュフロー表を作ってシミュレーションすることが重要で、そのことにより計画を可視化することが出来ます。
また、ライフプランやリタイアメントプランに密接に関わる健康保険、雇用保険や介護保険、年金といった社会保障制度も理解しておく必要があります。
下記の項目にも伝えたい事がありますので、ぜひ読んで頂ければ幸甚です。
⇒教育資金計画
⇒住宅資金計画
⇒健康保険・雇用保険
⇒公的年金

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