【100m走(好き以上のとき)】
氷室「●●。 氷室「●●。 氷室「●●。 氷室「●●。
よくやった。
見ていて胸がすく思いだった。
氷室「君を出場させて正解だ。
●●(やった。
がんばったかいがあったかな。)
君は確実に1位を狙える。
私と問題点を分析してみよう。
●●(残念、
もう少しだったのに。)
フォームを改善するんだ。
君はもっと速い。
●●(はあ、まあ
こんなものかな。)
……ビリだ。
●●「氷室先生……。
氷室「何も言うな……。
君を出場させたのは、
完全に誤りだった……。
●●「すみません……。
氷室「明日、反省文を提出しなさい……。
行ってよろしい。
●●(ああ、
ダメダメだった。)
【借り物競走(好き以上のとき)】
氷室「●●。 氷室「●●。 氷室「●●。 氷室「●●。
よくやった。
見ていて痛快だった。
氷室「君を出場させて正解だ。
●●(やった。
がんばったかいがあったかな。)
君は確実に1位を狙える。
私と対策を講じてみよう。
●●(残念、
あとちょっとだったのに。)
努力を怠るな。
君の実力はあんなものではない。
●●(はあ、まあ
こんなものかな。)
……ビリだ。
●●「氷室先生……。
氷室「何も言うな……。
君を出場させたのは、
完全に誤りだった……。
●●「すみません……。
氷室「明日、反省文を提出しなさい……。
●●(ああ、
ダメダメだった。)
【パン食い競争(好き以上のとき)】
氷室「●●。よくやった。 氷室「●●。 氷室「●●。 氷室「●●。 氷室「戦利品というわけだな? 氷室「好意はうれしいが……
●●(あ、そうだ。
いつもながら、
君の食欲には感心させられる。
氷室「君を出場させて正解だ。
●●(わ〜い!
がんばったんだもん!!)
君は確実に1位を狙える。
私と対策を講じてみよう。
●●(残念、
あとちょっとだったのに。)
躊躇するな。
君の食欲はあんなものではない。
●●(もっとがんばれたかも……。)
……ビリだ。
●●「氷室先生……。
氷室「何も言うな……。
君を出場させたのは、
完全に誤りだった……。
●●「すみません……。
氷室「明日、反省文を提出しなさい……。
●●(うぅ、情けない……。)
競争で取れたあんパン、
どうしようかな?)
『半分に割ってプレゼントする』
一口もらおう。
●●(喜んでもらえたみたい。)
地面に落とした食物は口に出来ない。
私の品位に関わる問題だ。
●●(怒らせちゃったみたい。)
【フォークダンス(好き以上のとき)】
●●(次は……あっ!
氷室先生だ。)
氷室「………………。
●●「欠席した生徒の代わりですよね?
氷室「そういうことだ……。
●●「……あの、
手を繋いでください。
氷室「な!?
君は何を……。
●●「氷室先生、
フォークダンスですから。
氷室「……わかっている。
手を貸しなさい。
【テスト1位(好き以上のとき)】
●●「やった、1位獲得!!
頂点にたどりついた。
感激!!
氷室「●●。
●●「あ、氷室先生。
やりました!
氷室「エクセレントだ。
君は氷室学級のエースであり、
そして、私の自慢の生徒だ。
氷室「よくやった。
●●(やった!
がんばったかいがあったな。)
【テスト2〜50位(好き以上のとき)】
●●「うん!
いい成績!!
氷室「●●。
●●「あ、氷室先生。
氷室「君は今、スタート地点に立った。
ここから君の真価が問われる……。
氷室「目指すは1位のみ!
勝て!
氷室学級のエースとなれ!
●●(よーし……
がんばろう!!)
【テスト51〜180位(好き以上のとき)】
●●「フムフム……
こんなもんでしょ。
氷室「●●。
●●「あ、氷室先生。
氷室「●●。私は残念だ。
君は自分の実力を
もっと信じるべきだ。
●●(うん、もっとがんばろう!!)
【先生の誕生日(好き以上のとき)】
氷室「君の気持ちはうれしい。
しかし、私は生徒からの
贈答品を受け取るわけには……。
●●「………………。
氷室「……今回だけだ。
くれぐれも他言は控えるように。
【クリスマス(好き以上のとき)】
氷室「●●!
●●「あっ、氷室先生。
●●「君も来ていたのか。
・
・
・
氷室「失敬。
そろそろ職員席に戻らなければ……。
氷室「●●……。
今夜はクリスマスだ。
浮かれた男子生徒も多い。
氷室「わかっているな?
くれぐれも軽率な行動を
取らないように。
氷室「……ん?
氷室「●●。
君が持っているプレゼントは、
私が出したものだ。
●●「氷室先生が持ってるのは、
わたしが出したプレゼントです!!
すごい偶然ですねぇ……。
氷室「奇跡的だ……。
氷室「いや、しかし奇跡など存在しない。
待ちなさい。
必ず何か別のファクターが……。
●●「そんなことより!
わたしのプレゼント、
開けてみてください!
【初詣(好き以上のとき)】
●●「あれ? だれだろ? 氷室「そうか。 氷室「そうか……。 氷室「……晴れ着か。 氷室「よろしい。
氷室「コホン……
あけましておめでとう。
氷室だ。
●●「氷室先生!
あけましておめでとうございます!
氷室「●●。
私はこれから初詣に出かけるが、
よかったら君もどうだ。
それでは、途中で君を拾っていく。
支度をして待っていなさい。
●●「はい、わかりました!
●●(今日着ていく服
どうしようかな?)
氷室「あけましておめでとう。
●●「あけまして
おめでとうございます!!
よろしい。それでは新学期に備えて
充分休養を取りなさい。
●●(せっかく誘ってくれたのに、
失礼だったかな……。)
●●「あ、はい。
氷室「正月だからといって、
学生が華美な服装を
するべきではない。
●●「……すみません。
あんまり似合いませんよね……。
氷室「そういう意味ではない。
むしろ、その晴れ着は
君にとても似合う。
●●(氷室先生、
気に入ってくれたのかな?)
それでは、出発する。
氷室「フム……。
●●。
●●「はい?
氷室「この先は混雑が予想される。
はぐれないよう、
気をつけなさい。
●●「そうですね、
大丈夫かな……。
氷室「しっかりしなさい。
君は高校生だろう……。
●●「すみません……。
氷室「……よろしい。
コホン……
私の手を握っていなさい。
●●「……あの、氷室先生?
恥ずかしいなら
無理をしなくても……。
氷室「恥ずかしくなどない!
早くしなさい。
●●「は、はい!
氷室「……ひくつもりだな? 氷室「どんな結果が出ても、 氷室「……引かないのか?
いちいち気に病まないように。
科学的根拠などないのだから。
●●「氷室先生は
気にならないんですか?
おみくじの結果。
氷室「全くならない。
●●「……本当かなぁ。
氷室「……よろしい。
私が模範を示す。
見ていなさい。
●●(よしよし。
さぁて、今年の運勢は……。)
●●「はい。
氷室「●●。
言っておくが、私に合わせて
無理をする必要はない。
●●(引いとけばよかったかなぁ……。)
●●「さてと、お参りも済んだし…… ●●「はあ……
氷室先生は、
どんなお願いをしたんですか?
氷室「私に願い事などない。
現状には、極めて満足している。
●●「そうですか。
氷室「……で、君はどうなんだ?
●●「私?
氷室「……君の願い事は
何かと聞いている。
●●「学業成就と家内安全です。
氷室「よろしい……。
氷室「その他の問題についてはどうか。
例えば君の年ごろでは極一般的な、
その、恋愛問題であるとか……。
●●「秘密です。
氷室「フム。
●●(こうして、新しい1年が始まった。)
高校生活最後の初詣が終わりました。
氷室「そのとおりだ。
君が私の生徒になってから
既に33ヶ月が経過した。
●●「そうですか。
早いですねぇ……。
氷室「質問したい……。
私は君の良き教師であったろうか?
●●「はい、もちろん。
……どうしたんですか?
氷室先生……。
氷室「……●●。
私は君の、教師氷室 零一への
信頼を失いたくないんだ。
●●「そんな……!
そんなこと、あるはずないですよ!
氷室「……君のその眼差しは、
しばしば私を混乱させる……。
●●「氷室先生?
氷室「……忘れなさい。
氷室「これで君の、
はばたき学園最終学年の初詣を
終了する。
●●(こうして、新しい1年が始まった。)
【バレンタインに義理・高級チョコをあげる(好き以上のとき)】
●●「氷室先生! 氷室「……ところで、 ●●「そんなぁ……。
氷室「●●……。
氷室「……コホン、
私に何か用か?
●●「はい。
あの、これ
バレンタインのチョコレートです!!
氷室「全く、君は……。
氷室「教師に贈るチョコレートは、
職員室の“チョコ受け付け箱”だ。
君も知っているだろう?
これが私への
チョコレートなんだな?
●●「あの、そうです……。
氷室「間違いはないか?
●●「はい。
氷室「………………。
職員室わきの“チョコ受け付け箱”に
入れておきなさい。
●●(あれ?
怒ってたみたい……。
気のせいかもしれないけど……。)
氷室「クラスと氏名を記入して
職員室わきの“チョコ受け付け箱”に
入れておきなさい。
氷室「かならず私が食べるようにする。
●●(やった〜!)
●●(喜んでくれたのかな……?)
【バレンタインに手作りチョコをあげる(好き以上のとき)】
●●「氷室先生! ●●「はい! 氷室「……ふむ。 ●●「はい!
氷室「●●……。
氷室「……コホン、
私に何か用か?
●●「はい。
あの、これ
バレンタインのチョコレートです!!
氷室「全く、君は……。
氷室「教師に贈るチョコレートは、
職員室の“チョコ受け付け箱”だ。
君も知っているだろう?
氷室「……かしてみなさい。
氷室「……立派に出来たじゃないか。
苦労したろう?
●●「だって、氷室先生に
食べてもらいたくて……。
氷室「……今回は、特別に受け取っておく。
くれぐれも他の生徒には
口外しないように。
●●(やったー!!)
手作りだな。
●●「はい!
氷室先生に
食べてもらいたくて……。
氷室「…………今回だけだ。
●●「本当ですか!?
ありがとうございます!!
氷室「声が大きい!
……早く行きなさい。
●●(やったー!!)
氷室「……これを“チョコ受け付け箱”に
入れることは禁じる。
●●「えっ!?
あの、どうしてですか?
氷室「教員と君の平和のためだ。
今回は私が処分しておく。
●●(うぅ……
やっぱりもうちょっと
上手に作ればよかった……。)
【一緒に帰ろうと誘う】
●●(あっ、氷室先生だ。) ●●「氷室先生!! 氷室「……な、なんだそれは? 氷室「そうだな。 氷室「ダメだ。 ※mi
riさんに提供していただきました。
氷室「●●。
奇遇だな。
私も今帰るところだ。
●●「一緒に帰りませんか?
●●「え?
あ、あの……。
氷室「やめなさい、
その呼び方は……
いや、頼むからやめてくれ。
●●「ス、スミマセン!
●●(……この呼び方、
まずかったみたい。)
それもいいだろう。
●●(氷室先生と
楽しく下校した。)
今日は寄るところがある。
●●「そ、そうですか……。
氷室「何か私に話があったのか?
●●「いえ、話というほどでは……。
氷室「そうか。
話があるならまた別の機会に聞く。
君はまっすぐ帰宅しなさい。
●●(……しかたない、
ひとりで帰ろうっと。)
【一緒に帰ろうと誘われる】
氷室「●●。 氷室「乗りなさい。 氷室「そうか……。
●●「氷室先生。
氷室「これから下校か?
●●「はい。
氷室「では、
私の車に乗って行くといい。
家まで送る。
●●(氷室先生と
楽しく下校した。)
氷室「寄り道は感心しない。
用を済ませたら
すぐに帰宅するように。