オーロパークは森の中
旅競馬盛岡篇


◆8/28(土)朝8:04発やまびこで一路北を目指し、盛岡オーロパークに。11:39盛岡着、駅前のバス停で、 競馬場行きバスを見つけ、昼食もとらずに直行。バスは町中をどんどん離れ、高度をあげて山道に入っていく。萩の咲き出した路をしばらくいくと、大きな建物が。 入り口正面には岩手山が裾野を雲に隠して浮かび上がっている。 すごい!こんなロケーションを持つ競馬場だったんだ。オーロパーク牧場長さんが、その名のホームページを持ちたくなるはずだ。

オーロパークのパドック
◆右手のパドックでは6Rの馬達が歩き始めたところ。一周50mくらいか、視野に一望できる。人も少なく邪魔されることがない。 騎手が乗ってパドックからすぐ左手に出ると、そこが馬場。こちらも一緒に歩いていく。返し馬もひとつながりで、見ることが出来る。 馬場は、ダートが外、芝が内側、左回り、1周1200m。ゴール前直線が長く400mあるという。その分、1・2コーナーと3.4コーナーの間はそれぞれ半円状で、直線部分がほとんどない。 400mの2本の直線を半円でつないだ形か。出足良く、向こう正面で先頭に立った馬がそのまま4コーナーまでくる形であろう。最後の直線の長さで、追い込んでくることもできるが、先行力のある強い馬がまぎれなく勝つ馬場と見た。

◆ダート戦が多い。芝のレースは午後は1レースだけ。 1400mのスタート地点は向こう正面の右手奥に直線を伸ばしたところで、スタートから400m以上ずっと直線を走ってくる。1600m戦は、200m分さらに奥のほうに直線を伸ばしてあって、 スタートが場内から見えない。10秒ほどたってから、向こう正面に馬達が出てきた。杉林を背景に馬が走る。 いい眺めだ。

オーロパークのゴール前
◆場内は静かで、小さな子供達がおおぜいいる。芝生も石畳もゆったりしてすいていて、よちよちあるきの幼児がはだしを楽しんでいる。 あすの、”みちのく大賞典”前だから、今日は特別すいている日かも知れないが、ゆったりとしていて、気持ちがいい。パドックもよく見てレースもゆったり見て、次のレースの検討に移れる。 とても楽な感じでいられる。家のそばにこれがあったら、いいなーと思った。中山に行くには、人混みに負けないように気合いを入れていかないといけないから。

◆馬の特長も分からないし、騎手も菅原騎手以外は分からないので、一番人気から、パドックで良かった馬3,4頭に流す。ところが一番人気が1着に来ない(先行馬が先行しなかったりして・・)、菅原騎手は人気馬で来ないで、人気薄で、2着に3回という日であった。 5レース中2レースあたるが配当が低く(370円・650円)、すこし、負け。メイン10Rは名前を知っている中央から移籍の5歳馬2頭(オキノテムジンとタケデンカルダン)を、一番人気のミホノボンボンから流したら、ミホノボンボンは来ないで、テムジンとカルダンがワンツーフィニッシュだった。 馬券は今日唯一の8000台。でもタテメであっても応援したのが来たので、気分はいい。

◆最終11Rから雨。帰りは土砂ぶり。夫は最終レースでプラスにしたらしく、雨の中でも晴れやかな顔!
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up date:5/1/99 byゆうなみyunami@cilas.net