福清滞在記

 8月9日  不覚にも、、、
この日、とんでもない時間(朝の3時半頃)に目が覚めました。しかもかなりの腹痛、、、ヤバイ、トイレまで間に合わない、、(冷や汗)
ベッドから転げるようにしてトイレへ、、、
ほぼ朝までベッドとトイレの往復でした。
昨日からの飲み過ぎ食べ過ぎが原因?
それとも何も掛けないで寝ていたからお腹を冷やしてしまったからか?
とにかく体調を整えなくては、、、

義兄の奥さんが作ってくれた「鴨のスープ」をすすって、この日は一日中横になっていました。
トホホ、、情けないことしきりです。
 8月10日 古黄檗山万福禅寺

妻の実家の屋上から、、、

天気予報ではこの日は台風8号、9号が近づいているとか、、この双子台風にはそれぞれに「桑美」と「宝霞」という名前がついていて、いずれも福建省をうかがっているようで要注意です。中国では台風に女性の名前を付けるんですね、なぜか妙に納得してしまいました。

この日はお義父さんがミニバスをチャーターしてくれて日中人も含め総勢10人で漁渓鎮にある黄檗山万福寺へ、、ここには今は亡きお義母さんが眠っています。義兄の息子と親戚の子等も連れてみんなで亡きお義母さんにお線香をあげに行きました。

左から義兄の息子、我老婆、日中人2号

左から中国の従兄弟、日中人1号、Kさん夫妻

ここ福清市にある黄檗山万福寺は唐代から続いている由緒あるお寺で、「黄檗木」という木からその名が来ていると言われています。臨済宗発祥の地の一つとしても知られ、かの隠元禅師(隠元隆琦)が住職を務められて有名になりました。また隠元禅師は日本における煎茶道の開祖ともいわれています。ほかに日本に伝わったもののなかでは「普茶料理」、「インゲン豆」や「蓮根」、「木魚」などが有名ですね。

中国では正式には「古黄檗山万福禅寺」といいます。
日本にも京都の宇治市に「黄檗山万福寺」があります、こちらは「鄭成功」が仕立てた船に乗ってやって来た隠元禅師が江戸時代(1661年)に幕府の協力を得て開山し、「新黄檗」として現在に至っている「黄檗宗」のお寺です。

「古黄檗山万福禅寺」

☆黄檗山万福寺編①☆

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2006’夏

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