<陶芸編>
去年(平成18年)の4月。
新しく分譲マンションを購入しました。
「我がマンションには共用施設に1300℃までの加熱が可能な本格的な電気窯があるらしい」
そんな事を聞いた時には、特に感じる事も無く、使うかもしれないし使わないかもしれない共用施設の一部か。ぐらいの感覚であった。
ある時
「でも同じように電気窯のあるマンションで、一度も使われたことも無いまま10年後結局使えなくなっていた事がある」
なんて話を聞いて、それは勿体ない話だ。誰か使う奴はいないのか。
そんな事を思ったのが始まりであった。
「本格的にやるためにいろいろ備品もあるらしい」
ということとか、聞いていくにつれ、
なら試しに一回使ってみても良いんじゃないか。
そんな思いが沸いたのです。
始まりはそんな事で、ちょっとした気まぐれでした。
ちょっとした童心を思い出して、人が集まるためのネタとして、使えるものなら尚更いい。
それぐらいでしたかね。
これを書いている2007年12月現在、そんな気まぐれを起こした2006年11月から約一年が経過しました。
今思うと、「備品がいろいろある」と聞いていたのに、実際にやろうとすれば、もっと細々した所帯道具が必要になり、一回一回道具を運ぶのにかなり苦心したり。。窯を動かすための説明書が見つからず「無い」と言われた事とか。。
しかし、元々「化学」出身の私は、いざその陶芸という工業でも芸術でもあるこの分野を覗いて間もなく、思いも依らず「とりこ」になってしまったわけです。
単純な粘土を捏ねるというだけの行為。
やってみると意外に癒されます。
そして出来の善し悪しは別として、焼き上がりの達成感は更なる癒しです。
もしも、誰か。
同じマンションでも、他のマンションでも、あるいは個人的にでも、
試しにやってみたいと思う人がいた時のために。
この一年の経験で得たノウハウ等を記しておきたいと思います。
・材料の入手について
・道具類
・作り方とか(作成中)
・窯の運転(但し電気)
・安全について
作品例(工事中)
実験♪実験♪(工事中)