2003/3/8ファンタストクラブ写真館

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国道235号をひたすら南下していくと、道の両側には次々に牧場の看板が。
名門社台ファーム・シンボリ牧場・下河辺牧場など次々に目にはいる。
沙流川を越えて門別警察署をこえていくと、「日高軽種馬農協門別種馬場」の看板が、
そして繋養馬の一覧にスルーザワールドの名が、ちらっと目にはいる。ぜひ豪州に渡る前に会いたいもの。

ファンタストへの左折道は素通りして、さらに南下、昼食をたべるべく、「いずみ屋食堂」へ。
道の右側の小さな構え、しらなければ素通りしてしまう。 ここの手打ちそばはおいしかった。ぜひまた来たい。
もう一つのお目当て、アイスクリーム屋は冬場閉店、がっくり来ながらかなり後戻りして、ファンタストへ。

国道235号を右折し、北にそれてすすみ、他の牧場の姿がつきたころ、
広々とした平原を背後に控えて、ファンタストクラブの瀟洒な厩舎が見えてきた。
曇天の空の下に練習用ゲートが2基、屋内馬場やサンシャインパドックも見える。
約束の3時より前に事務所に入ると、若い職員がグリーンチャンネルのレースを見ている。
机の上には、一ヶ月分のレース結果が綴じてあり、ファンタストが送り出した馬たちに印がついている。
今日はスターリーヘブンのチューリップ賞出走だ。

3時に米田さんが姿を現し、すぐ案内してくれる。
見学希望馬のメモを手に、厩舎内で働いている若者に声を掛けて、次々に馬を出してくる。
午前は暖かいくらいだったのに、ここファンタストでは北風が吹きすさび、冷たくて手や耳が切れるように痛い。
米田さんは声が風に飛ばないように大きく張り上げて説明してくれる。

見学を終わって事務所に戻ると、阪神メインが終わったところ、
ヘブンは低人気を覆して、5着に健闘していて、米田さんも満足そうだった。



<ハムアロング’01>
ハムアロング2
ハムアロング3
「現在の体型は、亀甲が抜ける直前でややお尻が高い状態。 もう少したつととてつもない馬になる。
脚は”いい脚”の状態ではないが、どんどんよくなる。
背中のよさは、今クラブにいる馬のNO.1だよ。」(米田氏談)

太い流星が鮮やかで、目が大きく眼光の鋭い馬。圧倒的な存在感がある。



<ノモロバリー’01>
ノモロバリー1
ノモロバリー2
ノモロバリー3
「大きい所をねらうならハム、無難にいくならノモ、この馬は堅実に活躍するはず。
検疫あけに先生が持っていくだろう。函館か札幌の出走が見込める。
亀甲が抜けて、こう肩がもっと高くなり胸がもっとあがる。」
(米田氏は馬のそばによって手振りでこれからの体型の変化を示してくれた。)

全身真っ黒でハムにおとらない立派な馬体。今はお尻がぐっと高い。
表情はおだやかで、何度もカメラ目線を送ってくれる。
カメラマン役のMikiさんがすっかり気に入っていた。



<リルズ’01>
リルズ1
リルズ2
「インペリアルカットとは違う。父のサザンヘイローに一番似た体型。
胸前とお尻がたくましく、筋肉もりもりで四角い形。
ダートの短いところで活躍するだろう。」(米田氏談)

前の2頭に比べて、あきらかに上下左右に短く、全身ぷりぷりした感じ。
額の星以外はノモとそっくり同じ毛色。



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up date:03/03/10 byゆうなみyunami@cilas.net