ファモーザ04 |
89 ファモーザ04 美浦・武藤厩舎 | |||||||||||||||||
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2004年4月18日生・牡馬・鹿毛 生地:浦河産 募集価格9,450,000円/500 1口18,900円
所属厩舎 美浦・武藤厩舎 担当厩務員: 主戦騎手: <父の種牡馬としての評価> スルーザワールドのプロフィールはこちら・準備中 鹿毛 1998年生 米国産 2〜3歳時、5戦3勝。千歳特別、駒ヶ岳特別、新馬 2003年日本、2004年ニュージーランドにて供用。2004年産が初年度産駒。リリーアンドローズ04・ファモーザ04の2頭。
<募集パンフレットのコメント> 父母ともに当クラブリニューアル後の卒業馬。どちらも素質の高い逸材だったため、初仔登場には非常に感慨深いものがある。スルーザワールドは米三冠馬の直仔で、母が米GT3着馬、祖母や叔父が米GT馬という超良血馬。5戦3勝と能力の片鱗は見せていたが、ケガに泣き、惜しまれつつターフを去った。またファモーザもサンデーサイレンス産駒ということで大きな期待がかけられていたが、小柄な馬体と気性難が災いし、納得のいく状態でレースに臨めたことは少なかった。父母ともに不完全燃焼で引退してしまったことは残念のひと言。それだけに本馬には、ぜひとも父母の無念を晴らして欲しい、そう願っている人も少なくないはずである。 ファンタストクラブ・米田育成広報曰く、「初仔だけにやや小ぶりで、現状では少し硬さを残している様子ですが、質感があって、まとまりのあるバランスの良い体つき。扱いも難しくなさそうですよ。耳の先がピンと立っているところや目つきなどは父譲り。皮膚の感触は母譲りといった印象がありますね」とのこと。父の資質の高さ、苦しい闘病生活、復帰戦からの連勝…、母の初勝利や重賞挑戦、精神面に起因するスランプ…。そんな悲喜交々を思い浮かべながら、本馬には精一杯の声援を送り続けたい。(馬体重432kg=11月3日測定) <ゆうなみのコメント> リニューアルしたサウスニアレースホースクラブの最初の募集馬が、米国産Dream Touchの88(スルーザワールド)とSS牝馬3頭だった。 その牡馬スルーザワールドとSS牝馬ファモーザに出資してから、私の一口生活が華やかになった。 なにしろ藤澤厩舎入厩馬とSS産駒によって、レースに出る愛馬が一番人気になったり、名手岡部騎手が乗ってくれたり、競馬場でのワクワク感が全く違ってきたのだった。 8月に初出走したファモーザは3戦目で未勝利勝ち。 スルーザワールドは藤澤ー岡部流のスロースタートで2戦目での新馬勝ち(当時)をおさめ、華々しい未来をうかがわせるオーラを漂わせていたものだ。 ところが連闘で臨んだベゴニア賞を惜しくもハナ差で負け、レース後に浅屈腱炎を発症。 当時開発された新しい治療法を導入、再起を懸けて長期治療に入り、一年半後、ついに復帰。復帰レースを2連勝したあと、再発。 引退に追い込まれた。 クラブはなんとか種牡馬にと考え、無償提供によりニュージーランドで種牡馬となることになった。その出発の前年に日本で、サウスニア同期のSS牝馬2頭に種付け。 うまれた1頭がこのファモーザ04。 出産情報とともにクラブ募集の暁には出資すると決めていた。初仔ゆえ、小柄に出たが、父似の顔立ちで、姿の綺麗な牡である。今後の成長に期待したい。 |