台詞集TOPへ戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【街で校外指導の先生と会う】

●●(買い物してたら
   つい遅くなっちゃった!)
●●(あれ?
   あそこにいるの……。)
●●「氷室先生!
●●「どうしたんですか?
   氷室先生?
氷室「それは私が聞くことだ。
   こんな時間まで何をしている?
●●「あ……もしかして?
氷室「そのとおり、校外指導だ。
●●(うわぁ……。)
氷室「●●。
   質問に答えなさい。
   こんな時間まで何をしている?
●●「え、え〜と……あの、
   買い物していたら、ついつい……。
氷室「“ついつい”ではない。
   子供ではないのだから、
   自己の行動に責任を持ちなさい。
●●「はい……。
氷室「わかったら、行ってよろしい。
   気をつけて帰りなさい。
●●(怒られちゃった……。
   早く帰ろっと。)


【街で葉月くんと先生に会う】

●●(あれ?
   氷室先生と葉月くん。)
氷室「……それでは質問する。
   なぜ君は街中で眠っている?
葉月「……はあ、
   眠かったからだと思います。
氷室「……それはそうだろう。
   しかし私が聞いているのは
   そういうことでは無い……。
氷室「よろしい、質問を変える。
   例えば、君は眠たければどこでも
   寝てしまうわけではないだろう?
葉月「……いえ。
   寝ます。
氷室「待ちなさい……
   質問の意味を理解しているか?
葉月「はい、たぶん。
氷室「……では、道を歩いている途中、
   眠くなったとする。
   君はどうする?
葉月「……寝ます。
氷室「……道端でか?
葉月「はい。
氷室「………………。
   今日のところは行ってよろしい。
   分析する時間をもらいたい……。
葉月「がんばってください。
氷室「……彼の言動は難解だ。
   しばしば私の理解を超える。
氷室「しかし、
   私はなぜか彼に
   深いシンパシーを感じる……。
氷室「●●。
   それは何故だ?
●●「は、はい!?
   えーと、ですね……。
●●(似たもの同士だからですよ。
   氷室先生。)


【街で守村くんと先生に会う】

●●(あれ?
   あそこにいるのは……。)
●●「氷室先生、守村くん。
   どうしたんですか?
   今日はふたりで。
守村「海外の科学誌を読んでいたら、
   わからないところがあって、
   氷室先生に翻訳をお願いしたんです。
守村「お休みのところ
   ありがとうございました。
   氷室先生。
氷室「問題ない。
   向学心のある生徒からの質問には
   いつでも応える用意がある。
氷室「数学に限らず、質問があれば
   また連絡するように。
守村「はい。
   それでは僕はここで失礼します。
   ●●さん、さようなら。
●●「じゃあね、守村くん。
氷室「気をつけて帰りなさい。
●●「守村くん、がんばってますよね。
氷室「彼は高い志を持った学究の徒だ。
   彼の進む道は長く険しい……。
●●「険しい道か……
   あんまり無理しないといいけど。
氷室「●●。
   君の進む道は、
   もう少し険しくてもよい。
●●「はぁい……。


【博物館の前で天之橋さんと先生に会う】

●●(あれっ。
   博物館から出てくる
   男の人たち……。)
天之橋「君の洞察力には頭が下がるね。
    まったく論理的だよ。
氷室「ありがとうございます。
   しかし、理事長の歴史観には、
   憶測や情緒的解釈が多すぎます。
氷室「私の解釈とは、
   大きな隔たりがある。
天之橋「だから、
    私は君の話を聞くのが好きなんだ。
    勉強になる。
氷室「光栄です。
天之橋「しかし氷室君、君は歴史を、
    客観的検証に耐えうる
    科学であるべきだというが……。
天之橋「その中にドラマを見い出すから、
    人は歴史に魅了され、そこから多くを
    学ぼうとするんじゃないかな。
氷室「私にはわかりかねますが。
天之橋「いや、君にはわかるよ。
    わかるはずだ。
    ……今日は君を誘ってよかった。
天之橋「おや、●●くん。
    今帰りかな。
●●「はい。
天之橋「暗くなってきたから、
    気をつけて帰りなさい。
●●(天之橋さんと氷室先生、
   なんだか難しいことを
   話していたみたい。)


【街で天之橋さんと先生に会う】

●●(あれ?
   氷室先生と天之橋さんだ……。)
天之橋「……では、この私の希望を
    聞き入れるわけにはいかないと、
    君はこう言うんだね?
氷室「残念ながら、そのとおりです。
   理事長。
天之橋「氷室君。
    それでは、私は君に、
    命令することになるよ?
氷室「ご自由に。
   しかし、私の信念には
   いささかの揺るぎもないでしょう。
天之橋「果たしてそうだろうか?
●●「氷室先生、天之橋さん!
   いったいどうしたんですか!?
氷室「●●。
天之橋「おや、君か……。
    そう言えば……。
天之橋「君は氷室君のクラスだったね?
    どうだろう、私に代わって
    説得してもらえないかな?
●●「は、はぁ……
   なんのことでしょう?
氷室「……誰に頼もうと無駄です。
   いいですか、理事長?
氷室「私の課外授業レジャーでは
   ありません。出席された以上、
   レポートは提出していただきます。
天之橋「もちろん、わかっているさ!
    しかし、もう3日だけ
    待ってもらえないだろうか?
氷室「提出期限は明日。
   確実に提出していただきます。
   以上。
天之橋「待ちたまえ!
    氷室君!
●●(天之橋さんも、
   氷室先生の宿題に
   追われてるのか……。)


【街で藤井さんと先生に会う】

●●(あ、氷室先生だ!)
●●「氷室先生!
氷室「来るな。
   それ以上私に近づいてはいけない。
●●「え!?
   ……どうしてですか?
氷室「落とし穴があるからだ。
●●「落とし穴?
   ……うわっ!?
氷室「……忠告した筈だ。
   何故落ちる……。
氷室「出てきなさい、藤井。
   君のいたずらで
   また被害者が出たぞ。
藤井「あはは、
   バレてましたぁ?
●●「あ、藤井さん!
氷室「高校生にもなって
   こんなバカげたことを
   考えつくのは君くらいのものだ。
●●「藤井さん!
   じゃあ、この落とし穴は
   藤井さんが?
藤井「ゴメ〜ン……。今度こそ、
   氷室センセーのビックリした顔が
   見れると思ったんだけどさぁ。
氷室「藤井……君はその情熱を
   もっと有意義な方向に
   向けるわけには行かないのか?
藤井「いきませ〜ん。
   センセーの慌てた顔を見るのが
   高校生活の意義なんです!
氷室「……では、
   もう少しまともな意義は
   持てないのか?
藤井「無理で〜す!
   さいならぁ!?
●●「あ、あの〜
   それじゃわたしも……。
氷室「待ちなさい。
   君にはまだ用がある。
●●「は、はい?
氷室「この穴を埋めて、
   元のとおりにしておきなさい。
●●「えぇ!?
   私がですか?
氷室「君がだ。
   それから、
   藤井に伝えておきなさい。
氷室「“挑戦は何度でも受ける。
   しかし君の努力が報われることは
   決してない”と。
●●「……はぁ。
氷室「……コホン……
   以上だ。
   行ってよろしい。
●●(なんか、どっちもどっちのような
   気がしてきたな……。


【街で姫条くんと先生に会う】

???「せやから反省してますって……。
    見逃してくださいよ……。
●●「あれ、姫条くん。
氷室「……。
●●「氷室先生も……。
氷室「●●。
   買い物か?
   用が無いのなら、早く帰りなさい。
●●「ハ、ハイ!
姫条「そしたらオレもこの辺で……。
氷室「姫条、
   君との話はまだ終わっていない。
姫条「あ、さいですか……。
●●「どうしたの?
姫条「いや、なんもないねん。
   隣野高のアホ共と、その……
   ちょこっとモメてたら……。
●●「ケンカ?
姫条「ま、まあ、そういう風にも
   言うかも知れんけど……。
姫条「センセェ、
   もうカンニンしてくださいよ……。
氷室「私の堪忍の問題ではない。
   問題は君の暴力に対する認識だ。
姫条「イ、イヤやなぁ!
   ボクはちょっぴり
   ワンパクなだけですやん
氷室「よろしい。
   わからないのであれば説明する。
   まず、暴力というものが……。
姫条「アー!
   もう、付き合いきれんわ!!
   さいなら!
氷室「待ちなさい。
●●(さすがの姫条くんも、
   氷室先生には適わないか。)