【クラスの文化祭2年生(友好度による変化のない部分)】
氷室「……しかし、 氷室「大変、けっこう。 ●●「こうして、今年の文化祭は終了した。 ●●「……はい、
この無秩序な商品の陳列は、
私のクラスにあるまじき……おや?
氷室「これは……絶版になった、
大学時代の恩師の著書だ……。
この本を購入する!
●●「あ、はい!
いま包みますから、
待っててください!
●●「ええっと、包装紙は……。
●●「……はい、おまたせしました。
丁寧な包装だ。
●●「ええ。
大事な本ですから。
氷室「ありがとう、●●。
●●(氷室先生、うれしそう。
よかった〜!)
●●「バザーも大盛況だったし、スッゴク楽しかったよ!
お待たせしました。
氷室「なんということを……!
表紙にまでテープを
貼りつけるなんて、言語道断だぞ!!
●●「ええっ!?
氷室「包装を解きたまえ。
……いや、やはりいい、
触るんじゃない。
●●(がーん。
もう少し丁寧に包めば
よかった……。)
●●「こうして、今年の文化祭は終了した。
●●「なんだかドジばっかりして、
みんなに迷惑かけちゃったな……。
【学園演劇の裏方】
●●「今日は文化祭。
わたしが参加するのは、
学園演劇。
●●「急いで準備をしなくっちゃ!
●●(なんとか舞台設置が
間にあってよかった……。)
氷室「●●。
●●「あ、氷室先生。
お疲れさまでした。
氷室「一時はどうなることかと思ったが、
なんとか間に合ったようだ。
●●「はい、ほんとに。
ホッとしました……。
あ、そろそろ開演ですね。
???「これより、
はばたき学園、学園演劇を
開演いたします。
氷室「さあ、
我々には仕事が残っている。
まだ気を抜くわけにはいかない。
●●「はい。
氷室「ふむ……。
氷室「人間関係は、一方の意思で
成立するものではない。
氷室「なぜ、このヒロインは
そこに気が付かないのか……。
氷室「なぜ、この作品が
名作と呼ばれるのか……。
氷室「●●……
君にはわかるか?
●●「はい……なんとなく。
氷室「……そうか。
●●(こうして、
高校生活最後の文化祭は
終了した。)
●●(舞台には上れなかったけど、
これもいい思い出だよ……。)
【手芸部の文化祭2回目(好感度による変化のない部分)】
●●(よかった、 ●●(……うわーん、大失敗だよう。)
何とか成功したみたい。)
氷室「●●。
●●「氷室先生。
氷室「正直なところ
私にはよくわからないが、
ショーは大成功のようだ。
氷室「観客にも大盛況だ。
私も認識を改めるべきかもしれない。
よくやった。
●●(やったー!
氷室先生にほめられた!)
氷室「●●。
●●「氷室先生、
あの、わたし……。
氷室「見なさい。
高校生がドレスなどに興味を持つから
こういうことになる。
氷室「これからは、
もう少し実用的なデザインを
考案するように。
●●(はぁ〜……。)
【手芸部の文化祭3回目(好感度による変化のない部分)】
●●(よかった、 ●●(……うわーん、大失敗だよう。)
なんとか成功したみたい。)
氷室「●●。
●●「氷室先生!
氷室「……私は今でも、高校生が
ウエディングドレスなどに興味を
持つことには賛同しかねるが……。
氷室「しかし、今回は見事なショーだったと
言わざるを得ない。
君の花嫁姿も、非常に優雅だった。
●●「やったー!!
ありがとうございます!
氷室「調子に乗るな。
これは飽くまで主観だ。
●●「……えっ?
氷室「……もとい!
一般的に言ってということだ!
氷室「……コホン、早く着替えなさい。
●●(やったー!
氷室先生にほめられた!)
氷室「●●。
怪我はないな?
●●「はい。大丈夫です。
あの、わたし……。
氷室「見なさい。
高校生がウエディングドレスなど
着ると、こういうことになる。
●●「………………。
氷室「……しかし、失敗を別にすれば
君の花嫁姿は
非常に優雅だったように思う。
氷室「……コホン……以上。
●●(氷室先生が慰めてくれてる……。)
【美術部の文化祭2回目(好感度による変化のない部分)】
氷室「色彩感覚が優れているようだな。 氷室「表現方法があまりにも稚拙だ。
表現方法も、理に適っている。
●●(わーい!
氷室先生にほめられた。)
デッサンから、やり直したまえ。
●●(ダメだったみたい……。)
【美術部の文化祭3回目(好感度による変化のない部分)】
氷室「綿密に計算された構図の中で、 氷室「力作なのだろうが、
君の太陽は効果的な役割を
果たしている。
氷室「お手柄だな。
●●。
●●(わーい!
氷室先生にほめられた。)
私には全く理解できない。
残念だ。
●●(ダメだったみたい……。)
【園芸部の文化祭2回目(好感度による変化のない部分)】
●●「お味のほうはいかがでしたか? 氷室「問題ない。 氷室「赤点だ。
氷室「私のこの表情を見れば
わかるだろう。
●●「すみません、
ちょっとわからないですけど……。
合格点だ。
クッキーもよく焼けている。
●●(やったー!!)
もっと勉強しなさい。
●●(やっぱり……
もっとしっかり
準備しとけば良かった。)
【園芸部の文化祭3回目(好感度による変化のない部分)】
●●「お味のほうはいかがでしたか? ●●「お味のほうはいかがでしたか?
氷室「ふむ……申し分ない。
接客態度も良い、合格点だ。
●●「本当ですか!!
氷室「ウソをつく必要など無いだろう。
その、オープンカフェという
着眼点も有効だ。
●●(やったー!!)
氷室「ふむ……。
はっきり言うが、
客に出す代物ではない。
●●「うぅ……。
氷室「オープンカフェという
着眼点は秀逸だが、
内容が伴わなければ意味が無い。
●●(やっぱり……
もっとしっかり
準備しとけば良かった。)
【吹奏楽部夏合宿の食事当番(普通以下のとき)】
●●「今日は、わたしが食事当番。 ●●「うーん…… ●●「うん、 ●●「あの、どうですか? 氷室「………………。 ●●「よーし! 氷室「………………。 氷室「………………。
何を作ろうかな……。
『レトルトカレー』
『牛肉の缶詰』
面倒だから、
(料理の名前)でいいや。
氷室「……夕食はどうした?
●●「えっと、それですけど……。
氷室「何かの冗談のつもりか?
・
・
・
氷室「ごちそうさま。
●●「あの、
おいしくないですか?
氷室「……ノーコメントだ。
敢えてインスタント食品を
批判するつもりはない。
●●(……ちゃんと作るんだったな。)
『特製カレーライス』
『(主人公の姓名)特製肉じゃが』
(料理の名前)を
作ろう!
氷室「●●。
これは、君が作ったものか?
●●「はい。
あんまり難しいものじゃ
ないんですけど……。
氷室「問題ない。
それでは早速いただこう。
・
・
・
氷室「どうとは?
●●「えっと、味のほうは?
氷室「全く問題ない。
●●(ちゃんと作ってよかったぁ。)
●●「あのぉ、味のほうは……。
氷室「反省文の提出を要求する。
以上。
●●(おいしくなかったみたい……
料理、習っとくんだったな。)
『サグマトン』
『ブッフ・ブルギニヨン』
思い切って、
(料理の名前)を作ろう!
氷室「ん?
まさか、これを君が作ったのか?
●●「はい、がんばってみました!
氷室「合宿にここまで手の込んだ
料理は必要ない。
●●「ま、まあ、そう言わずに……
食べてみてください!
・
・
・
●●「あの、お味のほうは?
氷室「申し分ない。
私は普段複雑な料理を口にしないが、
この味の絶妙さは理解できる。
氷室「合宿の夕食も、
捨てたものではないな。
●●(おいしかったみたい!
気合い入れてよかったぁ。)
●●「あの、味の方は?
氷室「もう一度、言っておく。
合宿にここまで手の込んだ
料理は必要ない。
●●(うわぁ……
不味かったんだ。
料理、覚えないとなぁ。)
【1,2年生の吹奏楽部夏合宿評価(普通以下のとき)】
●●「今日は、合宿活動の最終日……。 氷室「この数日、君は着実に成長した。 氷室「君にもいくらかの成果が見えた。 氷室「君の成果は全く上がらなかった。
これは日ごろの練習の成果だ。
●●「はい。
氷室「この調子で、我が吹奏楽部の
キーパーソンになって欲しい。
今後も君の活躍に期待する。
氷室「以上だ。
しかしやはり、
日ごろの練習不足は否めない。
●●「はい。
氷室「君はまだ理解していない。
我が吹奏楽部が目指すのは、
完全な調和(ハーモニー)のみだ。
氷室「この先も吹奏楽部に
在籍するつもりなら、
認識を改めなさい。
そして、その原因は明らかだ。
●●「えっと、それは……。
氷室「日ごろの練習不足だ。
氷室「●●。
我が吹奏楽部は、
意欲無き者を必要としない。
氷室「認識を改めるつもりが無いなら、
吹奏楽部を去ってもらう。
【3年生の吹奏楽部夏合宿評価(普通以下のとき)】
●●「今日は、合宿活動の最終日。 氷室「この数日、君は着実に成長した。 氷室「君にもいくらかの成果が見えた。 氷室「君の成果は全く上がらなかった。
最後の合宿だったけど……。
これも日ごろの練習の成果だ。
●●「はい。
氷室「君は今や、
我が吹奏楽部の
キーパーソンだ。
氷室「今度開かれる国際吹奏楽コンクールに
我が吹奏楽部がノミネートされる
可能性があるな。
しかし、日ごろの練習不足が
否めなかったことも事実だ。
●●「はい。
氷室「君のクラブ活動に残された時間は、
のこりわずかだ。
氷室「今、何を為すべきか、
もう一度考えてみなさい。
そして、その原因は明らかに
日ごろの練習不足だ。
氷室「●●。
私は君を買いかぶっていたのだろう。
●●「………………。
氷室「私の言いたいことは以上だ。
もう、行ってよろしい。