特別S・S / 「スペシャル対局〜妄想ストーリーの章〜」 /(別ウインドウで開きます。)
関連ページ / エッセイ『ヒカルの碁』
「まったりClub」のとりとんぼうずさんに贈らせていただいたイラストです。
「トリトン」はもちろんのこと、ぼうずさんは、「ヒカルの碁」がとてもお好き。資料として、コミックスをお借りして読ませていただきました。
この絵は、「平安絵巻」をイメージしたものです。
この時代、季節、世代、身分、年代によって模様や着物の色がきっちりと決められていました。
貴族たちが、官職についた時の服装は「束帯」で、一番上に着る「袍(ほう)」の色が位によって違ったそうです。
そして、普段着は、「直衣(のうし)」に「指貫(さしぬき)袴」を着用します。
「直衣」には、位による色の差別がありません。
平安初期は奈良時代の装束のままでしたが、中期になると、すべてが幅広で、ゆったりとした形に変化します。
藤原時代になると、「狩衣」が普段着として着用されはじめます。
「狩衣」はスポーツ用で動きやすいために重宝されました。
模様は、若年になるほど細かくなっていき、色も若年ほど濃くなっていきます。
トリトンもヒカルも、平安装束がよくにあいます。新たな少年たちの魅力を発見いたしました♪