「ふたりの北東北・函館フリーキップ」の旅 2005.2.24〜2.26

北海道生まれ東北育ちの私と、長野で生まれ育った夫にとって
川崎の冬は冬ではない。
雪が積もらない冬なんて冬と呼べるだろうか。いや呼べまい。
そういうわけで雪恋しい私たちは
JRの「ふたりの北東北・函館フリーキップ」で北へむかったのでした。
1日目・・・2月24日・・・
冬ソナ弁当

函館までの行程は
まず東京発7:56「はやて」に乗り
11:10八戸発「白鳥3号」に乗り換え
函館着は14:49。
7時間も電車に乗りっぱなし!と嘆くより
7時間で北海道に着くんだ!という感激のほうが大きい。

まず、大切な朝食。
ブームに乗っかって冬ソナ弁当買っちゃった。あは♪
なかなかちゃんと美味しかったです。

冬ソナ弁当の宣伝用ポスター
パッケージはこんなん

ちなみに昼のおべんとは、ホタテ釜飯(900円)さんまの柚香寿し(630円)でした。

函館ハーバービューホテル

函館でのお宿は、駅前の「函館ハーバービューホテル」。
このホテル、設備そこそこで普通のビジネスホテル並みなのだけれど立地がすばらしい。
1.駅から徒歩1分圏内
2.ホテルのすぐ後ろが函館の市場
3.駅前なので、交通の便が良好
4.大人2名1泊料金7000円とお手ごろ価格
以上、函館ハーバービューホテルのすばらしい点でした。

路面電車

夜は函館山から夜景を見るので
それまでは函館山の山すそに広がる元町と呼ばれる地区を巡る。
それにしても、2月も終わりだというのに函館はものすごく寒い。
そして地面はツルツル。
日中は溶けた雪が夜に凍り付いて、しぶとい分厚い氷になっている。
・・・一応北海道で生まれ育った(10歳まで)くせに、ちっともうまく歩けない。

市電「函館駅前」から「末広町」へ。
私たちが乗ったのは、クリマスの飾りつけがされた季節外れな電車だった。
外観もちょっとハデ
洋館めぐり 函館市旧イギリス領事館
弥生町で電車を降りて、そのまま進行方向に歩くと
右手に薄緑色の妙にかわいい洋館が見える。
あとでガイドブックを確認したら、「相馬株式会社」という商家の建造物でした。見学は不可。

ここから左折して基坂(もといざか)を上る。
函館は坂も観光スポットの1つで、町並みが異国情緒たっぷりで楽しい。
しばらく行くと左手にあるのが「函館市旧イギリス領事館」(入館料300円)。
館内は開港記念館とカフェと土産物やさんになっている。
そそくさと見学を済ませて
「ヴィクトリアンローズ」という名前のカフェ〜でひと休みすることにした。
高い天井と、その天井まで続く大きなガラス窓、窓の外は雪景色。
100年近くもまえ、同じようにここでこうしてお茶を飲んでいた人たちの気分に浸る。
当時はここから函館湾が見渡せたのかもしれない。
寒い冬に、温かい部屋で紅茶と甘いお菓子を頂く・・・あぁ幸せ。

スコーンと紅茶のセット
函館市旧イギリス領事館
   所在地:函館市元町33-14
   建築年:大正2年(1913年)
   ・公開時間 9:00〜19:00(4月〜10月)
           9:00〜17:00(11月〜3月)
   ・休館日  なし
   ・入館料  300円
洋館めぐり 旧函館区公会堂
基坂をさらに少し上ると、旧函館区公会堂(入館料300円)。
青と黄色の目の覚めるようなコントラストに、しばらく見とれてしまう。
館内は、外観とは違って、重厚な色合いで
大正天皇が訪れたという貴賓室などがあり、室内の装飾も調度品も豪華。
特に私が気にいったのは、暖炉の装飾。
この色使いと陶器のお花の装飾、なんてかわゆいのでしょうか。
しかも部屋ごとにデザインが違うのだから、手の込んだ仕事である。
それにしても明治・大正時代の「やりすぎ」な装飾ってステキ。

旧函館区公会堂
   所在地:函館市本町11番13号
   建築年:明治43年(1910年)
   ・公開時間
        9:00〜19:00(4月〜10月)
        9:00〜17:00(11月〜3月)
   ・休館日  12月31日〜1月3日
   ・入館料  大人300円 学生・児童150円   
旧函館区公会堂 外観
暖炉の装飾

船魂神社と八幡坂と教会群
旧函館区公会堂から函館山ロープウェイへ向かう途中
「北海道最古の神社」というのぼりが立っている船魂神社(ふなたまじんじゃ)に立ち寄った。
船魂という名前から、この港町の人たちが海上の安全を祈ったことが伺える。
境内掲示板によると、津軽から渡ってきた義経がこの神社の加護を受けて
遭難せずに蝦夷地にたどり着いたのだそうである。
大河ドラマの影響で、JRのパンフにも「義経伝説」の文字が躍る昨今
こんなところにも義経伝説が残っていてびっくり。
それはそうと、境内を猫が散歩しておりました。
こんな寒いのにお散歩なんてもの好きな猫だこと・・・
  
船魂神社境内の猫 冬毛でふわふわ
八幡坂

八幡坂にさし掛かったとき、観光客の団体さんに遭遇した。
ガイドさんが言うには、この八幡坂「チャーミーグリーン」のCMなどでよく登場するのだそう。
そういわれてみると、なんかますますステキかも♪(現金なわたし)
そのまま団体さんに混ざって、教会群を歩く。
函館ハリストス正教会、カトリック元町教会、函館聖ヨハネ教会・・・
残念ながらどこも閉館時間を過ぎていたので外から眺めるだけでした。

函館の夜景
函館山ロープウェイ山麓駅から山頂駅へ。
料金は往復1160円。片道3分ほどで到着。
125人乗れるという巨大ロープウェイは広々していて閉所恐怖症の私でも快適。
山頂駅には屋内屋外の展望台や、レストラン、土産物屋があり
建物も新しくてトイレも清潔。
  
夕方の函館
夜の函館

実は夜景なんてどこも同じと思っていた私。
東京の夜景も横浜の夜景も「ふ〜ん」という感じだった。
だから今回もそれほど楽しみにしてはいなかったのである。
ところが!
函館の夜景はほんとうに美しかった。
宝石箱をひっくりかえしたような・・・とはよく言ったものだ。
周りが海で暗い分、市街地の灯りが引き立つのだろうか。
それとも空気が澄んでいるから、こんなにキラキラして見えるのだろうか。
とにかくキレイ。いつまででも見ていたくなる。
またいつか来よう。

ラッキーピエロ
あやしゃんのサイトで紹介されていた「ラッキーピエロ」の
チャイニーズチキンバーバーを食べるべくベイエリア店へ。
平日の夜19時ともなると、函館の町は人影が消えて店じまいしている店舗も多いなか
ラッキーピエロはハデハデな店構えで私たちをむかえてくれたのでした。
もちろん看板メニューのチャイニーズチキンバーガー(315円)を注文。
注文を受けてから作り始めるので、少し待ち時間がある。
その間に周りを見渡すと、パスタやカレーライスを食べている人多数・・・おいしそー。
さて、待ちに待ったチャイニーズチキンバーガーは熱々でおいしかった♪
味はテリヤキバーガーがチキンになっているような感じなのだけど
ファーストフードなのに手作り感いっぱいの温かい味なのでした。
千葉にも姉妹店?があるらしいので是非もう一度食べてみたい。
闇に浮かび上がるピエロ

ベイエリアと塩ラーメン
ラッキーピエロを出ると、目の前に赤レンガ倉庫のような町並みがある。
このあたりはベイエリアと呼ばれるショッピングゾーンで
海鮮市場からかわいい雑貨まで揃っているので、旅の最終日にお土産物を探すのに便利かも。
ちなみに私は北海道の記念切手セットを買いました・・・

その後、二十間通りをツルツル滑りながら駅前まで戻り
函館ラーメンを食べるべく駅前の星龍軒へ♪と思っていたらすでに閉店してた・・・(T_T)
近場でラーメン屋さんを探していると「鳳蘭」という店を発見。
ハラヘリの我々は迷わず入店。
函館の塩ラーメンを食べるはずが
よくばって五目ラーメン(750円)とワンタンメン(600円)を注文。
他のお客さんは地元の人ばかりらしく、塩ラーメンとビールを注文している人が多かった。
で、私たちのラーメンはスープの澄んだ懐かしい塩ラーメンで
どこまで食べても塩ラーメンだった・・・
実は私たち、塩ラーメンが苦手なのである。
だったら何故食べるんでしょうか・・・我ながらアホだと思う。
きっとここの塩ラーメンは美味しいのに
やはり塩ラーメンが苦手だと再認識することになったのでした。

2日目・・・2月25日・・・
函館朝市 道南食堂
8時に起きて、海鮮丼を食べるべく朝市へ。
事前にいろいろと調べたのだけれど、一番有名な道南食堂へ行くことにした。
で、ホテルから店までの道のりで強烈な朝市の勧誘の網に引っかかり
しかも道が凍り付いていて我々の道を阻むのであった。
「後で〜」と言いながら笑顔で通り過ぎ、なんとか道南食堂にたどり着いた。
道南食堂
   道南食堂
   所在地:北海道函館市若松町10-9
   営業時間:5時〜13時
   休業日:水曜日

行列必至と思っていたが、店内には一組のお客さんしかおらず、すんなり入店した。
魚介のほかに、お惣菜や汁物も豊富にあるけれど
お目当てのミックス丼(2100円)とヤリイカ刺(900円)を注文。
おもいだしただけでもヨダレが・・・いやぁうまかった。
カニはイマイチだったけれど、それ以外の具は甘くてとろけるようだった。
ヤリイカ刺はスーパーで買うイカと違って、透明でパリパリ。

店内には有名人の写真や色紙がびっしりと飾られていて
ものすごくセンスが悪いけれど、ミーハーな私には楽しい。
その中に永六輔の写真を見つけ、思わず「永さんも来たんだ」と声に出したら
お店のご主人が永さんから届いたはがきを見せてくれた。
ハガキ魔という噂の永さんの直筆のハガキであった・・・感動。
そんな私を見て、ご主人はさらに永さんの事務所の住所を教えてくださった。
「ハガキを書いたら喜ぶよ」と・・・そんな大それたことしませんけど
でもしっかり控えさせてもらいました。宝物にします。
その後、地元の山わさびや納豆昆布などの珍味までサービスしてもらったのでした。
私たちが食事を終えるころには団体のお客さんが入ってきて
忙しそうにしていたので、御礼もそこそこにお店をあとにしました。
道南食堂さん、ほんとうにありがとう!!

せっかくだから朝市を見ていくことにしたものの
どこもかしこも勧誘がものすごい。
オットなんて気は強いけど顔がソフトだから
おばちゃんたちの餌食になって、腕をつかまれるやら引っ張られるやら。
私はというと「ねえちゃん芋」とか「昆布かってきな」とか
ぞんざいな扱いを受けた。何故だ。
しまいには「私は地元の人間だ〜」と言いながら歩いたら
さすがに我々に興味をなくしたようだった。ふっふっふ。

さわやか朝市
朝市発祥の地?
五稜郭
駅前から市電に乗り、五稜郭へ。
大河ドラマの「新撰組」を見て、トシ(土方歳三)に感情移入していた我々は
「ここまで来たんだねぇ」「ここで死んだんだねぇ」と感慨深く見ていたのだけれど
どこにも「土方最期の地」みたいな表示はなかった。
・・・箱館戦争の舞台となった五稜郭で死んだんじゃないのだろうか。勘違い?
五稜郭タワーから見下ろすと、なんと全体が見渡せない・・・
タワーの横に新たなタワーが建設中だったので
きっとそのうちキレイなお星様の形が見渡せることでしょう。
(2006.4.1オープン予定)

五稜郭は公園のようになっていて出入り自由なので
犬の散歩をしている方を何人も見かけました。
私たちは一面の雪にテンションが上がって
定番の人型をとって遊んでみた。

五稜郭タワーからの眺め
人型製作中(オット)
人型(私)

函館さようなら
13:40函館発、スーパー白鳥24号に乗り浅虫温泉へ。到着予定は15:56。
その前に北海道土産を物色。
駅のショップが充実しているので、ここで欲しいものは殆ど買える。
スーパー白鳥の車内販売で、憧れの「八戸小唄寿」(1050円)をゲット!!
この駅弁、以前kaoriちゃんがオススメしてくれたもので
あやしゃんにもとても評判が良く、私はその話しを聞きながら期待を膨らませていた。
それがこんなとこでこんな急に出会えるとは。
お味は、酢飯がとても美味しい。もちろん酢でしめた鮭と鯖も申し分ないのだけど
ご飯部分がおいしいお弁当って実はあまり無いような気がする。
八戸小唄寿は美味しい・・・すごく美味しい。
バチの形をしたへらで切って食べるのも楽しい。弁当箱は三味線の胴を模しているのだそう。
八戸小唄寿 パッケージ
その中身

浅虫温泉
陸奥湾に面した海辺の温泉地「浅虫温泉」は意外にも大雪。
地元の方も「こんなに積もるのはめずらしい」と言うほどであった。
駅前には足湯があり、そのモワモワと湯気に思わず引き寄せられた・・・
旅館へ行けば温泉があるというのに、目の前の足湯に勝てない私たち・・・

駅から歩いてすぐのところに、道の駅「ゆ〜さ浅虫」がある。
1階は土地のものが購入できる物販コーナー、5階は展望風呂になっている。
むつ湾が一望できるそうです。(未確認)

津軽藩本陣の宿 旅館柳の湯
お風呂と食事が良く、値ごろ感のある宿を探して、柳の湯に泊まることにした。
海の見える露天風呂のある宿にも惹かれたのだけれど
柳の湯のお風呂もそこそこ良くて、古いながらも清潔な旅館だったので満足。
ところが、期待していた海の幸いっぱいの夕食がイマイチだったのである。
浅虫は「ホタテのふるさと」と呼ばれているそうで
何につけてもホタテが入っている。鍋も茶碗蒸しもグランタンも・・・
しかもヒモも肝もついたままゴロゴロ入ってるので、みんな同じ味。
ホタテのほかにも、アワビの地獄焼きやムール貝のような貝もゴロゴロ。
贅沢なはずの海の幸が拷問のようにさえ思えた・・・
余計なお世話だけど、もっと調理法を工夫して味付けにも変化をつけて欲しい。
貝攻めの夕食
  津軽藩本陣の宿 旅館柳の湯  

  評価:★★☆☆☆
  夕食のマイナスポイントが大きかったので2つ星としました。
  浅虫温泉のお湯自体に魅力が感じられなかったのもマイナス点。
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  <今回の宿泊料>
  一泊二食 14000 X 2名 = 28000
  消費税                1400
  入湯税                300
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  所在地 : 青森県青森市大字浅虫字山下236
  電話番号 : 017-752-2023
  泉質 ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉

3日目・・・2月26日・・・
八戸 八食センター
浅虫温泉から9:58発のつがる12号にて八戸へ。10:45着。
八食センターという市場へ行くのが目的。新鮮な魚介や野菜が買う予定。
駅東口から、八食センター行きのバスが定期的に出ているので利用する。100円。
噂どおりの超巨大な市場というか食品センターという感じで
あらゆる食材の専門店がこちゃこちゃと詰まっている。
もちろん魚介類が多くて、見たことの無いグロい魚や巨大魚が並んでいたりする。
(函館の朝市と違って勧誘が殆どないので、心行くまでゆっくり見られる)
こんな市場が近所にあるなんて、八戸の人たちが羨ましい。いいなぁ〜。
それから、ここには「七厘村」というスペースがあって
買った魚を自分で焼いて食べることができる。
・・・それも目的のひとつだったのに、昨日のホタテ攻めの夕食のダメージが残っていて
魚介類にまったく食指が動かない。見るのも臭いも辛い・・・(T_T)
そういうわけで、おまんじゅうなどを買って八食センターを後にしました。

八食センター
 八食センター   

 所在地 : 青森県八戸市河原木神才22-2   
 アクセス : 八戸駅東口から八食100円バスで9分    
 営業時間 : 9:00〜18:00   
 定休日  : 水

鉛温泉 藤三旅館
今日の宿泊地である花巻へ、電車を乗り継ぐ。
八戸14:04→(はやて18号)→14:33盛岡15:04→(JR東北本線)→15:41花巻
花巻駅を出たバスは30分ほどで「新鉛温泉」に到着。
バスを降りると、あたりはすっかり雪深くなって真冬という雰囲気。
バス通りから急な下り坂を降りたところに旅館はある。
この坂道、ツルッツルに凍りついていてとても怖かった・・・

今日宿泊するのは、日本一深い岩風呂(深さ1.25m)で有名な藤三旅館
田宮虎彦が滞在し「銀心中」の舞台となった旅館だそう。
他にも宮沢賢治など多くの文豪に愛されたとか。
この歴史ある温泉宿に泊まるのだから、せっかくだし・・・と
私たちは「よくばりプラン特別室」というのを予約した。

藤三旅館
 藤三旅館

  評価:★★★★★
  手入れの行き届いた歴史ある旅館に感激。
  お料理は味の変化があってとても美味しい。
  有名な「白猿の湯」は、他では体験できない温泉。
  居心地のよさもあって納得の5つ星。
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  <今回の宿泊料>
  一泊二食 16000 X 2名 = 32000
  入湯税             300
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  所在地 : 岩手県花巻市鉛中平75−1
  電話番号 : 0198-25-2311
  泉質 単純温泉・アルカリ性単純高温泉(源泉掛け流し!!)

特別室は2部屋になっていて、窓側に廊下?が付いている。
古いけれど手入れが行き届いていて、とても居心地いい空間。
調度品も古めかしくて細工が繊細で可愛らしい。
なんといっても嬉しかったのは、コタツが温まっていたこと。ぬくい〜♪
特別室 室内はこんな
部屋からの景色 その1
部屋からの景色 その2
夕食
夕食はこちら。
この立派なキンメのお頭つきは、脂がのりのり。
新鮮な美味しさを発見したのは、山菜のマリネで、
タラの芽もコゴミも初めて生で食べてたけれど
アクがなくてシャキシャキしてる。
初めて食べた生のカブも甘くてサクサクで感激した。
白猿の湯
白糸の湯

浴槽が深いため立って入浴する「白猿の湯」は男女交代制。
2フロア分くらいの空間で天井が高い。
入り口は2階?にあって階段を下って風呂へ向かう。
夕食後に行ってみたら、この湯船のふちに隙間無く人がへばりついてた!
というのも、1.25mも深さがあるため
小柄な人はふちにつかまっていないと溺れてしまうのである。
私も「すいません(^^ゞ 」と言いながらその輪に加わってみた。
ふちから手を離して湯部の中心すすむと
溺れそうな気がしてたしかに怖い・・・かなづちだし。
透明な柔らかい湯で適温なのだけれど
水圧があるせいか、すぐのぼせてしまった。
朝入った「白糸の湯」は大きな窓が開放的で気持ちいい。
すてきな館内
翌朝のお天気

翌朝も雪で、一面まっしろ。
平泉

この旅はこれでおしまい・・・のはずだったのだけれど
欲が出て「ついでに平泉も寄ってみる?」ということになった。
数年前に閉園時間ギリギリに行ったせいで「金色堂が見れない」という
情けない経験をしていたのでリベンジしたい気持ちがあったのでした。

金色堂

でも、ここで何より嬉しかったのは金色堂が見れたことではなくて
コガラとカケスを見れたことでした・・・(^^ゞ

旅行後記

この旅行後記を書いている今は、この旅から2年も経った2007年3月。
いまだにホタテがあまり食べたくありません・・・浅虫温泉おそるべし!

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