46 レフィナーダ(モザーティアナの00) 美浦・藤澤厩舎 | |||||||||||||||||||
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2000年4月23日生・牝馬・鹿毛 生地:北海道・静内産 募集価格70,000,000円/500 1口140,000円(先行価格126,000円)
所属厩舎 美浦・藤澤和雄厩舎(厩舎紹介はこちら) 担当厩務員: 主戦騎手: <父の種牡馬としての評価> サンデーサイレンスのプロフィールはこちら 青鹿毛 1986年生 JPN 91〜 95〜99年チャンピオンサイアー。94・95・97〜99年3歳チャンピオンサイアー。
<募集パンフレットのコメント> 母は不出走馬ながら、繁殖牝馬としては上々のスタートを切った。出走した産駒4頭すべてが勝ち上がったば かりか、いずれも2勝以上をマーク。本邦輸入馬ピープルヒーローは、マイル色の濃いWoodman産駒ながら 2000mを超える距離でも安定した走りを続けている。やはり、世界的名牝系の流れを汲んでいるからであろう。 祖母自身も同様の不出走馬だが、繁殖牝馬としては2頭の一流種牡馬を送り出すなど名牝の称号を得るほど の大成功を収めた。トライマイベストは、自身が英チャンピオンスプリンターに輝き、BCマイルを含むGT3勝の チャンピオンマイラー&スプリンター・ラストタイクーン(オースミタイクーン、ケイウーマン、オースミブライトの父) を輩出。El Gran Senorも、英2000ギニーや愛ダービーを制したうえに、ロドリゴデトリアーノ(エリモエクセルの 父)やBelmez(キングジョージY世&クイーンエリザベスS)を送り出して一流種牡馬の地位を獲得している。さ らに曾祖母からは数え切れないほど多くのタイトルホルダーが並んでおり、スピニングワールドやトーホウシデ ンといった馴染みのビッグネームを探し出すことも可能だ。まさにワールドワイドなファミリーといえる。 いかに 図抜けた実績を誇るスーパーサイアー・サンデーサイレンスといえども、すべてが期待通りの出世を遂げるとは 限らない。父の名声のみで高額取引馬が常識となってはいるが、本馬のバックに控える層の厚い牝系からす れば、多くの同産駒のなかでも上位の評価が可能。配合相手の長所を引き出しながら、自身の並外れた底力 や爆発的な瞬発力を注入してこそ、大物が誕生するのだから。加えて、母父が好相性を誇るNijinskyであるの も心強い。ダンスパートナー&ダンスインザダーク姉弟の例を持ち出すまでもなく、いかにも芝の中距離以上を 得意とする上級配合。Woodman、グルームダンサーによる兄姉以上の出世を期待するのは至極自然の成り行 きだ。 そして、それだけの期待が当然と思える雄大な馬格を備えているとあれば、なお一層心強い。迫力に 満ち溢れた風格は別掲の立ち写真でも十分に伝わることだろう。とても、牝馬と思えぬ発達した筋肉は、育成 に取り組む以前の段階だけになおさら価値が高く、鍛えずとも備わった生まれながらの資質と言うほかない。こ の時期の1歳馬としては抜きん出たレベルの腰まわり、そしてトモの深い踏み込み。また、それに対応するだ けの前駆の力強さ。実際に騎乗者を背に迎えた時には、それが、ますます際立つはずだ。放牧地内のライバ ルたちを威圧するなど、内面での強さも垣間見させており、現時点では課題らしき課題が見当たらない。予期 せぬ不運と巡り合わぬことを願うのみ。振り向くことなく、頂点だけを見つめていきたいトップレベルの逸材。クラ シックを意識してしまうのも無理からぬ事実である。 <ゆうなみのコメント> 昨秋予告のあったサウスニアの待望の内国産1歳馬募集の価格2番目の高馬。SS産駒の牝馬のクラブ募集値段とすると、7000万円は高いなあ。 去年募集の外国産シーキングザゴールド産駒クーヨンガ99と同じ価格。他のSS牝馬2頭が4800万円というまあまあの価格であるのと比べると一層高さが際だつ。 悩んだ末、やはり母系の良さでこれを選んだ。ホームページ仲間でもこれが一番人気。当然抽選になるかと思いきや、「残口少」どまり。やはり価格が効いたか。 でも、直後のセレクトセールで1億9千万円の最高価格で、ドバイのモハメド殿下が購入したSS牡馬ロッタレース01は、母がモザーティアナの妹。牡馬とはいえ、 やはりこの牝系の血統はこういう評価なんだと納得。 産駒がいずれも勝ち上がり実績があるのも心強い。生産は名門のタイヘイ牧場。 |