平成16年10月31日(日) 第1回香里音楽フェスティバル |
本日、寝屋川市京阪香里園駅前を中心に19ヶ所の会場(うち京阪光善寺駅周辺に4会場)で音楽の祭典が挙行されました。総勢300人以上ものミュージシャンが一堂にこの香里園に集いました。こういう音楽イベントは実は香里園では初めてなのです。音楽愛好者の私も会場19ヶ所のうち幾つかをブラブラ回って音楽に酔いしれました。先日の守口門真ジャズフェスティバルに続き、今回の我が地元の香里園や来週に枚方で音楽イベントを行われるといったように、特に今年は京阪沿線でイベントが多いです。聴衆の立場から言えば、イベントが増える事は賛成ですね。もう終ってしまいましたが、一応HPも紹介しておこうと思います。まだ運営されているようなら、是非御一見を。 http://www.geocities.jp/kouri_mf/ 9月の守口門真ジャズフェスティバルと同様に、各会場でそれぞれミュージシャンによる演奏が行われているので、全てを網羅する事はできませんが、音楽の聴こえるところへグルグル見て回るような感じでした。多種多様のミュージシャン等によるライブはもちろん、一部のライブでは、ブルース・バンド「憂歌団」のリード・ヴォーカルとして活躍した木村充揮、自ら立ち上げたゴスペル・クワイア「JAYE'S MASS CHOIR」で活躍しているジェイ公山、アメリカで活躍するハービー・トンプソン、去年の守口門真ジャズフェスティバルの中のジャズコンテストで発掘された若手ミュージシャンの前重英美など、スペシャルゲストを招待したものもありました。 私は長年ピアノやトランペットをやっていましたが、あまりジャズの演奏はした事がないような気がします。しかし、しばらく楽器を手放して街角でこういう演奏を聴いていると、やはり楽器を奏でたいという音楽欲にかられてしまいがちです。各地で演奏を聴いては、そんな事を思ったりしていました。この日はほぼ一日中、香里園各地で熱い演奏が繰り広げられていました。正直、こういう音楽の祭典はやっぱりいいもんですなあ。来年の母校の演奏会、OBとしてで出ようかな… |
平成16年10月30日(土) 「笑ってコラえて特別編」吹奏楽の旅!涙の青春まっさかりSP |
今日は1日雨模様で、仕方なく家でゆるりとテレビを見ていました。夕方ごろに、日本テレビ系列で「笑ってコラえて」(大阪では10ch読売TV19〜20時、所ジョージ司会)という番組の再放送がありました。同番組のコーナーの一つに、「日本列島吹奏楽の旅」(でタイトルあっていたか不明)というのがあり、全国津々浦々の吹奏楽部を取材に行くのです。単に演奏が上手な実力校へ行くというのではなく、全国をランダムで選択し、当選した都道府県の頑張っている部員達の様子を取材にいくのです。今日の番組はその特別編、「笑ってコラえて特別編」吹奏楽の旅!涙の青春まっさかりSP(平成16年9月5日に関東で放送されたもの)として、約1時間半過去に取材に訪れた学校の吹奏楽部の特集だけで構成されていました。個人的には、この番組の再放送というのはあまり聴いた事がないんですが、恐らくこのコーナーの反響が良かったんで、同コーナーだけピックアップした特集を組んだのではないか、と思いました。ちなみに、6月5日に私が大阪市立淀川工業高校吹奏楽部の定期演奏会「サマーコンサート」に出かけた際、同番組のディレクターが取材に来ていたという事実は以前6月5日の「書記」でも記した通りであります。 今回放送された学校のうち、ほとんどが東日本にある学校でしたが、唯一出てきた西日本の学校というのが、「四条畷学園高等学校吹奏楽部」でした。夏頃に行われる「吹奏楽コンクール」では地区大会シード校となっているので、関西ではかなりの腕前がある実力校です。放送されていた内容は、パーカッションパートの女性がハープ演奏が出来るのであるが、身体がごついため、周囲から絵にならないとのオチがついていました。まったくの余談ですが、四条畷学園はバドミントン部も強豪で、私が中学でバドミントン部所属時には、府大会の中でもシード校とされていて、記憶が正しければ初戦で負けても三位入賞になった大会が一度あったと思います。結果は全く覚えてませんが。 今回放送された中でも特筆したいのは、埼玉県某中学校吹奏楽部(名前忘れた)です。取材されたのはどうやら入学式前で、ここは4月に新入部員が5名以上入らないと廃部になってしまうというほど少数部員で構成された吹奏楽部です。各パート1人というのが殆どで、満足なパート練習もなかなかできていません。そんな状態で入学式での演奏を控えていたのです。実力はすごい上手だとは言える程ではないのですが、部存続の為に毎日必死に練習を繰り返していました。その甲斐あって、入学式での演奏では成功を収め、その後、新入部員は想像以上の22名が入部したのでした。その時の在校生の涙がまた感動的でした。今後も頑張っていってほしいです。 ちなみに、今回ではとても放送しきれなかった部分も多かったのか、今度この「日本全国吹奏楽の旅」だけを特集した2時間SPが放送されるそうです(日時不明)。私が6月5日に見に行った淀工吹奏楽部のコンサートの様子も、その時放映されるかもしれないです。今度は是非忘れずに見ておきたいところです。 |
平成16年10月29日(金) 音楽検定試験・後日談 |
今週日曜に梅田で、以前紹介(10月7日書記に少し掲載)した「音楽検定」試験があり、私はそのうち実力調べとして4級を受験してみました。基本的に2〜3級は指導者的レベルで、4級はある程度の楽器経験者レベル、5級は音楽に少し関心があるレベルと分けられている(あくまで個人的解釈)ようなのです。ちなみに1級はまだ実施予定されていません。その試験の解答が運営元(「(財)音楽文化創造」)のHPに掲載されたので自己採点してみました。基本的に、どの試験においても約70%以上の正答で合格とされるようです。自己採点の結果、何とか7割越えをしているようなので、一応合格になると思われます。しかし、よく見たら解答の正誤のバラつきがあったのが特徴的でした。 試験は約5割強がテープを聴いて答える、いわゆるヒアリングテストです。また全問題のうち、約4割強が音楽の拍子や音階などの一般知識、約2割弱が音楽史に関する問題なのですが、この音楽史が壊滅的な誤答だらけでした。他はほとんど正解なのです。音感や楽譜の一般知識はいい出来なのに、作曲者やミュージシャン、世界の音楽の歴史を扱った筆記問題は誤答が目立ちます。勿論、勉強を始めたのが遅かったのも原因ですが、音感をいかした聴音や楽譜の知識は自分の中で重要視していたため日頃から訓練しているような生活をしているものの、過去の作曲者やプロの楽器演奏者、世界の楽器の歴史などの知識は関心薄のためにボロボロといった現実を浮き彫りにしてしまった結果でした。私は別に音楽の指導者を目指すつもりはないので何ともいいませんが、あまりにも出来不出来の差が出てしまって少しショックを受けた、自称音楽人でした。 |
平成16年10月28日(木) 採用面接 |
今日は午後から面接試験だったので、天満研修センター(JR天満駅最寄)という所へ行ってきました。どれだけ気をつけても、どれだけ準備していても、やはり緊張の顔色が拭えません。練習の時はうまくいっても、本番ではうまく言えなかったりします。そう思っているのは私一人ではないでしょう。同じく順番を待っていた他の人も同じでしょう。たまたま隣あった人と順番になるまで話していましたが、やはり気持ちは同じようです。どんな試験であれ、面接となるとうまく言えなかったりするものです。それが当たり前のことなのでしょう。やるだけの事はしたのですから、今更あれこれ言っても仕方ありません。精一杯挑んだのですから、後は結果を静かに見守るだけです。 |
平成16年10月25日(月) 新潟県中越地震 |
23日に新潟県を中心に起こった直下型地震は、未だ活動が続いています。新聞やニュースによれば、2時間の中で震度6以上が4回も起こっていたらしく、過去例のない大型地震だそうです。現在までにも、震度3以上の余震が何度も起きており、専門家の話によれば近いうちにまた震度6くらいの余震が起こると推測されており、今後も警戒が必要だそうです。本当に被災者の方の気苦労が計り知れませんね。 梅田など人が多く集まるような所では、被災者支援の募金の呼びかけなども始まっています。私は定期的に参詣している寺院に足を運んだのですが、こちらでも募金箱が設置されていました。少額ですが私も幾分か募金しました。日本は地震や台風、火山活動など天災から避けられない国です。今が大丈夫でもいずれは起こって当たり前だと思います。特に今年は大型の台風が続き、大型地震も起こって各地で大きな被害の様子が連日報道されています。こういう時こそ、進んで救いの手をさしのべる心が必要だと強く感じました。 以前、ある番組で障害者の身になって東京で生活をするという企画が放送されていて、何気なく番組を見ていたのですが、某駅で身動きがとれなくなり道行く人に助けを呼んでいたのですが、驚いたのは行き交うサラリーマンやOLの方々は誰一人としてその声に答えるために足を止めなかったのです。十数分ほどしてようやく声に応じた人が現れたのですが、すぐに応じてくれる人がいないこの現状に少しショックでした。東京だけでなく、大阪や名古屋、また他のところでももしかしたらこういう現状があるのかもしれません。天災などが起きた時は特に人と人との協力が不可欠です。約10年前に起こった阪神・淡路大震災では、国内だけでなく、アメリカをはじめとする主だった国々のボランティアの方々が、被災者の救援にかけつけてくれたという記事を読んだことがあります。人種や国境にとらわれず、広い心を持って手をさしのべるその意志こそが、国内外問わず人と人を繋ぐ素晴らしい交流を生んでくれるのだと思います。 話はまた新潟に戻ります。報道メディアによれば、震源地が浅いところのせいか、大きな余震が未だ続いており、他県のボランティアの方々がなかなか現地入りできない状態なのだそうです。震災が続いている以上、現地入りしても災害に巻き込まれる可能性も少なくないですし、更なる混乱も生み出しかねません。天候も下り坂で、明日以降で降雨する可能性もあり、土砂災害や復旧作業の停滞が懸念されています。1日も早く余震が治まるのを祈るばかりです。 |
平成16年10月23日(土) 新潟地震 |
本日17時56分、18時12分、18時34分に新潟県中越で震度6強の地震が3回も起こりました。その後も震度5弱の地震が起こったり、と、余震も続いている模様です。先日も東海・東南海で大きな地震があったとこだし、まるで列島全体が震えているような感じです。 東海・東南海地震の時は私が住まう大阪は確か震度4くらいだったと思いますが、私の体感ではそれでもかなりびっくりしました。今回の震度6強というのはとても想像できません。約10年前に起こった阪神淡路大震災の時も、神戸市を中心にかなり激しい震災であった事はいまだに復旧作業が何年もかかっている時点で想像できましょう。今回の激しい地震で新潟市をはじめとしたの被災者方の苦悩は、最も被害のあった神戸市民の方々が一番よくわかっているかもしれないですね。 元々日本列島は、各大陸プレートが重なっている為に、比較的地震が起こりやすい国と言えると思います。にしても、先日の超大型の台風の被害が各地で残っているところの今回の大地震、今年は本当に災難続きとしか言えません。 今回の新潟県の地震により、同県や福島県では本日夜、28万戸近くが停電し、ガスも1万戸以上で供給が停止されるなど、至る所で被害が出ているそうです。また、新潟県柏崎市ではほぼ全域で信号機が止まった状態に。上越新幹線も地震により脱線するなど、被害も深刻化しているようです。せめて、余震だけでも早期に治まればいいのですが… |
平成16年10月22日(金) 時代祭 |
本日は京都で時代祭が行われました。折角なので、時代祭の基礎情報を別項に記してみましょう。 時代祭は平安奠都(てんと)1100年記念の一環で1895年に始まり、戦時中は中止されたが、その後復活し今回でちょうど100回目なのです。平安期から明治の装束の行列約2000人が京都の都大路に壮大な時代絵巻を繰り広げるイベントであります。衣装など各時代の風俗を忠実に考証され、ある意味、生きた教科書(?)のようで勉強になります。ところが、近年問題が発生しているそうです。これは数日前に紙面に登場していたので少し紹介すると、同祭の行列の約3割を学生アルバイトが占めているそうなのですが、このアルバイトに関する問題なのです。アルバイトは主催者、平安神宮の崇敬団体「平安講社」が京都の6大学を中心に約600人募集をかけます。かつては「学生時代の思い出に」と応募が殺到したが、最近では「急募」を再掲示する大学があり人気が下降。また、午前7時半から午後4時まで拘束し、そのバイト料が日給6700円では「安い」という声や、「学生がまじめになり授業を優先する」、などの理由で敬遠され、直前まで定員が埋らない事態なのだそうです。更には、時代考証にとても合わない茶髪の学生の増加もその一因をかんでいるようです。求人では「著しい長髪、染髪不可」としているが、かなりの学生染めているのが実情のようです。ここ数年は見物客から平安神宮まで苦情があるほど深刻化している事態だそうです。 茶髪の学生が各時代の装束を身にまとい、行列を組んで歩んでいるのを見ても、正直なところあまりその当時の歴史に思いをはせるのは難しいかもしれません。主催者らが頭をかかえている時代絵巻は、時代に合わない時代祭(By紙面タイトル参照)と化してしまっているようです。染髪の方はせめてこの時だけでも黒髪に戻したりしたら如何なのでしょう。…ちなみに私は墨のように黒い(…言い過ぎ)黒髪なので、もし京都で大学生活を送っていたらすぐこのバイトに飛びついたと思います。…奈良でもこんなバイトないんかな…? |
平成16年10月20日(水) 大型台風23号・続編 |
台風の余波はまだまだ続きそうです。問題の台風23号は、20日午後1時ごろに、高知県土佐清水市付近に上陸し、時速45`で北北東に進行中であり、今後は本州を横断する見込みとされています。昨日と重複しますが、台風の上陸は今年10個目となり、年間最多記録を樹立してしまいました。つくづく今年は台風がよく到来され、各地での被害が深刻な状況です… この台風23号は、20日午前5時過ぎまでは、「超大型」とされていましたが、同6時前に「大型」となったそうです。これは気象庁が2000年に定めた台風の勢力を示す目安に基づいています。同庁によると、台風の大きさは平均風速15b以上の強風域の範囲で分類されます。「超大型」は強風域が半径800`以上となっており、本州がまるまる入る広さに相当します。「大型」は半径500`以上800`未満となります。 一方、台風の強さは最大風速が目安となり、「強い」は「33b以上44b未満」、「非常に強い」は「44b以上54b未満」、「猛烈な」は「54b以上」と分類されています。 ただ、超大型のままで上陸した台風は同庁が目安を定めてから一度もないそうです。大型で上陸した台風は、先の16号(8月30日上陸)と18号(9月7日上陸)があります。そして今回の台風も大型で強風なのです。この文面を作筆したのは本日晩ですが、いまだに屋外では強風の音が聞こえて止みません。今年は例年より台風による被害が多い気がしてなりません。今年はこれ以上台風の上陸記録が更新されないよう、祈るばかりであります。 |
平成16年10月19日(火) 大型台風23号 |
またもや台風が沖縄方面から接近中なのです。先日の台風で上陸回数過去最多記録を樹立したところなのに、もう更新されそうです。今年は本当に台風の当り年となってしまった感じです。 今回の台風23号は超大型で強く、19日午前0時現在、沖縄県・宮古島の南東約230`の海上を時速約10`で北北西に進んでいるそうです。19日には強い勢力を保ったまま沖縄本島を通過し、20〜21日に西日本から東日本に接近するようです。とにかく大きい為に、広範囲で大雨となる恐れがあるとのことです。気象庁によれば、中心気圧950hPa、最大風速40m。中心から220`以内で25b以上の暴風、800`以内で15b以上の強風が吹いているそうです。今年は強力な台風が続き、日本各地で被害が多発しています。国宝・厳島神社の被害もその一例です。更には、新たに台風24号も登場するとの情報もあったりします。もうしばらくは警戒心を解く事は許されないようです。 |
平成16年10月17日(日) イベントシーズン |
先週京都で同行していた友人N氏が、京阪電鉄のファミリーレールフェアに出向くというので、私も同行しました。同電鉄のレールフェアは寝屋川市にある車両基地で実施されており、我が家から自転車をこいで約15分ほどで行ける割と近場な距離なので、興味本位で行ってみたのでした。当然、鉄道に因んだイベント尽くしで、電車に乗ったり、ドアの開閉、クラクション、信号にハンドルなどの操作ができたり、また鉄道グッズや車両部品が購入できたり、全国有名な駅弁の販売があったり…と、家族で色々楽しめるようになっていました。実は我々は去年も行っていて、その際は同電鉄に勤務している友人と再会できたのですが、今回は残念にも見かけなかったのでした。 電車といえば、子供の興味が注がれる一品の一つですが、やはり会場に来ていたのはそのような小さい子供連れの親子が目立っており、面白そうに各イベントを廻っていたようです。中には一般に“鉄道マニア”と呼ばれてそうな方々も見かけられ、私はN氏とそのマニア達の分析を勝手にしていました。…ここで特筆するべきものでもないので省きますが。 午後は近鉄上本町駅で行われていた「鉄道の日」フェスタなるものがあるというので、初めて行ってみることに。京阪寝屋川市駅から守口市駅で下車し、近所にある地下鉄谷町線守口駅から同線谷町九丁目駅(上本町駅連接)と向かいました。ちなみに、本来なら京阪で天満橋駅まで行き、そこで地下鉄同駅から谷町九丁目駅へと向かうのが一般ですが、前述の方法だと若干安価で目的地に行けるのです。地下鉄の場合、近距離だと高価、遠距離だと安価(私鉄相互乗入除く)な傾向が料金表からわかったので、利用される時は色々手段を考えてみるのも面白いと思われます。話は戻って、到着すると「OSAKA SCHIETTO BRASS」のメンバーの方のコンサートがあったので聴きました。トランペット2本、ホルン・トロンボーン・チューバ各1本の金管五重奏で、曲目はアンパンマンなど子供向けの曲を主に演奏していました。友人N氏は演奏後に行われるビンゴゲームに挑戦したいと意気込んでましたが、使用するカードは先着150名でとうに配り終わっていたので非常に残念がっていました。また、大坂城公園で「第6回市民フェスタおおさか」なるイベントがあるとの事で、更に地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線を乗り継いで大阪ビジネスパーク(通称、OBP)駅で下車。自然環境をテーマにしたもの、飲食屋台、企業・労組などの活動展示、骨密度や体脂肪測定、外国人による衣料品バザー、吹奏楽、アカペラ、ジャズ演奏…等々、あちこちでイベントが繰り広げられていました。 見終えて京橋駅から帰路に向かっている途中で、昨年就職活動の際に世話になった「ツイン21」(大阪市中央区)1階で何かイベントが行われているのを発見。興味だった我々は早速中に突入しました。イベントスタッフに聞いてみると、実は日本麻酔科学会などが主催するイベント「市民のための身近な麻酔」(毎日新聞等後援)というのが今月16〜17日の2日間行われていたのでした。同イベントは、1804年10月に世界で初めて麻酔下での手術に成功した紀州(現和歌山県)の医師・華岡青洲(はなおかせいしゅう)の偉業から、ちょうど200年になるのを記念して開催されたのです。会場中央部には、実物大の手術室を再現し、手術を開設する「手術麻酔シュミレーションライブ」が行われており、多くの人が緊迫感ある“手術”の様子に見入っていました。他にも心配蘇生法を学べたり、麻酔に関する医療相談コーナーなどもありました。血脈から見た健康チェックも無料で体験できたので、我々も早速体験する事に。小さな器具を親指に挟んだだけで、酸素供給率、脈拍などが見てわかる装置なのです。ただし、私は現在風邪気味なので、まず正常な結果は出ないだろうと思っていたのですが、やはり1つそうでした。後半脈拍が一定に打っていない不整脈が少し見られたのです(悲)。他は酸素供給率100%などと正常でしたのに。ただ、担当医師によれば、病人はもとより比較的若年層(20代まで)やスポーツに携わっている人、あと緊張しやすい人などは割とこの傾向が見られるそうなので少し安堵。どうせなら体調万全時にもう一度試してみたいです。一方のN氏は供給率95%と20代の割には低いと言われたそうで、少しショックうけておりました(汗)。 今日はいろいろ見て廻る事ができました。しかし、その行動は病人とは思えないくらい動き回っていました。「病は気から」という諺のように、何かに熱中していると、知らずに病気が失せていくのかもしれないですね。実際、帰宅後は昨日より調子がよくなっています。そのお蔭でこの長文…、誠に見づらくて申し訳ないです。イベント好きな私は22日の京都「時代祭」に目をつけたのでした。にしても、ほんと秋はイベント多いですな… |
平成16年10月15日(金) ラーメン巡り旅・対病奮戦記 |
ここ最近急に涼しくなったと思うのは私だけではないでしょう。10月上旬でもまだ暑かった時があった位なのに、急に朝晩が寒いと思う日時が現れ始めた感じです。まさか急に来るとは思ってもいなかった事態で、油断した私はうっかり風邪を召してしまいました(泣)。鼻がグズグズいって辛い状況です。実は私は近年の異常気象のせいか、10月の昼間でも屋外はまだ暑かった為に、まだまだ半袖の服で過していたんですが…今はこの有様です。気温が変わる季節は特に注意が必要です。 そんな中、晩にがるさりす氏(以下、が氏)から晩飯の誘いが舞い込んできました。病気が有ろうが無かろうが、食欲旺盛さが変わらない私は鼻をぐずつかせながら集合場所へ向かいました。そして、が氏と合流して向かった先は…勿論、ラーメン屋であります(笑)。今回は亀王ラーメンに行ったのでした。ここはさほどこってりではなく、寧ろあっさり系の味ですが、とても食べ易くて良かったです。チャーシューもなかなかいい味がしていて、汁一滴残さず頂戴いたしました。ただ、今日は体調が万全ではなかった為、万一の事態を考えて早めに帰路に着きましたが、特に異常なく安らかに就寝できたのでした。 |
平成16年10月13日(水) 部分日食 |
明日14日午前から正午すぎにかけ、沖縄地方や九州南部を除く全国各地で月が太陽の一部を隠す部分日食を観測する事ができるようです。今回の部分日食は高緯度ほど太陽の欠ける部分が大きく、札幌では午前11時32分ごろに太陽の見た目の面積の38%、東京では同11時41分ごろに24%、大阪では同11時32分ごろに15%欠けるとされています。 国内の部分日食は2002年6月以来の2年4ヶ月ぶり。次に日本で観測できる日食は2007年3月19日の部分日食だそうですが、東京、大阪では観測できず、札幌でも最大5%しか欠けないのです。2009年7月22日には全国で日食が観測でき、奄美大島では皆既日食となるそうです。 ただ、部分日食は太陽の大部分が隠れずに残っているので、直接見ると網膜が焼ける恐れがあるので、肉眼で直視しないように、と国立天文台は注意を促しています。興味あられる方は、日食観察用の特殊グラスや、投影板を付けた望遠鏡などの使用が望ましいそうです。私は個人的にいえば、部分日食より皆既日食を1度でいいから見てみたいですね。2009年奄美までいくべきか… |
平成16年10月11日(月) 遣唐留学生墓誌発見 |
本日朝刊に面白い記事があったのでここに一筆したためようと思います。 中国・北京の新華社通信によると、中国陝西省西安市にある西北大学は10日、中国・唐(618〜907年)に日本から中国に渡った1人の遣唐留学生が客死したことを記す墓誌を同市内で発見したと発表しました。この留学生は奈良時代に阿倍仲麻呂らと共に遣唐使の一員として中国に渡ったとみられています。中国で当時の日本人の墓誌が発見されたのは初めてであり、墓誌にはほとんど知られていない遣唐留学生の実態を伝えており、日中交流史の新たな側面を浮き彫りにする貴重な発見だそうです。 同通信によれば、墓誌には「国号日本」と書かれており、中国で確認されている漢文の実物資料のうちで、「日本」という国名が出てくる最も古いものであると報じ、その墓誌はほぼ正方形(一辺約39.5cm)、文字は篆書(てんしょ)で、全部で12行、171字から成っているそうです。遣唐留学生について、「姓は井、名は真成、国号日本 」で、豊富な知識と勉学に励んだ業績を評価してあり、その後「井真成」は官職として宮廷に仕えたが「開元22年」(西暦734年)に36歳で死去。死後、皇帝の衣服を管理し直接皇帝に仕えることができる「尚衣奉御」という高位の職を授与されたことも付記されており、玄宗皇帝(在位712〜756年)がその死を惜んで盛大な葬儀を行ったとの記述もあり、「亡骸は異国の地にあるが、魂は故郷に帰ることを願う」と結んであるそうです。 「尚衣奉御」という役職から、「井真成」は唐で出世した仲麻呂に匹敵する人物だった可能性があり、また墓誌にある死亡年齢などから、717年に仲麻呂や、帰国して右大臣になった吉備真備(きびのまきび)ら557人が参加した遣唐使として中国に渡った可能性が強いとされています。日本側に「井真成」の記録がないのは、中国名のうえ、日本で高位の官職についていなかったためと見られるようです。 留学生の多くは下級官僚の子弟から選ばれた優秀な若者であり、長期留学で往復の航海での遭難も少なくなかったが、帰国して成果が認められれば、出世できる上に一族も取り立てられるのです。おそらく「井真成」も19歳で渡航の際にそんな夢を抱いていたのではないでしょうか。同船の留学生仲間には、唐で官吏となり帰国できなかった仲麻呂や、無事帰国して右大臣に出世した真備もいました。当時の渡航は今よりも危険が伴い、留学中での挫折や病死のほか、帰国船の遭難で犠牲になり、無名のまま終った留学生も数多いとみられています。「井真成」も有能で帰国後の活躍が期待されていたが、悲運にも帰国便が出発する直前に死去。歴史に「もしも」があるなら、もう少し彼が長命であれば、真備のように日本の歴史に名を残せたのではないでしょうか。 ところで、この「井真成」は日本ではどういう人物だったのでしょう。現在の所では何もわかっていないようです。とある研究者によれば、この「井」という中国姓は現在の大阪府藤井寺市一帯を本拠としていた渡来系の「井上忌寸(いみき)」という一族の出ではないか、と思われ、一族の中でも特に優秀で、コネもあったのかもしれない。死後に贈られた、皇帝の衣服を管理する役職「尚衣奉御」は従五品上(官位)に相当するが、ほぼ同じ年齢で共に入唐した仲麻呂は同じ頃に従五品下に昇格していることから、「もう1人の阿倍仲麻呂」ともいえるだろう、と推測されています。彼の素性はどんなんであるのか、今後の研究に期待されます。 |
平成16年10月10日(日) 京都放浪旅記・東山編(長文編) |
本日は大阪で御堂筋パレードが挙行されてました。先週は強い台風や前線による降雨の影響で、パレードは行うものの露店などは中止するという事を聞き、少し残念。ところで、今日は大学の友人N氏が久々に都合がついたので、久々に京都観光を遂行しました。以前にも実施し、その時は上賀茂〜大徳寺付近を探索したのであるが、今回は近場(東山区内)で比較的メジャーでない社寺も廻ろう、との目標で、京都四条大橋(京阪四条駅)を起点にスタート。本文が長くなりそうなので、以下順次訪問地とコメントを並べて紹介しておく。
…以上が私と友人N氏が観光した場所です。社寺だけでなく、歴史を感じさせる散歩道も今回は歩き回りました。十分満喫した後、京阪七条駅から電車に乗込み、枚方市駅で友人N氏と別れ帰路につきました。 ――以上、長々とした長文にお付き合い下さり、ありがとうございました。m(_ _)m |
平成16年10月7日(木) ミナミ+キタ |
夕方に心斎橋のYAMAHAへ出向いた。当店へはX年振りの来店となる。2階の書籍が並ぶ所へ真っ直ぐ向う。実はつい最近に、財団法人音楽文化創造というところが音楽検定試験(通称;音検、文部科学省後援)を始めたのだ。試験は2〜5級(2・3級はそれぞれ邦楽・洋楽別選択)があり、実は1級もあるようなのだが、まだ来年以降の予定で実施すらされていない。そのくらい比較的近年できた試験のようだ。ここでいう音検とは、日頃音楽を気軽に楽しんでいる人から専門的に深く音楽に関わっている人まで、洋楽、邦楽、クラシック、ジャズ・ポピュラー等を問わず、幅広く音楽を愛好する人々を対象にした試験である。試験内容は様々な音楽様式、時代、地域、楽器等について音楽を聴きながら解答するもの、音楽の構成要素(リズム・メロディー・ハーモニー・音色等)や構造などを聴き取り、基礎的な音楽理論と結びつけて解答するもの、音楽の一般知識に関する問題、の3種類ある。それをつい最近知った私は興味本位で申込締切日最後に申込んだ。…ところまではよかったのだが、実は参考書を何一つ持っていなかった。そこで、大型店である同店へ久々に出向いたのである。ところが、目的の本を見つけたはいいが、様々なジャンルの楽譜がこちらに手招き(?)しているように見えて目移りして仕方がない。色々楽譜を見まくって結局1時間半滞在していた。その後、何かCDを購入しに梅田へ向う事にした(BY徒歩)。YAMAHA前の心斎橋筋をひたすら北へ向かい、途中に散在するドラッグストアで色々安売りしてたので雑貨購入しながら、ミナミからキタへ歩く事約45分、梅田地下街に到着。総計約3km歩いていたようだ。本来なら金券ショップ巡りを遂行するところだが、あえて辞退してそのまま地下をもぐってヨドバシカメラ梅田店に入店。早速見て回っていたらゲームサントラのスタオ3(本名スターオーシャン3)があったので即座に購入。その後、YV「すぽると」のテーマ曲を集めたサントラがあり、B'zの「ROCK MAN」が収録されていたので迷ったが、結局次回に持ち越し。帰りに金券ショップで品物チェックし、帰宅してからサントラを早速聞いて生バンド音で作られたBGMに酔い、日付が変わってからはラジオを聞いた。何とも満足な1日であった。 |
平成16年10月5日(火) 京都・観光文化検定試験 |
ずいぶん前にも紹介したかどうかわからないが、「京都通試験(仮)」というものが今年の1月に検討されていた。その名の通り、京都に関する歴史や文化などの知識を問う試験である。その後、京都商工会議所が正式に「京都・観光文化検定試験」として今年12月に初めて実施する事になったのである。説明するまでもないのでここではとりあげないが、興味ある方はインターネットから検索して見てみるといいだろう。無論、京都愛好者の私は言うまでも無く受験必須である(と思い込んでいる)。以外に内容が幅広く、なかなか手強い感じだが、ここは是非取得してみたい。 |
平成16年10月2日(土) 世界に飛躍する日本人 |
個人的に珍しく、スポーツを題材に挙げる。米大リーグで活躍するシアトル・マリナーズのイチロー外野手が1日に当地で行われたレンジャーズ戦で3安打して今季通算259安打とし、ジョージ・シスラー(当時ブラウンズ)が1920年に作った最多安打記録「257」を84年ぶりに更新し、新記録を出した。メジャー4年目で不滅と言われた記録を塗り替えた同選手は「自分の野球人生の中で最高の瞬間でした」と心境を語った。 ジョージ・シスラーは1915〜30年、セントルイス・ブラウンズ等に在籍し、首位打者2回のほか盗塁王4回獲得した、走攻守3拍子そろった左打者で一塁手である。そのシスラーが80歳で逝去した1973年にイチローが生誕しており、ヒットメーカーの2人は何かの因縁で結ばれているかのようだ、との表記が各紙で見られる。過去84年間、本場のどんな打者も到達できなかった頂を、メジャー4年目のイチローが攻略した。打率もア・リーグトップの3割7分1厘(30日現在)で、3年ぶり2回目となる首位打者のタイトルもほぼ確実視されている。この日の新記録樹立は日米メディアのみならず、隣の韓国や強豪キューバを始め世界でも報道されたそうだ。この日は世界でイチロー色に染まった感じのようだ。残る試合でどこまで記録が伸ばせるか注目される。 |
平成16年10月1日(金) ラーメン巡り旅・奔走編 |
昨日、友人がるさりす氏(以下、が氏)より一本の電話が鳴った。「無鉄砲へ行かんか」とのご通達だ。最近ご無沙汰なのでついつい誘いに応じた。「無鉄砲」とはラーメン屋の事である。ここのこってりラーメンの味は、たまらなくこってり派の私を誘惑(?)してくる店舗の一つである。しかし、同店は奈良県京終に在する為、ちょっと軽く飯でも…という感じで通える場所にないので、奈良方面へ予定が無い時はとても行ける所ではなかった。交通費も片道だけでもなかなか痛い金額なのだが、が氏が車で送ってくれるということになり、申し出を喜んで応じた。 そして本日晩、京阪八幡市駅で待ち合わせをすることに。京都府民の彼は大阪の交通事情に明るくない為、うちの近所まで迎えに来てもらうことができないので、一番大阪寄りの同駅なら出迎え可能とのことでこちらが集合場所となった。直接店舗へ向うより、これの方が個人的にも金銭面で助かるので即決である。やがて迎えに来てくれたが氏と共に、国道24号線の奈良街道をひたすら南下。奈良県内に入ってから、かつての大学の最寄に今も住まうサークル仲間2人も合流する為に県道1号奈良生駒線(阪奈道路直結)を西進して富雄に寄り道。友人2人も乗せていよいよお待ちかねの「無鉄砲」へ向った。先ほどの道を引き返し、県庁東交差点を曲がって南進。鹿が群がる(この時全く気配なかったが)奈良公園を横目に国道169号線を南下して遂に到着。ところが、到着時にはサラリーマン風の男数名が既に並んで待っていた。やはり有名店なだけあって人が多いようだ。しばらく待った後、いよいよ入店し券売機で豚骨ラーメン券購入。ネギの量(多い・普通・少ない)、濃ゆさ(こってり・普通・あっさり)、麺の太さ(太め・普通・細め)が自由に選択できるので、迷わずこってりでネギ多めで注文。品物がきて見てみると、素晴らしい(?)くらいに油が浮いているところに多量のネギが顔を出している感じである。大阪府寝屋川市に「一作」というラーメン屋があり、ここもかなりのこってり味なのだが、ここ無鉄砲はそれを越えたと個人的には思っている。こってり度ランキングで今の段階ではトップ級である。無論普段どおりに汁一滴残さず完食である。こってり派の人間は是非一度は来るべき店である、と私は思っている。 こってりな余韻に浸っていたのだが、所用の為に今日中に帰宅せねばならなかったのを急に思い出して慌てて帰路に向う。満足に話せなかった友人等と次回の再会までしばしの別れを告げ、慌てて最寄の近鉄奈良駅に。駅まで送ってくれたが氏に感謝の意を伝えて電車に走って乗込む。ここからあとJRと京阪に乗り継がねばならない。うまく帰れるか…と思っていると、乗り換えの際に一番出口の近い車両に乗っていた事が功を奏し、一つ前の電車が発車するところに遭遇。うまく終電の一つ前で帰宅ができた。こんな遅い帰宅はずいぶん久々である。なかなか大変だったが、満足できた1日であった。 |