書記

平成16年11月期分

不定期に更新される管理人の独言。
台風や地震の被害が深刻化してます。



平成16年11月22日(月)  しばしの休養
実はこのたび私の所有するパソコンを修理する事になりました。以前にも多少書込みした事がありますが、私のPCでCD/DVDが全く起動しなくなってしまったのです。でもプログラム自体は問題ないので、日常使用する点では不都合があまりないので放置していたのですが、いつまでもほうっておく訳にもいかないので、このたび対策に打って出たのでした。そのため、しばらくの間、更新が停滞する事になると思いますが、どうかご理解願います。ただし、掲示板だけは、いつでも24時間更新が可能なので、何事でもこちらにどんどん書き込みを宜しくお願いいたします。



平成16年11月18日(木)  ラーメン店米国進出
毎週木曜深夜25時から27時はニッポン放送をキーステーションに全国36局で放送しているニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聞くのが日常となっています。逆算すると、聞き始めて今年で通算8年目(大学受験前の約1年除く)くらいになります。もうある種ヘビーリスナー(?)となっている感もあります。…といっても、投稿ハガキは1枚も出した事がありませんが。

その放送終了後の27時(正確には金曜深夜3時)からは「斉藤安弘のオールナイトニッポン・エバーグリーン」(月〜木深夜27時から放送)というのが放送されています(但し、全国9局でしか放送していないので聞けない地域あり)。パーソナリティーの斉藤氏は通称「アンコー」(下の名前を音読みしたもの)と呼ばれる、オールナイトニッポン放送開始の初代パーソナリティだったそうで、去年くらい(いつからか不明)から再度「オールナイトニッポン・エバーグリーン」という番組で復活されたのです。テーマ曲が流れるのと同時に「君が踊り、僕が歌う時、新しい時代の夜が生まれる。太陽の変わりに音楽を、青空の変わりに夢を、フレッシュな夜明けをリードする、オールナイトニッポン・エバーグリーン」という言い回し(?)で開始されます。アンコーさんの放送はナイナイの放送終了後に繋がっているので、時々聞いているのです。オープニング曲は他のパーソナリティの時と同様に、ハープ・アルバート&ティファナブラス「Bitter Sweet Sanba」、オールナイトニッポン放送開始の時からこのテーマ曲だそうです。特にメインで奏でるトランペットがこれまたいい感じで…云々(略)。

ところで、アンコーさんの放送の冒頭で今回、ラーメンの話が登場したので特筆しようと思ったのです。これが書きたいがために長々と前ふりしたのです。さて、内容ですが、ニューヨークのマンハッタンでは、日本のラーメンが上陸して話題になっているそうです。米国紙「ニューヨークタイムス」が2ページにもわたって特集を組んだくらいです。日本のラーメンのマンハッタンへの進出状況や、日本人のいかにラーメンが好きであるか、等を紹介しているそうで、その中では、「日本人は年間45袋のインスタントラーメンを食べて、ラーメンが寿司より安い国民食となっている。」とか、「日本国内に20万店以上のラーメン店があり、この複雑な食品を日本人は家庭では作らず、ラーメン店にまかせている」等と紹介しているようなのですが…。何かちょっと違いますねえ。アンコーさんも日本人と米国人のとらえ方が違うのでしょう、と言って話をきり終えてます。私はアンコー派(?)ですね。私としては別に店にまかせている意識はまったくないです。袋物のラーメンを自宅で作って適当にトッピングして食べたりもしますし。確かに店舗はどんどん増えている感はありますが、個人的には外食する一候補であって、米国人が思うほど頻繁に食べてはいないですからぁっ……、残念!(波田○区風)。
…まあ個人差はあると思いますが、皆さんはどうでしょう。結構食べに行く方ですか?



平成16年11月15日(月)  東京旅行記・後半
――続き。今日は朝から雨が降っていました。昨日も夜には降雨していましたが、まだ傘無しでも歩き回れるくらいでした。今日はそうもいかずに治まるまで部屋で待つはめに。昼頃になってようやく静まりました。あまり長居はできないので、とりあえず昼飯を食いに行こうとなり、kojikojiが勧める東急池上線蓮沼駅前のカレー屋「インディアン」に行きました。メインはカレーですが、中華そばと名のうたれたラーメンも売られていました。カレーは中辛程度、ラーメンはかなりあっさり風味です。本当に味のないくらいあっさりしていました。kojikojiはカレーを食べた後にラーメンのスープを飲むと不思議な味になる、というので早速挑戦。………、確かに不思議な味がしました(汗)。

食事後は、そのまま近所の商店街へ。この商店街を抜けると、JR蒲田駅前に出るので帰阪するにはちょうどよいのです。近所の金券ショップで格安切符を購入してkojikojiと別れ、JR東京駅から新幹線でJR京都駅まで。着いた時は日がもう暮れていました。

京都駅構内(京都伊勢丹の近く)で今月30日まで、「新撰組」の展示が やっているようなのでちょっと見物。しばらくすると、koroheru氏からメールが。実はkojikoji邸に泊まった深夜、koroheru氏から電話が。2日前はほぼ徹夜し、さらに電話する前まで軽く飲酒されていたため、珍しく声が1オクターブ(?)くらい高くなってテンション高揚気味でした。その際に帰阪した際に飯に行こうと言っていたのです。京都駅から京阪七条駅まで歩いて京阪電車に乗り込み、守口市駅で合流。駅高架下にある「天下第一」というラーメン屋へ。本日新メニューとして登場した「唐揚げ丼」も合わせてまたラーメンを注文。考えたら昨日からラーメンばっか食べてます。こりゃ太りそうだな……、と思いつつもしっかり完食。

コンビニで食後のコーヒー購入し、駅前で熱々コーヒーに舌を打っていると、何処かの会社勤務の中国人4名と案内人ぽい日本人1人に声をかけられました。どうやら中国人の方々がパチンコをやってみたいという事で店を探していたらしいのです。我々がありそうな場所を案内すると、陽気な声で「ありがとう」と言ってくれて早速向かわれました。…実は、コンビニで一度すれ違っていたのですが、そのコンビニの向かいにパチンコ屋があったんです。…気付かなかったんだろうか。温まったところでkoroheru氏と別れて帰路に向かいました。帰宅すると、流石に疲れたのか、頭痛が始まりしばらく奮闘(?)していました。また来年東京行きます。―完―



平成16年11月14日(日)  東京旅行記・前半
突然ですが、今日の昼から東京へ遊びに行きました。前々からkojikoji氏からの誘いもあり、1泊2日というせわしない旅行を企てました。東京友人宅へ行くという大まかな目的地だけ設定しておき、到着後に何をするかはあえて何も決めてませんでした。この点では、半ば思いつきの状態で出向き、現地に着いてから気分次第で観光先を決めている京都観光の時とほぼ同じ考えで向かいました。

大阪京橋の某格安チケットショップで東京行きの新幹線切符を購入。この時、店員のおばちゃんがさっきキャンセルされた本日限りの切符でよければもう少しおまけする、と言われ、即購入。購入後すぐ乗車する私としてはちょっとお得気分でした。新大阪駅につくとちょうど「ひかり」が来るのでそれに乗車する為に自由席側のホームへ。幸運にも殆ど人が並んでなかったので、ほぼ最前列での乗車に成功。乗車して座席を確保してすぐに“趣味の時間”に突入。何をしたかといえば、無論ゲーム音の「耳コピ」です。実のところ、机と椅子のある場所さえ確保できれば、どこででもこんな事しています。ちょうど持参したMDケースに「ロックマンサントラ集」のものを入れていたので、早速作業開始。現在市場に出回っているゲームのBGMもすごいですが、10年ほど前のFCのBGMも単調ながら油断はできません。限られた容量の中で工夫をこらしているので、なかなか難しいです。こんな作業を小学校3年くらいからずっとやっていますが、特に子供の時に関心を持ったFCのBGMは現在の高度なゲームのBGMにも全然負けていない感じがどこかでします。市場で今、かつてのFCブーム時のゲームBGMだけを集めたサントラ集もどんどん発売されています。これが売れているという事実は、私と同じように、小さい時に楽しんだゲームのBGMへの関心を今でも持っている人々がたくさんいるという証拠なのでしょう。個人的にはもう少し種類を増やして欲しいところですが。さて、問題の耳コピ作品は未完成でありますが、東京駅に着くまでに数曲下書きしました。続きは帰路の中でです。

東京駅構内で、kojikojiと再会。東京駅丸の内中央口を出ると目の前に大きな通りが広がっています。これを真っ直ぐ進むと、皇居があるので、最初の訪問地を「皇居」に決定。皇居で見てみたいものと言えば、私はやはり江戸城天守閣跡です。しかし、到着したのが夕方というせいもあってか、全て閉門されていました。入れないのは仕方ないので、来た証しにと、門だけ見て回りました。皇居外苑に行って、桔梗門、坂下門、皇居正門、桜田門と回り、桜田門から内堀通りに出ました。そのまま西を向くと、あの「国会議事堂」があったので、記念にと近くで見物に行きました。何となくですが、雰囲気が少し違い、辺りに人気が少ないのです。新宿や渋谷とっ全然違います。

次に向かったのは「明治神宮」。勿論思いつきです。地下鉄東西線竹橋駅から大手町で千代田線に乗り換え、明治神宮前駅に到着。向かったのが遅かったので、閉門してました。半分予想してましたが、残念。変わりに駅前神宮橋で変わったものを見ました。いわゆるコスプレの格好をした女性がワラワラ群がっていました。kojikojiによれば、ずっと前からあるそうなのですが、神社の参道前でこんな光景が目の当たりするとは思いませんでした。ここにいる理由が無くなってしまったので、次は新宿を目指しました。明治神宮前駅はJR原宿駅がすぐ近所にありますが、あえて乗らずに若者向けの店舗が並ぶ繁華街の竹下通りを遊歩。人だらけで歩くのに苦労します。竹下口交差点に出ると、そのまま明治通りを北上すること約20分、新宿の東急ハンズが見えたのでちょっと散策。京王線新宿駅から明大前で井の頭線に乗り換え、新代田駅で下車。kojikojiが言うには、この駅の近くに「なんでんかんねん」というラーメン屋があるので、ここで晩飯を食べました。寝屋川の「一作」と負けず劣らずな感じのこってり度であり、興味深かったのは、ラーメンのスープを無料で足してくれるサービスです。替え玉と同時に注文させてもらいました。

腹一杯でいい感じになってきたので、kojikoji宅に向かうことに。途中で京王渋谷駅で下車し、名物(?)のハチ公を見物。周囲には若人が群がっています。待ち合わせに使う人も多いのでしょう。ハチ公を写真に収めることすらできませんでした。そのまま東急線に乗ってkojikoji宅へ。この日は天気は雨が降りそうでしたが、幸運にも雨にほとんどぬれる事はありませんでした。――明日に続く。



平成16年11月12日(金)  ラーメン巡り旅・再来編
観光客が京都に行く時、初めて来た観光客を「一見(いちげん)」(beginner)、二度目の観光客を「再来」、さらに繰り返し来訪する観光客を「常連」と称します。この常連が本来、リピーター(repeater)と呼ばれる方々であります。別に京都に限らず、他の場所でも言われそうですが。

夕方に大阪梅田をぶらついていると、おなじみのがるさりす氏(以下、が氏)から突然の電話が。京都でラーメン食いに行こうとの誘いでした。ちょうど手持ちが少なく懐が寒かったのですが、暫らく熟考(?)の末、久々なので(…といっても前回から8日しか経過してないが)晩飯の申し入れを受諾しました。行き先はその時考えていませんでしたが、しばらく後に前回も行って好評だった北白川の「東龍」に決定。これで2回目になります。前述の表記を借りれば、京都(厳密には京都市内)へ行く事に関しては常連、つまるところリピーターですが、同店へ行く事に関しては「再来」というところでしょうか。あっなかなか上手いな。(どこが?)

いつも通り京阪八幡市駅前でが氏と合流し、前回と同じルートを車で進んで「東龍」に到着。同店のメインは「東龍そば」です。スープはトロ味のある塩味で、奈良京終の「無鉄砲」や大阪寝屋川の「一作」と比べるとこってりではありませんが、口当たりが良く食べやすい感じがします。麺は細めんでなかなか感触が良いのです。いつも通りに汁一滴残さず平らげました。特に普段こってり味のラーメンばかり食べているだけに、たまにちょっと変わったこういうラーメンを食べるとまた非常に旨いのです。来る来年にはもうこの店の常連となっているでしょう。私もが氏も。

帰りはまた京阪八幡市駅まで送ってもらうことになっていましたが、が氏が国道1号線を通ってみたいとの事で彼たっての希望を叶えることに。ご存知国道1号線は東京日本橋交差点から大阪梅田新道交差点の間を旧東海道に沿って走っています。私の故郷守口市も大動脈として走ってますし、京都市内も堀川五条以東の五条通や西本願寺前の堀川通なども走っています。普段なら堀川今出川交差点からずーっと堀川通(八条通以南からは油小路通に直結)を南下し、比較的新しく新設された第二京阪高速道路の側道を走って駅へ向かっていました。今回は京都駅をくぐった後に途中の九条油小路交差点から1号線のとおり西進し、京阪国道口からひたすら南下しました。第二京阪道路が出来たせいかどうかわかりませんが、私の記憶からすると昔より車の混雑率が減った感じがします。時間帯のせいもあるかもしれませんが、かなりスムーズに走れています。また道路が八幡市中腹にくるまでひたすら南北に真っ直ぐ走っているので、すごく快適感が味わえます。あっという間に駅到着です。が氏も新たなルートを攻略してまた一つレベルアップしたようです。京都から大阪へむかう場合、国道1号線に従って走っていれば意外と早く到着できるかもしれませんね。



平成16年11月11日(木)  1111
今日は11月11日です。見事にゾロ目です。何となくですが普段と気分が違う気がします。これで平成11年だったら更におめでたかった(?)感じがします。…そうでもないか。別にこれといって特に何もありません。

とりあえずオメデタイ(?)ので、献血に行きました。献血に出向いている方ならおわかりですが、献血手帳にはその日の献血した日時の印が押印されるので、「11.11」と見事にゾロ目が揃っていました。ただ、本当は元号も一緒について「H16.11.11」と押印されたので、正確にはゾロ目ではないんですが。ちょっと残念。その献血ルームには平日にも関わらず、献血ルームに多くの人がいました。中には学生服を着た学生や、スーツを着た社会人も見られました。

献血後は、Koroheru氏から連絡があったので京阪枚方市駅で合流。ビオルネや駅前をブラ〜っとし、まだ昼飯食ってなかったので食事して帰路に着きました。さて、何かと足を運んで献血をしに行っているわけですが、ついに25回に達しました。献血は種類によって回数制限がついており、私も今年はあと1回献血が可能です。さて年内最後の献血はいつ行こうか…



平成16年11月10日(水)  間違いだらけの「京都通」テキスト
本日付夕刊にも掲載されているのですが、今年12月12日に新たに始まる、「京都通」の認定試験である「京都・観光文化検定試験(京都検定)」(京都商工会議所主催)の公式テキストに誤記が何と約70ヶ所も発見されたのです。京都検定は京都の伝統文化を学んでもらい、観光振興にも繋げようと企画されたものです。マークシート形式で7割以上正解すれば合格となります。主な特典はありませんが、初回の試験では基礎知識を問う3級とガイド並みの専門知識が必要な2級を実施。合格すれば、合格証を発行し、「京都通」を公式認定されます。同試験は今月7日締切で全国から約8000人が出願しているそうで、同商議所はホームページに正誤表を載せ、受験者全員に今月から正誤表の発送を始めたそうです。もちろん、私も受験者であり、つい昨日にこの正誤表が郵送されてきました。まさか、これほど誤記があったとは思いもしなかったですね…。

問題のテキストは今年8月に出版され、大学教授ら18人の有識者が執筆し、京都の歴史や史跡などを解説しています。紙面によれば、8版計4万5000部を発行し、京都市内の大手書店では週間ベストセラーのトップになるほどの人気だそうです。ところが、初版本段階で、13bの「清水の舞台」の高さを「三十一b」、陰陽師の阿倍晴明を「清明」、広隆寺の現在の本尊(聖徳太子像)を「弥勒菩薩」、堀河天皇と書くところを「堀川天皇」、新撰組の屯所は壬生寺の外にあったのに寺に「屯所が置かれ」と表現――など、間違いが多数あることが読者からの指摘で判明する事態に。

同商議所では、本日正午に記者会見にことの事実に対して陳謝されました。訂正した部分は今回、出題しないことにもなったようです。受験生の身としては、少し試験範囲が少なくなって負担が軽くなった、というところでしょうか。ともあれ、合格を目指したいと思います。ちなみに、誤記された壬生寺や晴明神社などでは、「ミスは残念ですが詳しい人なら間違いにすぐに気付くはず。商議所さんも今後は気をつけてくれれば」「古文書でも結構書き間違いがあるので慣れており、正しく直してもらえれば目くじら立てる気はない」などと寛大な反応をされているそうです。受験者側としても、早期に訂正してもらえれば特に問題はないと思います。しかし、さすがにこれだけ誤記があったというのは驚きました…



平成16年11月7日(日)  第3回枚方宿ジャズストリート
今日は久々にKoroheru氏と都合がついたので、枚方で催されている枚方宿ジャズストリートを見に行きました。実は今日も故郷守口市で市民まつりが開催されていますが、昨日一度見に行ったし枚方のイベントにはあまり行った事がないという理由でジャズを選択しました。他にも我々2人ともしばらく楽器に触れておらず、直に生演奏を聴いて生きた音に触れたいという理由も正直なところ絡んでいます。

京阪枚方市駅前から大阪方面へ1駅先にある京阪枚方公園駅の間の旧東海道(京街道)沿いに6会場設置され、各地でジャズライブが開催されていました。先月の守口門真ジャズフェスティバルや先日の香里音楽フェスティバルに比べると、会場数や出演者数は少ないものの、駅前の繁華街や公園、公民館や寺院など、守口門真や香里に劣らず、バラエティ溢れる色々な会場が用意されていました。いろいろ会場を巡ってみると、ハービートンプソンやオリジナルハードジャズOrchなど、先日の香里でも見かけたようなヴォーカルやバンドも幾つか見られました。何度も記していると思いますが、やはりジャズに限らずどんなジャンルの音楽でも、生演奏に越した事はないですね。特に私はピアノとトランペットに関しては経験があるため、舞台で演奏されているとすごく反応します。両者とも長く触れていない為、練習に明け暮れていた頃ほど奏でることはできませんが、それでも舞台の上で上手い演奏を聴くとすごく楽器が恋しくなります。ピアノは今我が家にないので、そろそろトランペットでも再開しようかと思います。



平成16年11月6日(土)  京守往来紀
“京守”とうっているが、ただ京都と守口に出向いただけの事であって略しているだけなのです。旧京阪国道でもあった府道13号京都守口線も“京守”線と略されたりしますが、特に関係ありません。もじっただけです。

冒頭どおり、京都と守口に出向きました。今月3〜7日にかけて京都御所の秋期無料一般公開が実施されているのです。春期と秋期の年2回実施されるこの一般公開に私は計2回必ず観光に行きます。今日もそれが目当てで出向きました。前回は友人N氏と京都観光を実施しましたが、今回は一人旅と称してまわりました。前回と同様に、以下に訪問順に紹介致します。

  • 京都御所(上京区京都御苑内)――現在京都御所といえば、烏丸通、寺町通、今出川通、丸太町通の各通りに囲まれた全域を指しているようですが、正確には京都御所と京都御苑に分かれています。簡潔に言えば、敷地全域を御苑といい、天皇が住まった建物を御所といいます。現在、御苑は国民公園として、御所は年2回に無料で公開され、市民や観光客に親しまれています。

  • 梨木神社(上京区寺町通広小路上ル染殿町)――京都御苑の清和院御門から出てすぐの所にある神社で、祭神は幕末期に登場した三条実万(さねつむ)・実美(さねとみ)父子。明治十八年(1885)に三条家の邸宅跡に創建されたものです。ここは萩の名所としても知られ、「萩の宮」とも呼ばれています。境内には名水として知られる「染井(そめのい)」の井戸があり、この水を利用した茶会が開かれたりしています。

  • 廬山寺(上京区寺町通広小路上ル北之辺町)――正しくは天台講寺といい、円浄宗の大本山。前身は天慶年間(938〜47)に慈恵大師(じえだいし)良源が北山に創建した与願金剛院(よがんこんごういん)です。応仁の乱の後も度々火災で焼失したものの、その後に再建され、天正年間(1573〜92)に現在地に移りました。尚、当地は紫式部の邸宅跡との伝承があり、源氏の庭には「紫式部邸宅址」の石碑があります。

  • 下御霊神社(中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町)――祭神は早良親王(贈名崇道天皇)以下の八所御霊で、相殿に霊元天皇。承和六年(839)に仁明天皇が下出雲寺(しもいずもじ)の鎮守社として創建し、天正十八年(1590)に豊臣秀吉が現在地に移転し現在に至ります。


  • 今日は私の生誕地である大阪府守口市で「第19回守口市民まつり」が開催されているので、京都観光を早めにきりあげて帰阪の途につきました。京阪守口市駅に到着した時にはもう夕方でしたが、ちょうど駅前広場の特設ステージで音楽ライブが挙行されていました。出演者は「松下電器産業(株) ブルーソニック」「トライ・アゲイン」「Ready To 5」「VIVA LOVE」の4組で、ポップス・ジャズナンバーとロックコンサートが行われました。司会には同市内を中心に放送されている“FMもりぐち”(82.4MHz)の火曜日に活躍されているパーソナリティーの方(名前忘れた)がされていました。明日も市民まつりがあるので、再度行きたいところですが、同じく明日に枚方でジャズストリートライブが行われる為、どちらに行こうか正直悩むところです。



    平成16年11月3日(水)  学園祭
    毎年11月1〜3日は我が大学の学園祭なのです。正確には1日が体育祭、2〜3日が文化祭という感じなのです。1〜2日は行けなかったので、今日は久々に行く事にしました。ちょうどがるさりす氏(以下、が氏)も車で行くとの話を聞いたので、便乗させてもらいました。が氏は今まで大阪の交通網には詳しくなかったのですが、最近ちょくちょく通る事もあって、少しずつ開拓していっている状態なのだそうで。うちの近所には国道170号線(大阪外環状線、通称外環)が通っていますが、ここも少し攻略したとの事で寝屋川まで迎えにきてくれました。感謝、感謝。

    外環から国道163号線に乗って奈良県に入り、県道7号線を南下すること約1時間、ようやく我等が大学に到着。大学には臨時用のものも入れて幾つか駐車場がありますが、今日はその殆どが満車状態。今まで学祭の時期は大体天候が悪く、毎年1回は雨が降っていたくらいなのに、今日は快晴。天気の良さも手伝って多くの家族連れが来られたようです。到着して構内の中央付近にあるメインステージに向かうと、私の同期と後輩の吹奏楽現卒合同メンバーによる吹奏楽バンドがちょうど演奏していました。私が所属していた吹奏楽同好会には年2回定期学内演奏会がありますが、その時とはまた一風違った曲目で演奏して観客等を魅了していました。

    演奏終了後、私とが氏は昼飯を食べてないので、メインステージ付近で再会したN氏とマキハラ氏と合流して、屋台を回ってで軽く腹ごしらえをしました。が氏は最近フリューゲルホルンという楽器を購入したとの事で、少し味見(?)と称した楽器体験をしてみました。楽器の形はトランペットに近いものの、音色はトランペットのような真っ直ぐに大きく響く音ではなく、寧ろホルンに近い柔らかく重みのある響き方をします。その為か、トランペットを吹く時より少し鳴りにくくて苦労しました。ただでさえ約半年位楽器を吹いていないので、特に鳴り方がひどかったです。トランペット等の金管楽器はしばらく吹いていないと感覚が忘れてくるので、再開した時に苦労します。今日はそれを改めて思い知らされました。その後、学祭時に吹奏楽メンバーがいつも使用している教室へ移動し、かつての同期達と再会。久々の再会を兼ねた記念写真を撮りました。皆元気そうでなにより。残念ながら同期仲間のうち2名が来られず、再会が叶いませんでした。

    夕方、吹奏楽メンバーは学祭最後を飾る「フィナーレ」を毎年演奏するのでメインステージに移動しました。学祭実行委員を中心に今まで頑張ってきた学生らが一気にここでヒートアップするのです。例年通り、もの凄い熱気に包まれます。これはこれで楽しかったですね。

    が氏がまた近所まで車で送ってくれるとの事で、仲間等と別れた後に往路と同様に便乗させてもらいました。さすがに腹がへったので、寝屋川市外環沿いにあるラーメン屋「一作」へ行きました。ゆっくりくつろいだ後、自宅近所でが氏と別れて帰宅。感想文チックですが、今日は懐かしい面々と会えて楽しかったです。



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