書記

平成16年4月期分

管理人の独り言ずらずら。
何だかんだ言いながら毎日書いて…



平成16年4月30日(金)  矯正歯科
昨日のオールナイトニッポン放送冒頭では、歯の話をしていた。同番組ディレクター石田氏は御年30歳代なのだが、最近突然歯ぐきの横から歯が生えてきたそうだ。これが痛いので岡村が通う歯医者を紹介してくれ、との話だったがこれを岡村拒絶。同歯医者は相方矢部とその彼女も通っており、腕は確かなのだがとかく口が悪いらしい。岡村はいつも通うたびに怒られているそうだ。岡村は歯磨き嫌いなので虫歯が出来やすいらしい。最近行った岡村は歯に横穴が空いていることが新たに発覚し、「何で横穴空いてんだよ…何でほっとくんだよ…横穴、バカヤロー…云々」と言われる。なかなか30歳代で怒られる歯医者というのもまず聞かない。よほど口の悪い歯医者なのだろう。しかし、同氏らに限らず、歯磨きしない方々は今後注意が必要だ。
筆者も歯に関してはかなりの苦労の時代があった。少し自分史の一頁をひも解かせていただこう。一番最初に検査受診したのはたぶん健康診断の頃だろう。この時、腕の確かな歯医者は歯を見ただけでその人の食生活がわかるらしい。筆者の場合、第一声は「あまり甘い物を食べはりませんね」だったか。確かに筆者の食生活の中では、チョコやケーキ筆頭に甘い物はほとんど口にしない。嫌いな訳ではないが。大学入学するまでは間食すらした記憶もない。そのせいか毎日歯磨きしなくても虫歯の進行がほとんど見られない。もう20年以上生き長らえてるが、虫歯治療したのは雀の涙程度だ。それでも1つ問題があった。それは永久歯一本あたりの大きさが大きく、歯並びがガタガタになってしまったのだ。だから、この時から歯の矯正を始める。特に無くても支障のない歯を数本抜歯し、その後針金で歯を固定して綺麗に並べるのだ。白歯に銀色の筋のような針金を付けた人が時々見かけるだろう、筆者もソレの経験済だ。歯は時間はかかるが隙間があれば動かせるのだ。矯正終了まで7年かかった。ところが、終ってからも問題が残った。矯正中に筆者は高校で吹奏楽部に入部しトランペット担当になった。高二の半ばで矯正が終了し、針金をはずすことになった。そして、取り外し可能な装着装置を頂いたのだが、これをずっと装着してる訳にもいかない。今までは針金で固定してた中で吹いていたので問題ないが、針金を外して吹くと、固定しているものがないので、風圧に押されて歯が動くのだ。歯並びは綺麗なままなのだが、中から押されて少し前に出される形になった。トランペット等の金管楽器は真っ直ぐ息を通す為に"アンブッシュア"といって口を固定せねばならないのだが、筆者の場合、風圧で歯並びが崩れてアンブッシュアが壊れてしまい、長時間吹く事ができなくなった。だから、本番前のように丸一日練習があったりすると、将に死に物狂いだった。現在、気分転換でラッパを吹いてみる時も同様だ。ただ、全く虫歯の心配が無いのが救いろうか。ちなみに矯正にかかった費用はしめてXX万円である。虫歯だけならさほどでないが、抜歯や差し歯される方は思った以上にかかると思うので、歯の健康には充分気をつけてもらいたい。



平成16年4月29日(木)  祝日
今日は祝日「みどりの日」だ。この祝日は同名で制定されてまだ20年も経たない。元々は、"前"天皇誕生日(故第124代裕仁昭和天皇)である。日本開闢以来常時国家の頂点に君臨し、昔の言い方ぽく言えば、日本皇国の歴史と共に脈々と続いてきた、世界にも珍しい万世一系の系統の天皇生誕記念日である。戦前では、祝日の中でも最も重視されてきた1つがこの"天皇誕生日"に違いない。今ではほとんど見られないが、祝日の時は、家の門前に大きな日の丸の国旗を1本(2本の場合もある)掲揚し、国家挙げてお祝いする、将に"祝"う"日"だった。この祝日の意義が完全に無視された(と筆者は考える)のが、近年政府が制定した「ハッピーマンデー」法である。同法は、簡単に言えば、祝日を意図的に月曜に持ってきて、連休にさせてしまう法である。週休二日制も相成って、3連休が形成されたわけだ。うるおぼえなのだが、某紙コラムに以前、同法の真意は恐らく連休にして家族で外出させてお金を使わせ、経済流動に滑車をかけるがどうとか何とか…云々と、批判的な推論が書かれていた。筆者は同意ではないが、個人的意見を挙げると、祝日のありがたみが失われて、祝日でなくただの月曜の休日という感じにしか思えない。週休二日制のまだない頃は、平日の中のたまにあるこの祝日が待ちきれず、早く来ないものか…と特に考えていたものだ。木曜金曜辺りになると学校へ登校するのがクタクタなのだが、たまに祝日を挟むととても気分よく週末まで過せた感がある。勿論連休を嫌がる人は少ないだろうが、月曜ばかり休みが増えてもあまり得な気分がしない。それに"祝日"という意義が無くなってしまう。ハッピーマンデーが制定された後、何か変化したか、と言えば、何も聞かれない。周囲でも、紙面上でも、TV等でも取り上げられる事もあまりない感じだ。これでは"ハッピー"感が伺えない、名前負けしている風にみえる。政府の手による同法により、更に祝日が月曜に移され、連休が増えるそうだ。果たしてこの「ハッピーマンデー」、今後我々にとって、その名の通り"ハッピー"になるか否か……



平成16年4月28日(水)  改名
トップページの書いてる通りであるが、HPネームを気分で変更させていただいた。名前だけ変えさせてもらったのだ。中身は現状維持である。リニューアルとも程遠い。ただの改名である。元は筆者の趣味で作成しているので、今後も趣味の領域の中で再度改名してしまうことも無きにしも非ず、だ。この場合、閲覧者方々にはお手数ながらもHPネームの変更をお願いしたい。
改名といえば、昔の歴史上の人物もよくよく勉強すると度々改名しているのに気づくだろう。現在と異なり、当人の書類を必要としない昔(江戸時代は異なる)は意図的に改名できたのだ。例えば、有名な所で徳川家康の場合、5回改名している。順に、松平竹千代、松平元信、松平元康、松平家康、徳川家康…の順だ。侍の時代、出生時に幼名が付けられ、元服時に"諱(いみな;親や主人の名の一文字を貰い受ける)"を伴った改名(幼少時に夭折した場合は改名せず)するので、生涯最低2つ名前があるといえる。家康の場合、"竹千代"は実父広忠と実母伝通院の命名だが、"元信"は烏帽子親であり、人質としての監視元の今川義元の手で元服を行われた。元信の"元"は義元の"元"を授かっている。"元康"は家康の祖父松平清康の"康"を組み込んだものだ。有名な桶狭間合戦での義元の敗死後、宿敵今川家との断絶の意を込め"家康"と改名。"徳川"は源氏一族の新田家の子孫、徳川氏にあやかって苗字改名している。家康は征夷大将軍となり幕府創設の意があったので、将軍になるには源氏の子孫であることを証明せねばならなかった。そこで系図を意図的に改変して先祖を徳川に繋げ、前足利幕府崩壊の後すぐに足利一族の名への改名は遠慮し、それ以前に衰退していた新田一族から名を取ったのだと伝えられる。江戸時代を生き抜いた大名たちも、元服の際に先祖の名か当時の将軍の一字を貰い受けて改名している。教科書や資料集を見れば、名前の一字が将軍か先祖の名と同一のものがあるのが分かる筈だ。暇があったら御覧頂こう。



平成16年4月27日(火)  異物混入
事の事態は一昨日に発生した。別に大した事でなく、詳細なる記述は避けさせてもらうが、この日珍しくおやつの時間に菓子に手をつけた。基本的に転居以後は昼時間でなく深夜に缶コーヒーを添えて食らう方が多かった(物はベ○ースターラーメンが殆ど)。この菓子はM百貨店で購入した焼き菓子なのだが、ぱっと何気に見てみると中に髪の毛が混入していた。ここで本当なら火曜○スペンス劇場のテーマ曲で有名なあのBGMを流したいところだが、手間がかかるのでやめる。実はこの髪の毛は太くて短かったので目立ちにくい。何も気にしない方だと一緒に食してるとこだ。当然食欲が削がれてしまった。問題はこれを苦情として報告するかどうかなのだが、1日考えた末、異物混入は混入、きちんと報告するべきだ、という事に相成った。物品証拠として混入したままの当菓子及びそのセットに手紙を添え、同百貨店へ送った。こういう場合は、本社のお客様相談センターのようなトコでは対応が遅いらしいので、直接売買に携わった購入先のトコの方が対応が迅速だそうだ。早速本日朝に同品が到着したとの連絡が自宅にあり、その日の昼過ぎには製作元の人と同百貨店営業課の人が揃ってお詫びに自宅に来てしまった。対応した親に聞けば、「生菓子では何度かありましたが焼き菓子では今回初めての事で…」という話から始まり、会議等を行いまた後に今後の対策事例等の報告の連絡をさせて頂きます、などとおっしゃっていたそうな。こちらは憤怒してる訳ではないのだが、こういう事態を公にしていないと、恐らく現場での緊張感が崩れ、そのままいくといずれ某社のような大惨事にまで発展してしまわないか…という警告のつもりである。……大げさやけど。しかし、やはり現場の人だけに対応が素早く、自宅にまでやってくるその誠意はとても好意的に感じた。企業への信用凋落を回避する手段はやはりどれだけ早く対処できるか、というその点だろう。何年もひた隠ししていたようなトコではいずれは崩壊する一方だろう。しかし、実際のところ、幾ら気をつけても幾ら最新の注意をしても、毛の混入は皆無にはならないらしい。予想だにしない時にどうしても混入してしまったりするらしい。そう考えれば、食物の製作を手掛ける現場の人は、特に大変な思いをしているのだろう。



平成16年4月26日(月)  郵便局禁煙化
本日は新聞の記事から引用する。日本郵政公社は全国24,700ヶ所の郵便局全局で全面禁煙を実施する事を決定。27日付で通知し、利用者への周知期間を経て5月31日の世界喫煙デーまでに完全実施する。郵便局窓口がある「お客様ルーム」についてはこれまで、分煙、原則禁煙等各局で対応がバラバラで、空気清浄機等の設置をする局もあったが、利用者からの受動喫煙の苦情が相次ぎ、全面禁煙に踏み切ったそうだ。
筆者もこの案には賛成である。何故なら煙草の煙がダメだからだ。受動喫煙は簡単に言えば、喫煙者から出される煙が近隣にいる他人が近くにいるために吸ってしまう行為の事だが、これがかなり身体に悪い。喫煙者よりも受動喫煙で煙を吸引してしまった人の方が体内臓器の悪化率が高い。しかも悪いことに、マナーの悪い喫煙者が多い。車内でも、駅構内でも、禁煙指定区域でも、周囲の迷惑を気にしない輩が多い多い…そして、最後にはポイ捨て。モラルも何もあったもんじゃない。筆者個人の意見としては、東京都のように罰金制を敷いてほしいものだが。さまざまなな機関や会社が禁煙、もしくは分煙への動きを見せているようだが、同時にマナーの悪い喫煙者の心身の改善も手掛けてほしいものだ。



平成16年4月25日(日)  戦国梟雄の末裔達
昨日の夜10時からのニュース番組「ブロードキャスター」で、密かにシリーズ化を目論む新企画が登場した。それが、かつて戦国の群雄割拠の世を生き抜いた歴史上人物の末裔は今何処で何をしているか…という、当人等にとっては歓迎か迷惑かはっきり割れそうな企画である。実は、1時間前に放送していた「世界ふしぎ発見!」をビデオ録画していた際、終了時間を1時間間違え、まあ録ってしまったからには一度は見ておこか…と、何気なく見ていた中での同コーナーの発見である。これがシリーズ化されるならば、筆者にとって翌週以後は毎週チェックせねばなるまい事態だ。あたかも歴史愛好家達にとって、TBS系番組の視聴率に一端ながらも貢献してしまうようなこの新企画、果たして来週以後継続されるかは不明であるが…
ところで、同番組で登場した末裔の方々を一部紹介してみよう。まず、織田信長の末裔として紹介された人は、現役高校生で実は国内トップクラスのアイススケート選手である。いずれはスケート界の天下を獲りたい、と、ご先祖さながらの目標を打ち立てている。なかなかに面白い。次は豊臣秀吉の末裔だが、子孫は誰もが良く知る"1615年 大坂夏の陣"で子息秀頼がその母淀君と共に自刃し滅びている(※秀吉は側室は多かったものの子宝に恵まれず、実子は長男捨松(夭折)と次男秀頼のみ。豊臣秀次以下あとは養子)。ただ、正室ねね(後の北政所、高台院)の実家で兄の木下家定の子孫が江戸時代大名として生き残っている。末裔としての登場者は某会社の重役だった。ちなみに近代の歌人、木下利玄も同一族の出身だ。武田信玄の末裔も明智光秀の末裔も登場している。更には、現在でも殿様さながらの人物もいた。それが山口県徳山に居を構えた毛利元就の末裔だ。同市の博物館を筆頭に多くの建造物が毛利氏末裔の懐から出ているそうな。
最後に紹介されたのは徳川家康の末裔、徳川慶朝氏で、第15代将軍慶喜の曾孫である。現在、慶喜が当時作っていた珈琲を趣味で再現したところ、かなりの好評を得、商品化したそうだ。その名も"将軍珈琲"。……凄く飲んでみたい。ところで、筆者は同氏に関してはかなり前から知る人だった。それは、肩書きがフリーカメラマンだからだ。実は曽祖父慶喜氏は30代の若さで隠居した後、趣味で始めたカメラでカメラマンを目指していた。実際に人や景色、物などかなりの数の写真が撮られたそうだ。"血は争えない"とはよく聞いた台詞だが、慶喜氏と慶朝氏共にカメラに通じていたこの事実は、本当にその通りだと実感できた一例である。ちなみに最近"トリビアの泉"でも紹介されていた。ちなみに、同氏はあくまで徳川慶喜家の子孫であり、徳川宗家(直系筋)ではない。宗家の末裔は家康から数えて第18代目の徳川恒孝氏である。混同しないように。
こういう話を聞くと、筆者も系譜を遡って先祖方々の実態を調べたくなってしまう。以前にも書いたが、不肖にも系譜を所有するので、ある程度までは遡って推測が立てられる。こうなれば、どうせなら御家発祥の時まで解明したいものだ。ただ、江戸時代以後に作成された系譜は記載全てが事実でなく架空の可能性が高い。もうこれ以上書けないので、機会があればその理由を後日書くふうにしよう。



平成16年4月24日(土)  HP開設1ヶ月祝迎
遂に、本日で当HP開設からちょうど一月分経過した事になった。何だかんだ言いながらも、無事に一月迎えた事になった訳である。3日前にも同様の事を書いているため、ここでの重複は避けさせてもらうが、今後とも益々の運営向上を願い、経営を続ける次第であります。訪問者方々、今後もひとつ宜しく。



平成16年4月23日(金)  ツボ
昨日のラジオを聞いていると、話によれば好評だったのはリスナーだけでなく思わぬ方々にも評判だったらしい。先週のラジオでは、ゲストのもんたよしのり氏が放送中何回ハナクソ発言するか、という裏計画もあった、偏差値が高いともいえない内容である。計画内容を一部始終知るヘビーリスナーも私も大満足だった(と思われる)その放送は、放送元であるニッポン放送の上層部の方の中でも話題になっていたようである。実際どんな会話が交わされたかは定かではないが、石田ディレクターのもとへ録音したやつを貸してほしいとの要求が後を絶たないらしい。岡村も言っていたが、上層部の笑いのツボを突付いたのは事実だが、そのツボが「ハナクソ」だったのか……?という話である。とりあえず上層部の心をガッチリ掴んだ(?)ナイナイのオールナイトはもう暫くの安泰は確実であろう。こうなればとことん木曜25時枠を固めておいて至上最長放送記録をたたき出してギネス狙いというのもいいのではないだろうか…。



平成16年4月22日(木)  徒然なるままに…その2
以前当頁で掲載した内容と基本的に同じになるが、懲りずに書いてみる。
まず献血話をさせていただきます。2週間ぶりに京橋の献血ルームに出向く。またまたである。懲りもせずに。以前書き込んだ成分献血キャンペーンにより、また記念品を頂いた。まあ、同ルームの常連ですから。同キャンペーンは今月末で遂に終了する。…ま、それだけだ。話が広がらないので変える。
梅田駅前ビルの地下街へ出向く。またまたである。お目当ては格安金券ショップである。以前にも書いたが、筆者が多用する主な商品と一般的価格の調査の結果を以下に掲載してみる。店舗により同商品でも値が異なる場合があるので、その場合はその店舗と価格の違う商品を別途下記する。

一般的な商品と流通価格(あくまで筆者の見解)
スルッと関西1000円券         983円
Jスルーカード1000円券        995円
図書券500円分             477円
マックカード500円分          470円
「のぞみ」東京行き(指定)      12930円

…平成16年4月22日現在(確認店舗;梅田駅前第2・第3ビルB2F)

上記と異なる価格がついてる店舗と商品
ジャパンギフトサービス(JGS): 図書券   478円
東洋チケット: マックカード   480円
イエローギフト: スルッと関西   984円
ワールドギフト: スルッと関西   985円
CABIN: 同上
甲南チケット: 同上
チケットゾーン: 同上

ところで、今日のオールナイトニッポンは"さま〜ず"がゲストなので、これから聞き入る準備に移らせていただく。ではこのへんで。



平成16年4月21日(水)  目標完遂
先日遂に当所の目標としていたカウント200を無事突破しました。ありがたいことです。また、今週で遂に当HP開設1ヶ月を迎えようとしています。粗雑ながらも当HPをご訪問して下さっている方々、本当にありがとうございます。開設当初はどうなるものか、前途多難でしたが、主だった重症もなく、無事運営ができておる次第です。少しずつでも毎日更新を心掛けております。今後とも私および当HP共々宜しくお願い申し上げます。



平成16年4月20日(火)  開国前夜
以前鎖国のネタを記述したので、本日は開国の頃のネタを1つ書いてみる。
今から約150年前、ペリー来航によって迫られた日本開国前後に以下の落首が某所に掲げられた。

 泰平の眠りをさます上喜撰 たった四はいで夜もねむれず

幕末期の日本史を勉強した事ある方なら、どこかで上記の句の話を聞いた事があるだろう。川柳や狂歌と同じ類である。表向きではさり気ない意味(以後、“表の句”と表記)にしてありながら、裏の意(以後、“裏の句”と表記)は当時の為政者や世相を風刺している訳だ。歴史に疎い方でも読めば何となくわかるだろう。恐らく裏の句の意味の方が有名である。簡単に言えば、

 約2世紀と続いた鎖国によってもたらされた、泰平の世を打ち破る異国の蒸気船が現れた。
 たかが4隻にも関わらずその音が五月蝿くて夜もおちおち寝ていられない

……という意味あいだ。ところで、表の句の意味はご存知だろうか。直接的に為政者や世相を批判し、作成者が役人に捕まると処罰される恐れがある、そこで表向きは別の意味にして間接的に皮肉るという形になってあるのだ。キーワードは「上喜撰」と「四はい」である。他部分は同じ意である。これらはそれぞれ「蒸気船」と「4隻の船」を指している。そこで、元々の意はあまり聞かれないようなので、ここで簡単に説明しよう。「上喜撰」とは、当時京都で売られていた(現在は不明)お茶の一種で、覚醒作用が強い。「四はい」はそのままで四杯である。つまり、簡単に訳すと、

 長き泰平の世を打ち破る程の強い覚醒作用がある“上喜撰”というお茶を、
 たった4杯飲んだだけで夜もおちおち眠る事ができない。

……という感じである。表現がなかなか面白い。これ以外にも幾つかまだあるのだが、ここでは1首だけ書かせてもらった。今の時代の事を川柳や狂歌で書け、と言われてもなかなか思いつかないものだ。当時の人々は現代人の予想以上に学識高かったのだろう。こうなれば新聞やコラムに時々書かれてる「サラリーマン川柳」に学ぶべきか…



平成16年4月19日(月)  鞍馬寺
来年度のNHK大河ドラマは「義経」だそうだ。出演者は、義経役のジャニーズ滝沢秀明を筆頭に、他後藤真希、上戸彩等アイドル系芸能人、ベテラン俳優、お笑い系芸人、更には都知事の息子、首相の息子…と、手当たり次第な感に思う。放送中の「新撰組」は視聴率が低迷しており、目玉となりそうな人物をかき集めて挽回を図ろうという策だろうか。
義経といえば、幼年期に京都の鞍馬寺で過していた事がある。その後、五条大橋で武蔵坊弁慶と対陣して…云々と続く。鞍馬寺へは、京阪出町柳駅から叡山電鉄に乗換え、終点鞍馬駅まで行き、下車後徒歩数分で到着する。同寺は結構な山の中にあり、坂の傾斜やかなりの階段数があって登るのに必死になる。実は敷地内にはロープウェー(有料)が走っており、本殿の近くまで運んでくれるが、他にも小寺や碑があったりするので、それに乗るのも味気ない。結局歩いて往復し、その結果帰路途中の電車内では凄く寝心地がよくなってしまう。実は私の家は親子3代に渡って同寺の参拝が続いている。今は亡き祖父が戦後すぐに参詣したのが始まりで、以後子、孫(当人)の代と続く。ただ、最近ご無沙汰なのでそろそろ参拝しておかねばならない次第だ。ちなみに同寺に祀られているのは"毘沙門天"である。この方はかなりキツイのである、つまり、仏の中でもかなり力が強いとされている。罰当りな事をするとキツイ仕打ちが向けられる、と幼少期によく聞かされたものだ。
さて、毘沙門天への信仰心篤い戦国大名があの上杉謙信公である。自家の旗印にこの"毘"の字が大きく書かれたものを用い、戦場へ赴いていたのである。生涯独身を貫いたのもこの信仰心からきており、世継ぎは全て養子である。戦国大名の中でも珍しく伝統を重んじ、野心がなかったとされている。これと正反対の例が、九州の戦国大名の大友宗麟(義鎮)である。領国内のキリスト教布教を認め、自らも洗礼を受けたのだが(名は確かフランシスコである)、それを名乗る事もなく死ぬまで出家の際の名"宗麟"で通している。実際はキリスト教国との貿易の利益を狙って布教を認めただけといわれている。信仰の考え方は人それぞれ、十人十色というわけだ。



平成16年4月18日(日)  遺伝の法則
最近、PS2版のドラクエX(以下DQX)を暇時間にプレイしている。基本的内容はスーファミ版と大体同じで+α内容が結構増えた感じか。プレイした事ない方には申し訳ない話だがちっとだけ触れる。私が考えるDQXの目玉としては、時代内容が幼年→青年期へ進む点と、主人公が挙式するイベントがある点と思う。最初は主人公が父親と旅に出、最後は妻と自分の子女(兄妹の双子)と大魔王にたち向かって行くという親子3世代に渡るストーリーである。世代にまつわる話になると、どうしても私は「遺伝」の系統について考えてしまう。
突発的だが、少し生物の話に変える。遺伝はメンデルが導き出した"遺伝の法則"が基である。人間の場合、常染色体と性染色体(X,Y)の2種類を持つ。さらに、優性遺伝子(A)と劣性遺伝子(a)が存在し、これらの組み合わせで子の発現が変わる。優性は優れる、劣性は劣るという意味合いでなく、優性の方が発現率が高いという意味である、対して劣性は発現率が低いのである。そして、これらを掛け合わせた場合、優性遺伝子の方が発現する、これを"優性の法則"という。全部書くとシンドイのでここで止める。知りたい方は個人で調べていただこう。
ここからは私の空想的見解が延々続くので話半分流してもらって構わない。身勝手ながら、この遺伝の話をDQXに無理矢理当て込んでみた。そして主人公を中心に"髪"に注目した。主人公は"黒髪"である。挙式の時は2人のうち1人を選ぶことになる。1人はビアンカといい"黄髪"で、もう1人はフローラといい"青髪"である。そして、子が必ず双子(兄妹)だが、母親の色と同じである。…て事は、"髪"に関して言えば、妻の有色の方が主人公の黒より「優性」、つまり優性遺伝子を持つことになる。ちなみに、主人公の父はパパスといい"黒髪"、母はマーサというが、プレイ上殆ど登場しないので有色である事しか記憶にない。ただ、主人公の叔父はオジロンといい"黒髪"である。恐らく主人公の代までは、父方の系統では黒髪の方が「優性」だったのではないか、と推測される。ただ主人公の妻になる人の方が更に強烈な「優性」遺伝子であったので、黒髪の発現が出なかったと推測する(全く出ない訳ではない)。ところで、ビアンカの父はダンカンというが、実は養父養女関係で血縁関係がない。だから、遺伝は伝わってないと考えれる。ちなみにフローラの父はルドマンというが"茶髪"だった気がする。母は名無しだが黄髪だったと思う。茶髪と黄髪の子が青髪というのは納得し難い。三原色から考えてみても純青の色を出すのは難しいだろう。…という事で、ここではフローラの両親のどちらかが元は青髪だが、諸事情で"髪を別色に染めた"のではないか、という事にしておく。

…結局何が言いたかったのだろう…?あくまで空想上の妄想に等しい。深入りしないでほしい。



平成16年4月17日(土)  世界屈指の精密地図
兵庫県神戸市中央区京町の同市立博物館で、「伊能忠敬の日本地図展」(国土地理院など主催)が本日より来月23日まで公開される。江戸時代後期の測量家、伊能忠敬が全国をくまなく歩いて作成した国内初の実測地図「伊能大図」のうち、米国で発見された模写図を国内で初公開した。この「大図」は214枚構成になっているが、原本は1873年に焼失し、国内に約60枚模写が残るだけだったが、2001年米連邦議会図書館(ワシントン)で207枚の模写図が発見された。同展にはこのうち近畿地方などの8枚(縦約90〜120cm、横約170〜200cm)が里帰りした。ちなみに同図書館の入手経路は不明だそうだ。この情報は新聞の社会欄に掲載されていた。興味ある方は一度御覧なってはどうだろう。ちなみに私は地図好きでもあるので、近々見に行く所存である。
ところで、この伊能忠敬なる方、教科書や資料では日本地図を手掛けた人として軽く触れられる程度でしか紹介されていないが、この地図にまつわる面白い話が結構隠されている。そこでまたもや史書で記述させて頂く。



平成16年4月16日(金)  ハナクソ
既に生活リズムの一部と化した、昨日の晩25時(本日午前1時)からのニッポン放送ナイナイのオールナイトニッポン(以下ANN)なのだが、今週から2週にかけてスペシャルウィークと題して各パーソナリティーがゲストを招いて放送を展開することになっている。木曜担当のナイナイのゲストは「もんたよしのり」であった。お互い初対面であるが、何故実現に至ったかといえば、本日日記の題目が原因である。ここでようやく題目と話が繋がる。題目から見た人は、"ハナクソ"…て、いきなり何だ?管理人殿のご乱心か?気でも狂ったか…とお思いだろうがちゃんと根拠はある。それに元々気ちがいなので問題ない。…何か悲しくなってきたので話を戻す。
事の発端は数ヶ月前のナイナイのANN放送開始直後のフリートーク中の岡村の会話の中で出てきた。ナイナイの後輩芸人COWCOWが"もんたよしのりの口癖は「そんなん鼻糞やで」らしい"と言っていたらしい。それを放送中にナイナイ2人がどういう風に使われているか等と小さな推論をしているうち、専属のハガキ職人を奮い立たせたようで、翌週以後もんた氏をパロッたネタハガキが毎週登場し笑いの渦にしてしまった。そこで一度ご本人を招待してホンマに言っているのか確かめよう!という運びとなり、元ニッポン放送社長の孫というえらい肩書きがつく石田タイヤ(ニックネーム命名者:よゐこ有野)ディレクター交渉の折り、実現に至ったのである。
もんた氏は住まいが大阪府箕面、ナイナイ矢部は吹田、岡村は上新庄という事でローカルネタから始まった放送、スタジオ中がいつ発言するか緊迫する中、午前2時頃遂に第1発を放った!リスナーからの質問の1つ、『関西弁を話す東京人をどう思いますか?』という問に対して『はなくそやんなぁ…たまらんで』とのおめでたい(?)発言が。以後も『ハナクソ的』、『ハナクソ系』等とかなり応用させて放たれた"ハナクソ"その数9発!9ハナクソである。実はご本人に伝えてないもう1つの企画があった、その名も「ハナクソダービー」。何たるネーミングか。要は放送中御当人が何回「ハナクソ」と発言かますか予想せいいう企画である。競馬のG1ファンファーレの音響まで用意されてたこの企画で9ハナクソは予想者数第6位だった。当選者のうちの1人に"ダンシング的な物"をプレゼントされるそうだが中身は不明。また、予想の中では全く言わない0ハナクソ(第2位)もいれば、大穴で87ハナクソ、9908ハナクソ(共に最下位)もあった。"上流階級の遊びや"と岡村に言わさしめた大穴は見事に外れたが、一部でそのくらい言って欲しいという感はナイナイと放送局スタッフの中で少しあったようだ。



平成16年4月15日(木)  洛中の通り名
昨日再会を果たした、掲示板に1度だけ登場してくれた、守口仲間のkojikojiという友人が今晩に上京するというので京都まで見送る事になった。「何故京都まで?」と思われるだろうが、あえて書かなくともおわかりだろうと思うので省略する。
ところで、この友人、ご本人には失礼であるが、かなりの土地勘無き御方である、いわゆる方向音痴にも近い。しかし、さすがにご本人が自認されているのでフォローの仕様もないのだが…京都市内の市街地には縦横に張り巡らされた道という道に通り名(四条通、烏丸通等)がついているので一応目印になりそうなのだが、あまりにも数があるので大通りから外れたらどこがどこかわかり辛いという人もきっといるだろう。ところで京都には以下のような唱がある。
 丸竹夷二押御池
 姉三六角蛸錦
 四綾仏高松万五条
 雪駄ちゃらちゃら魚の棚
 六条三哲通りすぎ
 七条こえれば八九条
 十条東寺でとどめさす
以上は東西に走る通り名を北から順に並べていわゆる覚え唄のようにしたもので、結構昔から口ずさまれていたようである。加えてこれは七五調に作成されている。和歌や俳句、川柳などもすべて七五調である。更には平家物語などの一部の昔の物語も同様だ。国歌も七五調で元は和歌(伝大伴家持)である。理由は、日本人にとってこのような七五調が一番リズムがとりやすく、言い易いからである。中国でいえば五言絶句や七言律詩などだろうか。世界史に関しては詳しくないが、同様の考えはあったようである。恐らく昔の京都の子供達は、街中を歩きながら上句を口ずさみ、通り名を順に覚えていったのだろう。憶測ではあるが。ちなみに南北の通り名を並べたバージョンもあるのだが、私が度忘れしてしまったのでまた後日ということで。



平成16年4月14日(水)  守口帰行
夕方に久々に生誕地守口へ赴いた。午前はあいにく降雨していたが、午後からは曇り空だけ残してすっかり雨がやんだのでほっとする。そして守口某地で友人koroheru氏と久々の再会を果たす。そして、突如幼少時代の守口の思い出の地巡りを強行した。昔ながらの風情を残している場所やら、ここ数年ですっかり景観が変わってしまった場所、地元なのに行く機会が無く見覚えない場所やら、あれやこれやと廻り回った。京都を始め、地元を離れた遠地ばかり観光しているが、足元に等しい地元にもまだまだ行った事のない場所に巡り合え、新たな景観地を発見した気分だ。「灯台下暗し」とはよくことわざで言われるが、まさにそんな状況にあった感じである。さらに晩には中学以来の友人2人とも久々の再会をした。今日は人にも場所にも巡り巡った一時であった。



平成16年4月13日(火)  年金
突然だが、「年金」について書いてみる。別にネタ切れのせいではない、たまたまである。
某チャンネルで年金をテーマにしたスペシャル番組が放送されていた。年金といえば、我々の世代がきちんと貰えるかどうか等、噂が絶えない老後に関わる大問題であるが、大抵の人は実はよくわかっていない。私もサッパリである。しかし、番組によれば、きちんと情報収集していないとその時に1円すら貰えないそうだ。例えば、現在、我々は国からの催促(?)で現在ちょっとずつ支払っているが、貰える歳になっても通知が来たり勝手に振り込んでくれないのである。こちらから申請して請求しないと1円たりともくれないらしい。更に、困ったことにこの書類がかなり複雑で種類も多く、1つでも欠けていれば支払わないというのだ。これでは国は金を請求しておきながら、その金を簡単に出さないように工作している風にみえる。まるで、いつぞやの銀行の貸し渋りみたいだ。ちなみに世界の先進国では年金が貰えないという国は一国もない。世界屈指の早さで高齢社会を迎えた日本、高齢人口が若年人口の倍の数の人数になる事態はもうそこまで来ている(既に来てるんかな?)。高齢者1人当たりに対する負担も増えるわけだ。問題山積みである。どの世代も現実をしっかり見据えて考えないと、将来とんでもない事態になりそうな気がしてならない。変な危機感に煽られ、鬱な1日だった。



平成16年4月12日(月)  はまだの名探偵
ファミコンの糞ゲーの1つに約15年前に市場に出た「さんまの名探偵」というゲームがある。幼少時の耳コピ鍛錬によくプレイさせて頂いた自分のゲーム史の中で外せない一品である。その筋(どの筋?)の方ならわかると思うが、コレのパクリ作品がある。それは、何と「はまだの名探偵」という。別に大した物ではない、知らない人の方が多い筈だ。
簡単に内容を説明すると、本家の「さんまの名探偵」と内容もBGMもほぼ同じで、キャラクターやセリフ、物の名前が変わったくらいなのだ。本家をプレイしてたらあっさり攻略できる、何とも新鮮味の薄い作品である。開発元が本家はナムコ(80年代)だが、"はまだ"版はリンカク(1998年作)という訳の判らないトコだ。ちなみに登場キャラクターは98年時の浜ちゃんの周囲の芸能人で、どうも当時「HEY!x3」に登場している歌手が多い。わかり易く言えば、小室と華原が付き合っていた頃である。…よけいわかりにくいか。この2人も登場するがあまり似ていない。あと、サブキャラ(?)として本家と同じく"カニ"が登場する。「カニカニどこカニ?」のコマンドもまだまだ現役だ。完全なパクリ版だが、それがまたツボにはまってしまう、何ともお茶目(?)なゲームである。…言い過ぎか。
何故かわからないが、無性に今日はそれがプレイしたくなった。どこまで"アレンジ"がされているか再確認するのもあわせ、全てのコマンドを操作した。クリア時間は本家より当然かかった。しかしそれで今日一日十分満ち足りた気分になった。



平成16年4月11日(日)  歴史観
京都御所の春期無料一般公開が終了した。私は同御所の一般公開は毎年必ず参上させていただいている。年に2度(春・秋)公開されるが、物足りずに各時期参内する。最低年内2回は参上することになる。…最低回数である。調子がいい、物足りない、心のゆとりを求めて…云々となると、更に訪問回数が増える。全くもって病気なくらい上洛志向が強く、生活の全てに優先させるほどだ。はたまた困ったものだ。
私が史学志向に目覚めたのは確か中学時代であるが、実際観光に動き始めたのは高校時代である。中毒化(?)してきたのは高二の頃で、急激に上洛回数が増えた。もう時効だと思うので言わせてもらうが、実は学校を抜け出してまで京都へ向かった事もしばしばあった。母校では制服だったので、当然京都観光は制服姿で実行している。ちなみに目的地は決めず、電車で三条か四条辺りまで向かって到着してから決めるのである。この思考は現在も延々続いている。
自分の歴史観が定着したのは思い起こせば中学〜高校の転換期のようだ。この上洛志向に拍車をかけたのは系譜である。しかし、本物ではないのだ。本物はかなり前に保存状態が悪く劣化して半分以上読解不能になってしまったらしい。そこで祖父が読解可能な部分と歴々と伝わる先祖一族の話を合わせて書き直したのがコレだそうだが、事実確認が出来なかったので誤記部分多い可能性があるとしている。ちなみに私は誤記部分の一部を改正したがそれでも完全にはできない。また、当系譜の系統は私の苗字の一族とは無関係である。これも話すと書ききれないので省略する。
世代交代が進めばそれだけ歴史の伝承が薄くなる、信憑性の疑いが大きくなるのである。それでも私が歴史に追跡するのは一部に探検心があるからだろう、歴史という以上事実100%とは言い難い。真偽どうであれそれを自分で見聞するから面白いのだと思う。私が京都に限らず寺社城跡への関心がやまないのはたぶんこういう事なんだろう。ともあれ明日も我が身はまだ見ぬ史跡への志向を募らせるのである。
……何か最近話がよくそれるなぁ。



平成16年4月10日(土)  格安チケット
梅田の駅前ビル地下街は金券ショップの激戦区と化しているようだ。特に大阪駅前第2・3ビルの地下2階が凄い。少し歩けばすぐ他社の店舗がある。首をひねれば別店舗が見えるのだ。当然、客の取り合いが激しくなるのは言うまでもなく、その気迫が店員の笑顔の裏にさり気なく見え隠れしているように感じる。それだけひしめき合っているのだから、顧客確保のため商品の下落が少しずつ行われている。私はここ1〜2年梅田及びそこ以外の店舗も多用しているのでよくわかるが、梅田ほど激しい戦い(?)が繰り広げられている地区はそうないだろう。
以下は私が多用する商品の一例と確認店舗である。機会があれば是非金券ショップを利用することを薦める。

スルッと関西1000円券         983円
Jスルーカード1000円券        995円
図書券500円分             477円
マックカード500円分          470円
「のぞみ」東京行き(指定)      12930円

…平成16年4月10日現在
確認店舗:チケットゾーン(第2・第3)、CABIN(第2)、イエローギフト(第2、第3)
※あくまで以上の店舗で確認しただけであって、実際はまだ多数店舗が混在しており、店舗によって価格が若干異なるケースが多い。また、値上げする場合もある。



平成16年4月9日(金)  5 days "ago"
実は日曜から左顎の付け根辺りが痛い。今さら何だ、だから何や、と言われそうだが、出来心で書いてしまったという事にしておこう。…意味わからん。
話を戻す。日曜といえば、我が母校の定期演奏会を聴きに行った日である。この時どうだったか記憶にないが、晩飯の時に違和感があったから、もう現在で5日くらい経っているのだ。しかし、痛みが和らぐでも悪化するでもなく、事実上の現状維持状態である。しかも、困ったことに原因が不明なのである。特に思い当たる節がないのだ。忘れてるわけではない。病気でもない。心身疲労の一種なのか…?ん〜困った。…本当にわけわかめ(?)である。
日常生活に支障が出てる訳でないので、神頼み(?)以外特に何もしてない。「病は気から」というように、特に気にしないでいるが…さすがにこう続くと少し心配になってくるなあ。誰ぞいい特効方法知らないものか…?



平成16年4月8日(木)  徒然なるままに…
今日は色々書きたい事があったのだが、全部書くと私がくたびれてしまうので、極力削って選択して書き込んでみる。
まず、午前中懲りずに献血に出向く。2週間前にも献血に行っており、記述が重複しそうなのでここではカット。
次。TV「裸の大将」山下清の役で有名な芦屋雁之助氏が他界なされた。私も昔はよく同TVで拝見し、山下清=芦屋雁之助というイメージで定着している。ただ、同氏を含め、古来より有名人の話は美化されたり誇張されがちである。例えば、水戸黄門も実際は諸国漫遊はした事がないし、大岡越前守忠相も実際名裁きであったそうだが、誇張されている部分も多い。山下氏もTVでは旅先で絵(貼り絵)を描いているが、実際はその卓越した頭脳に景色を焼付け、自宅に戻ってから作成するのである。しかも、完成した絵は実際の景色と寸分違わない。すごい記憶力である。この情報は「トリビアの泉」で以前放送されている。雑学好きな私にとって同番組は情報の宝庫といえる。トリビアさまさまである。
…長くなったので話を変える。本日晩未明番組の途中でニュース速報が入る。イラクで日本人3人が拉致された、とのことだ。自衛隊を撤退すれば人質を返却するといっているのだが、果たしてどうか。ちなみに私は自衛隊派遣には反対である。憲法ではそもそも日本国は戦争放棄、基本的人権尊重、平和主義を貫いており、国軍所持の決まりはなかった(筈)。自衛隊には外国のような軍隊とは少し違うのであるが、それでも軍隊にはかわりない。米国との同盟があるので、やむなく人民支援の形で派遣しているのだろう。イラクを含め、中東やアフリカ諸国は基本的には親日家が多いが、米国との同盟の存在がそれに陰りをつけさせており、軍服を着ている以上、米国との同盟国、侵略者の友国とみなされているのだ。次第に治安悪化が進行するイラクで今後世界大戦級の戦争が起きそうな気がしてくる。なんとか少しでもよくならんものか…



平成16年4月7日(水)  醍醐の桜
京都の醍醐寺は春の桜で有名な所だ。かの豊臣秀吉が1598年3月15日、ここで盛大な花見の宴を催した、いわゆる「醍醐の花見」である。その子孫とされる樹齢150年のしだれ桜のクローンが、住友林業筑波研究所で今年初めて開化した。老木の系統を絶やさないよう、同寺の依頼を受け、研究してきたそうだ。
生物分野の話になるが、使った技術は、芽の先端部分を培養する「組織培養」である。野菜や果実の大量生産にも用いられ、別に目新しくないが、しだれ桜では難しく、培養液を工夫したそうだ。遺伝的コピーだけあって花の色や形はそっくりなんだと。この眼で一度見てみたいものだ。ちなみに昔ながらの挿し木は「元祖クローン技術」であり、一片の枝から全体を再生する能力を利用しているのだ。人類にはその能力がない。それが幸か不幸かは個人でお考えいただこう。
ところで、来週4月11日(日)には,秀吉が行った「醍醐の花見」にちなむ「豊太閤花見行列」というイベントを同寺で開催される。どうせなら花見と一緒に観光されてはどうか?



平成16年4月6日(火)  郵便局+役場=革新
朝刊の社会面のページの片隅にあった小さなコマに目をやった。高知県の室戸岬に近い東洋町の野根、甲浦(かんのうら)両郵便局に5日、町役場支所が併設されたという記事だ。老朽化した支所の建て替え経費削減と郵便局のイメージアップ等を兼ねた取り組みらしい。郵便局で自治体の全窓口業務が受けられるサービスというは全国初であり、町職員各1人常駐し、住民登録等の業務を行う。なかなか面白い取り組みだ。
太平洋に面した同町はサーフィンの名所でもあるそうで、それだけに同町の田嶋裕起町長らは、次々訪れる住民を前に、「住民サービスもこれで波に乗れば」とのこと。…なかなか上手い。是非今後の参考にさせて頂きます(何の?)。
郵便局に関して私の個人的意見を言えば、公社化以来、上記のように新しい試みが増えてきている。トヨタ社員を数名派遣を招き入れ、内部体制変革を試みる本社を筆頭に、各一般、特定郵便局でも増えてきているようだ。局内の模様替えし、一新した局もあれば、スーパーや百貨店のような挨拶をする局もあり、図書館を併設した局もできた。各局ごとでそれぞれの個性を磨かせ、ライバルと競い合わせることは非常に面白い試みだと思う。…ちなみに私の近所の郵便局は今の所は変化なしである…是非とも自分の手で何らかの形に変革させてみたいものだ。



平成16年4月5日(月)  オリンピック
テコンドーの岡本依子選手がオリンピックに出場できるようになったそうだ。ニュース速報としてTVで流れるほどの扱いである。世間がかなり注目していたのだろう。元々の原因は協会の分裂と聞いたが私はよく分知らない。失礼ながら同選手が涙ながらに出場を訴えていた事しか記憶にない。ともあれおめでとうございます。ちなみに彼女は大阪府門真市出身(在住だったか?)である。同じ関西人として応援したい。
新聞にも当然この記事が掲載されていた。1面に掲載されてたので注目の程が伺える。末尾にはJOC会長のコメントまで書いてあった。ところでこの会長たる方は竹田恒和氏である。実はこの方、さる御方の曾孫にあたる。氏の父親の名は竹田恒徳という。更に詳しくいうと、竹田宮恒徳王、元皇族なのである。この人は第122代明治天皇の孫にあたる。幼少時から馬術に長じ、戦後の皇籍離脱の後、日本馬術連盟会長、日本スケート連盟会長、日本オリンピック委員会会長等を歴任、国際オリンピック協会(IOC)委員にも就任し、業界ではプリンス-タケダとも言われた。子息の恒和氏も馬術に長じ、過去に選手としてオリンピック出場を果たしている。いわばスポーツ一家と言っても過言ではなかろうか。
…また話を歴史に持ってってしまった(汗)。えらくそれたなあ…ともあれ、今度のオリンピックでは是非ともメダル獲得を実現してほしいものだ。



平成16年4月4日(日)  ウィンドコンサート
私の母校である寝屋川高校の定期演奏会が午後から地元の市民会館で挙行されたので聞きに行った。しかし、行きはあいにく雨が降下していることもあって開演に遅れてしまった。到着時は既に第1部の演奏が終了してしまっていた。何たる失態…という訳で第2部アトラクションステージから聴くことになった。ただ私が最も聴きたかった曲が第3部で演奏なのでとりあえず安堵感に浸った。第3部は現役とOB・OGとの合同演奏である。現役だけの演奏とはまた迫力が異なる。そして最初の曲「アルメニアンダンス Part1」が始まった。私の大好物な曲の1つなだけに他の曲と喰い付きが違う。私が現役の時にも第3部でOB・OGと演奏した思い出深い曲目である。あの迫力が素晴らしい…曲の冒頭の輝かしく厳かな音色、途中の変拍子、最後の歯切れの良いテンポがまたたまらない。また私の音楽欲が上昇してしまった。次はMalcolm ARNOLD作曲の「第六の幸福をもたらす宿」という曲 だが私は知らない曲である。しかし、なかなか輝かしかったので好きになった。…何と単純な思考か(汗)。アンコールは××の曲である。これもよく知られている曲なので良しとする。…という訳でいい演奏が聴けて満足だった。第1部が聴けなかったのが残念だった。
演奏会終了後、最後にパートの先輩・後輩方に顔を出そうかと思っていたが、時間がなかったので早々に帰らせて頂いた。当HPを閲覧されているかは不明だが、上記の通り大変満足できる演奏を聴かせて頂いた。この場を借りて記載しておく。
ちなみに本日の曲目を以下に挙げる。御閲覧の方は幾つご存知だろうか。
―T―
行進曲「K点を越えて」                      高橋信哉
ウェスト・サイド・ストーリー・メドレー               Leonard Bernstein
SLEEPERS, AWAKE!(目覚めよと呼ぶ声が聞こえ)      J.S.BACH
をどり唄 ("Tekomai" Songs)                   柏崎真一
―U―
OMENS OF LOVE                          Izumi Hirotaka 山下国俊 編曲
オリーブの首飾り                          C.Morgan    岩井直溥 編曲
                                                         他
―V―
Almenian Dances PartT                     Alfred Reed
第六の幸福をもたらす宿(The Inn of the Sixth Happiness) Malcolm ARNOLD



平成16年4月3日(土)  トランペット吹きの休日
今日は奈良へ出向いた。富雄という所にかつて通っていた大学があるのだが、その最寄り駅付近にヤマハがあり、そこの一室をお借りしてかつての同期のサークルメンバーと楽器演奏に勤しんだ。私は高校時分よりトランペットを演奏しているが、さすがに長期に渡り吹いてなかったので音の鳴りが悪い。カスカスである。かつての輝かしい(若干誇張)音色が響かない。泣きそうである(大げさ)。ちなみに最後は私の十八番(自称)である「水上の音楽 第3楽章」で締めた。…たまらん(楽)。再び私の音楽熱に業火を灯された時間だった。
帰りに近場の飯屋で食した後、さあ帰ろうという時に駅が見え、ホームに電車が停車しているのが見えた。1本遅れたな…と思ってホームに入ると先程見た電車がまだ停車中である。こんな事めったにないので変だと思っていたら、どうやら人身事故で足止めを食らっているようだ。しばらくすると「瓢箪山〜枚岡間(近鉄奈良線)で人身事故が…云々」との車内アナウンスが流れた。自分が乗車している電車が人身事故に巻き込まれて足止めを食らうとは予想だにせず、非常に辛いものだ。つい先程までは有意義な時間を過ごしていたのに、一気に意気消沈である。まさに天国から地獄である。2階から転落したような気分でもある。鵜飼いの鵜が魚を取ろうとして喉につまらせてもどす感じでもある。…いや、違うか。
その後、運転再開したのは約30分後である。結局45分電車が遅れたらしい。帰宅した時間は日が変わる直前。後で某掲示板サイトを見た友人に聞けば、その事故で亡くなった人の死体が××で××になってたらしい。更にその真横で対向車が緊急停車し現場を見た人が嘔吐したり号泣していたらしい。まさに地獄絵巻の1巻になりそうな事態だ。恐らく明日の新聞に掲載されるんだろうな…



平成16年4月2日(金)  ナイナイ岡村放送ボイコット事件
お笑いタレントの出川哲朗(40)氏が先日都内で会見し、結婚する事を発表した。相手は元レースクイーンの阿部瑠理子(26)という方だそうだが、私は無知なので知らない。ただ、某スポーツ紙社運営サイトを見ると実際は77年生なのにモデル時代は79年生としていたそうで、おいおい年齢詐称かいな、とハナで笑ってしまった(汗)。
ところで昨日25時(今日AM1時)から毎週日課になっているナイナイのオールナイトニッポン(ANN)があるので普段通り聴いていると、頭の呶鳴り(タイトルコール)が矢部しか聞こえない。よくよく聴けば岡村がボイコットしてしまったそうである。私は初回からではないが聴き始めて8年目に突入した、いわゆるヘビーリスナーである。今回のようなボイコット事件は今までで1度もなかった。どうやら「もてない芸人」で売っていたのに突然掌変えて結婚するとは何事だ!みたいな感じで会うことを拒み、局入りまで30分位遅れてきた。ゲストが出川氏だったからである。ブツブツケンカしながら結局は丸く収まり改めて出川氏は電波で報告したのだった。ちなみに出川氏は毎年1回ゲストで必ず登場している。
ところで、私はこのANN放送を現在PCとMDの2種に分けて録音している。ところが今日はPCの回線が悪かったのか録音できず、MDでしか記録できなかった。いくら設定し直してもいつも通り動いてくれない。まるで今日の放送は聴かさない、とPCが拒絶してるかのようだ。PCが岡村のように一瞬思えてしまった。



平成16年4月1日(木)  鎖国
新聞やニュースを見ている方は周知だと思うが、昨日で日米和親条約締結150周年を迎え、ワシントン米国立公文書館で記念式典が行われたそうである。同条約は1854年3月31日、日米間でなされた条約で、下田・函館の開港と薪水・食料・石炭等の給与、下田に領事の駐在させるといった内容のものだ。別名「神奈川条約」とも言われ、米国を皮切りに英・露・蘭とも同種のものが締結され、約2世紀に亘り続いた鎖国が破られたきっかけとなる出来事である。日米和親条約の日本側原本は幕末に江戸城の火災で焼失しており、式典では米側が保有する日本語版原本の複製が在米日本大使に手渡された。9月6日まで国立公文書館で一般公開されるそうなので興味ある方は見てみては如何だろう。
ところで俗に言う鎖国は1639年徳川第3代家光治世下に行われた国防方針であり、日本人及び外国人の国内外出入り厳禁となった事で知られる。教科書等では海外交流が途絶え経済発展が滞り、世界の進歩から取り残された…というような書き方がなされているが、実際はそうではなかった。詳しくは史書の項目で述べることにする。



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