
第10回目 『お酒の魔法』
西洋占星術の世界では、アルコールを支配するのは海王星。
海王星はもともと、神秘、幻想、夢や空想・・・といった曖昧な世界を支配する惑星です。
だから、アルコールやドラッグのように、夢と現実の間を行ったり来たりさせるような働きを持つものも海王星の支配領域となるわけです。
夢と現実。
この境目は普段は意識しなくても分かるもの。
でも、例えばお酒を飲んだりすると、いい気分で夢心地になったり、記憶が曖昧になったりということも。
そのフワフワ感がなんだか気持ちよくて、「だからお酒はやめられない」というあなたは、海王星の影響を強く受けている人かもね^^
カノンは何年か前、お酒に逃げている時期がありました。
当時、人生最大のスランプに陥っていたカノンは、強いお酒を毎日のように飲んで神経を麻痺させるように努めていました。
シラフだと思考が止まらず、神経がすり減り、果てしない闇の中にどこまでも落ちていって眠れなかった・・・。
何も考えなくてすむように、少しでもいい気分で眠りにつくために、お酒の力を借りるしかなかったのです。
何をしても心は晴れない。音楽を聴いてもアロマをやっても本を読んでもダメ。誰かに話して解決する問題ではなかったので、一人で悶々と悩む日々・・・。
そしてそんなカノンの苦しみを少しだけやわらげてくれたのは、他ならないお酒でした。
そんな風にお酒を飲むのはもう二度とゴメンだけど、でもどうしようもなく落ち込んでしまったり、つらい現実からちょっと逃げたくなってしまう時には、激しく飲んだくれるのもいいんじゃないかしら。
みんなでワイワイやる楽しいお酒もいいけれど、たまには精神安定剤代わりにこっそり使ってみるのも悪くない。
時にお酒は人を癒し助ける薬になるってことで。
あ、でも一過性の薬ですけどね。
酔いが醒めればつらい現実は戻ってくるし、自分自身も戻ってきます。
そこから這い上がれるかどうかは自分次第。
結局は自分の力で壁を乗り越えていくしかないのよね。
お酒とのつき合い方は人それぞれ。
自分を見失うことなく、溺れることなく、仲良くしていけたらいいですね!
「お酒は人生の必需品」だと思うカノンは、やはり海王星に強く支配されているのでした〜♪
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