KAMIYAONLINE

油もしたたるいい女を救い出せ!

A男  「おい、1000円出せよ」
I太郎 「出すわけねーだろ、殴るぞ!」
A男  「なんだと!犯すぞ!」
I太郎 「ごめんなさい。1000円出します」

これは恐喝である。

A男  「おい、1000円出せよ」
I太郎 「じゃあ、その飴と交換だったらいいぜ。」
A男  「なんだと!この飴は大切な飴なんだ。じゃあ、ポッキー3本と交換だ。」
I太郎 「分かった。じゃあ、ポッキ―3本だ。」

これは外交である。

A男  「おい、1000円出せよ」
I太郎 「じゃあ、その飴と交換だったらいいぜ。」
A男  「なんだと!この飴は大切なんだ。殴るぞ!」
I太郎 「望むところだ!」

これが戦争である。

じゃあ、戦争は悪いことか?うん、それは悪いことである。それは、恐喝も外交もできない 頭の悪い方のなさることである。

戦争とは、暴力を含んだ外交とも言える。今の日本は腕力がないので、いいや正確には 腕力はあるがそれを禁止されているので、その国際試合には参加できない(ことになっている)。 国際的には、ハンデキャップを背負った国、と言うらしい。

じゃあ、こんな場合はどうだろう。

あなたの隣には一見仲の良さそうな夫婦が住んでいました。ヒゲをたくわえた堂々とした夫 と従順な妻でした。 しかし、あなたは夫が妻に家庭内暴力をしていることを知ってしまいます。 でも、妻は夫に対して反抗する様子は全くありません。あなたは、妻に自由を与えてあげたく 思いました。でも、あなたの友人はあなたに忠告します。

「そんなのその家庭の問題だろ!おまえが首をつっこむことぢゃないだろ!」

確かにその通りです。その家庭の問題です。みんなそう言っています。 でもあなたには過去に、極東の家庭に自由と民主主義を与えた経験があります。 あなたの正義!!の心がウズきます。しかも、(あくまでもこれは蛇足ですが、) その妻はおいしそうな油もしたたる美女でした。 そして、その夫をやっつけることができる腕力を持っているのは、 町一番の腕自慢のあなただけでした。

あなたは一大決心をし、隣のお宅をノックしました。

「おい!おまえ、今家庭内暴力をしてただろ!え?!証拠はないけどあるんだぞ!」

03.02.18

back

2003 カミヤ All Rights Reserved. link free