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停滞

最近、自分が停滞していると感じている。つまり思考が凝り固まりつつある、と 感じているということである。 どういったところから、そう感じたかというと、最近なにかにつけて腹が立つからである。

例えば、最近電車に乗っていて、おじさんが若者にちょっとぶつかった。 若者は必要以上にそれを嫌がっておじさんを肘打ちした。おじさんは謝って、悪そうにしていた。 僕は、虫けらのような存在である若者が偉そうにしているのを見てあまりに腹が立ったので、 その2人の間にポジショニングして若者を威嚇した。若者は一駅で降りてしまった。

などといった類のことがちょくちょく。仕事、私生活は極めて順調で腹も立たないのだけれど、 テレビを見ていたり、街を歩いていたりしているとこういった腹の立つことに出くわす。 昔は腹の立つことに出くわしても、夜中に布団に入ってから「そういえばあれムカつくよな」と やっと気付くくらい鈍感だったのが、最近は一瞬にして沸騰するようになった。

腹の立つことと思考が固まることは一見なんの関係もないことのように思えるかも しれない。けど、このサイトを始めたころと比べると、昔は 「なにをどうすればいいのか分からない」という状態だったが、 最近は「違うんだよ!こうだよ!なんでできねえんだよ!」と思うことが増えた。

こう思えるということは、もちろん進歩しているということで、それは僕なりに 結論が出たということで、いいことである。疑問をもって、それについて思考して、 どんな形であっても自分なりに納得できる答えを出す。 その繰り返しの過程において、現在は疑問の供給が遅れていて、 思考が手持ちぶたさになっている。

どんな答えが出たのかは、少しずつここに書いていこうと思うのだけれど、 それとは別に、新たな疑問も探していかなくてはいけない。 これから新しいフィールドを開拓する時期が来たということだ。 新しいフィールドで新たな疑問に立ち向かっているときには、 腹を立てている暇などない。ただひたすらに自分と闘うのみだ。

ただ、現状、新たなフィールドのメドになるものはなにもない。 しばらくは、調査とそのための地道な準備期間となるだろうと思う。 また、来月子供が生まれる予定なので、それに手がいっぱいになるだろうし、 現実的に実行していかなくてはいけないことがたくさんある。 次のフィールドに出るには、内側から強化しておかなくてはいけないことも たくさんあるように思う。

これは個人的な内面の問題であって、別に具体的に何かをするといったことではない。 ただ、思考を変えるには、行動を変える必要が、少しだけあるということなだけだ。 まずは、 薬師丸ひろ子のCDをamazonで注文することから始めてみる。 え?そんなことでなにか変わるのかって?なにが変わるのかはやってみなくては分かりませんぜ。

03.10.06


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