やあ、みんな元気だったかい?”平成の現人神”によるモテモテ講座の時間だ。
今日のテーマはそう、「かっこいいオーラの出し方」だ。
え?!かっこいいオーラってなんだ、って?
そう、君いい質問だね。質問があるってことはいいことだ。
「自分がなにが分かってないか」が分かるってことはとても難しいことだからね。
他のみんなも分からないことが分かったら、どしどし質問するように。
そうそう、その調子だ。でも、みんなでいっぺんに手を挙げても困るんだよ。
そうそう、ひとりひとりね。
君にはこんな経験はないかい?
え?ない?ちょっと君、早とちりにも程があるんじゃないかい?
ちょっと待ってくれよ。
君は電車に乗って座っていた。そこへ扉が開く。人が乗ってくる。君は顔を上げる。
若い美女が電車に乗ってくる。目が合ってしまった!
君はなぜ顔を上げたんだい?
乗ってきた人が美人でなかったなら、顔を上げなかったんじゃないのかい?
そう君は顔を上げる前から、扉から乗ってくる人が美人であることを知っていた。
それは予知能力かい?違うよね。
君は顔を上げる前に感じたんだ、”美人オーラ”を。
この”美人オーラ”ってなにかな?
その人の顔を見る前から感じたってことは、顔の作りの問題ではなさそうだよね。
そして、体型とも直接関係ないはず。君はまだ目を向けていないんだから。
さあ、ここからだ。君に”かっこいいオーラの出し方”を教えるよ。
ポイントは以下の3つだ。
(1)丹田(たんでん)に意識を集め、姿勢を正す。
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丹田ってのは、へそから指3本くらい下。皮膚から3mmくらい内。
ここに意識を集めるんだ。そして腹式呼吸をする。口を閉じて、鼻で呼吸する。
肩の力も落ちやすくなるだろう。
これができれば、自然とクールな目つきになって、冷静に思考できるようになるはずだ。
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(2)顔の角度は水平よりやや上、あるいはやや下。
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顔の向きは本当はまっすぐがいいのかもしれない。でもね、
今必要なのは、魅力なんだ。
やや上を向くことで、”高圧さ”、”自信”を醸し出せるんだ。それから
顔を下、目線を上では”凄み”、顔を下、目線を下では、”アンニュイさ”だ。
どれを出すかは、その場の状況と気分で決めてくれ。
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(3)目の焦点をぼかして、意識を黒目の中心に。
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目が一番肝心だ。目の焦点をぼかすんだ。
ここで左右のこめかみがズシっと重たく感じたらそれは間違い。
黒目の中心を意識しよう。こめかみの重さはとれるはずだ。
その後、黒目を左右にそらせるのが流し目だ。これは効くぞ!!
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さあ、どうだい?やれそうかい?
これを全て習得したなら、明日からでも女性の視線はみな君のものだ。
そして、この方法をマスターしたならこれまでのように、女性と目が合ってドギマギした、
なんてこともなくなるのだ。
さあ、押し寄せるぞ!君に”うはうは”の日々が!!
03.04.18