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30を前にして趣味を広げる

あと一年あるとはいえ、見えてきました30歳。
もうこの年になると、一般男性は、車に、釣りに、ゴルフに、お酒を趣味にしたりするもんですが、
そこはこの年収300万円時代の真っ只中を生きるわたくしでありますから、全く高嶺の花なのであります。

そこで始めましたこのお金のかからない趣味たち。
まだどれもこれも始めたばかりで、これから続けていけるかどうか分からない痴れものばかりであります。
が、もし、これらが板についてくる様に成れば、これはこれでとっても楽しい毎日になるのかと思うのです。

■オセロ
将棋、囲碁からいざ知らず、オセロを一生懸命やってる人って多くないと思います。
自分のレベルとしては、全くの素人にしてはちょっとだけ強いかなあ?と嘯いていたのですが、
先日、妻に僅差で負けてからは、妻をこてんぱんに叩きのめす一心で、深夜研究を続けています。
テキストは、「図解 早わかりオセローこれが必勝のコツだ!」です。著者は、谷田 邦彦さんという元世界チャンピオン。
オセロは囲碁将棋に比べパターンが圧倒的に少ないため研究のし甲斐があります。

■マジック
最近、手品が流行りなのかどうか、でもひとつでもいいからできたらいいなあ、って思いますよね。
しかも、トランプとか使ったわざとらしいのじゃなくて、もっと身近な飲み会の席上で仕込みなく、いきなり披露できるようなそんな手品いいですよね。
そこで、テキストを買い求めました。「クロースアップ・マジック事典」。クロースアップとは、つまり日常生活のものでやる手品のこと。
で、ともかく読んでみると、これがとっても面白い。自分でやってみながら、うまくないなあ、と思いながら、でもうまくいくと 夜中にひとりでニンマリ。
タネを読むと、とにかく大胆で、びっくり。
マジックにおいて肝心だと分かったことは、いかにさりげなく嫌味にならずに、自然に相手の興味を引くかという技術。
もちろん、タネがばれないような繰り返しの練習も必要ですが。

■ヨーガ
ヨーガ・スタイル」という本を買ってきて研究開始。
自分の考えとして、「この世の真実を知りたければ、自らの身体に聞くべし」というのがありまして、つまり、
自らの細胞のひとつひとつを励ましたり、叱りつけたり、甘やかしたり、その意見を聞いたりしながら、
色んなことをするとほんとに勉強になって、で、「実はこの身体の仕組みはこの世の仕組みなんかと同じでないか?」と気づいたりして、
それはとっても楽しい対話なのです。
で、それはいわゆる机上の論理では到底到達できない所なので、きっとヨーガなんかはいい教材なのではないかと。
で、正直に言って、この「ヨーガ・スタイル」という本はそのあたりはイマイチで、元体育会系の自分にとっては既知のことばかりでした。
もう少し発展するには、多分、内藤景子さんの「ヨガと冥想―入門から神秘体験へ」なんかを研究しないといけないかもしれません。
吉本ばななさんの「体は全部知っている」という題の小説を書いたとき、「う!この人分かってるっ」と思ったものです。

■速読
すいません。全然手をつけていません。とっても楽しいと思うのですが。
教材は「速読マスター2」。

■読書
これはもう文句なく楽しいです。感想文が全然追いついていきません。
首都圏の通勤ラッシュと戦っている毎日の2時間が、でもとっても楽しみな時間だったりします。会社に着くとがっかりです。
読書についてはまた機を改めて。

04.07.07


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