ずんだの章 3

※ この話は、「ゆべしの章 3」のつづきとなります。

どんなに雲雀が高らかに鳴く晴天であろうと、
風が轟々とうなり、街路樹の色とりどりの葉を魔法のように吹き飛ばす日であろうと、
宙天に流星の降り注ぐ神秘的な夜であろうと、その部屋のカーテンが開かれることはない。
窓際に置かれたパイプベットの上に横たわった人間の寝息と、付けっぱなしのエアコンの音がひびく。
家族のだれもが、かれらが再び陽光をまぶしげに目を細めてみることは無いだろうと、絶望とともに思っている。
怒りは磨耗して、あとは疲れと、やるせなさだけが残っている。
いつ終わるともしれぬ長い日々を、これから希望も持てずに生きていかねばならないのかと。
奇跡を待つには、かれらはあまりに世間からいじめ、小突かれすぎた。



 どたどた、と階段をあがってくる、最近重さを増した足音に、羅貫中犬は目を覚ました。
そうして、部屋のトトロの置時計を見る。日が暮れるのが早いせいで、すでに部屋は暗いが、四時だ。

なにがある、というわけではないが、妙に居心地のわるい夢を見た気がする。

寝起きでぼんやりしていると、乱暴に部屋の扉が開き、学校から帰って来たばかりの姉が入ってきた。
そうして、そのまま、がばりと机に突っ伏す。
「だめだあ!」
羅貫中犬は、大きく伸びをしながら、机に突っ伏し、うー、とかぐー、とか言っている姉に近づいた。
「また学校でなにかあったの?」
「また、だめだった」
「ええと、いじめられているクラスメイトを助けてあげる、っていう話だったかしら?」
突っ伏したまま、姉は、うん、と答えた。
こういう姿は、小学生の弟には、けして見せないところである。制服をまとった姉は、ふあー、と親父くさい吐息をはきつつ、顔をあげた。
「ますますヤバイよ、一子の意気地なし」
「ヤバイって?」
「いじめられている子、アコちゃんって言うんだけどさ、なんか図書室で、ずうっと独り言をぶつぶつ言っているんだよね。
なにを話しているのかなあと思って聞いてみたら、アストラルがどうとか、三つの願いがどうとか、ファンタジーの世界に逃げてます、っぽい独り言なんだよ。あの子、とうとういじめに耐えられなくなって、おかしくなっちゃったのかな」

羅貫中犬がお世話になっている、この『浅野家』の長女、一子は、読書家で歴史好き、ちょっぴり仕切りたがりの姉御肌の少女である。
正義感がつよい理想家で、生真面目なところは、羅貫中犬の好ましく思うところであるが、人生の先輩として、言うべきところは言わねばなるまい。

羅貫中犬は、一呼吸置いて、背中を丸めるおかっぱ頭の少女に言った。
「もともと、仲のいい子じゃなかったんでしょう? どうしてそんなに気にするの? 
冷たい言い方をするようだけれど、人を助けるのって、とても大変な作業なのよ。ハンパな正義感だけじゃできないの。助けたいけど、なんにもできない、どうしよう、なんて悶々と悩んでいるだけなんて、意味のないことよ。
いっそすっぱりと止めておしまいなさい。その子のことは、その子が救うわ」
「羅貫中、冷たいぞ」
「何事もハンパが一番よくないの。いじめっ子の千台ヨーコとかいう子に立ち向かう勇気もないのに、『助ける』っていうのも無理な話だわ」
「だってヨーコって、かなりキワドイ女なんだよ。タチの悪い遊び友達が何人もいて、ヨーコに呼び出されて、男に乱暴された子もいるって噂があるくらいだし」
「嫌な話ね。なおさら、そういう話には、関わらないほうがいいわ」
「事なかれ主義だなー。大作家なんだから、もっといい智恵貸してよ」
「悪いけど、現実とフィクションは違うの。文章ではどんな解決も導きだせるけど、現実を動かすのは、口だけではできないのよ。
たしかに、タチが悪いいじめが流行ってるみたいで、お姉さんがいらいらする気持ちもわかるけど、自分からそれに飛び込んでいく、というのは感心しないわ」
「でも、助けたいんだよ。自分でもよくわからないんだけど、なぜか気になるんだよな、最上さんって」
「最上アキラ子、だったっけ? 可愛い子なんでしょ?」
「うん、目が大きくて、賢そうで、色白でさあ、ボブヘアがすごく似合うんだわ。こういうビジュアルで生まれたかったなーって思わせるタイプ」
「お姉さんは、同性の友達を選ぶときに、男の子みたいな感覚で選ぶ癖があるわね。女の子が好き、っていうわけじゃないんでしょう?」
「人をレズみたいに…」
「悶々と悩んでないで、ちょっと散歩に行って気分転換でもしましょうよ。お母さんは、まだパートから戻ってきてないみたいだし」

そうして、羅貫中犬は、犬用のグッズの置いてあるボックスを覗き込み、器用に自分専用のリードを口でくわえて、一子に渡す。
しかし、気になることに、リードが二本ある。
そのうちの一本が、自分の物ではないことは、匂いが違うことで、わかる。
『だれのなのかしら?』
以前に飼われていた犬のものだろうか。だとしたら、聞くのも悪かろう。
ぶっきらぼうな受け答えをする一子であるが、それは傷つきやすい内面を隠すための態度なのだ。ちょっとした言葉で、すぐ脆く崩れるところがある。



「今日はどっちへ行く?」
「うーん、このところ物騒だからな、五橋のほうに行こうか」
「五橋が一番物騒じゃない? このあいだ、また連続殺人鬼が出たんでしょう?」
「だからかえって、警察がパトロールを強化しているから安全なんだよ。今日の夕飯はビーフシチューだっていうし、張り切って行くか」

仙台の冬の一大イベントである、『光のペーシェント』のイベント告知、そしてキリスト教会のクリスマスミサのお知らせなどが、あちこちの掲示板や電柱に貼ってある。
仙台の町中(まちなか。地元の人間は、仙台市街中心部をこう呼ぶ)には、キリスト教会が多い。
東北随一の大都市、ということもあるが、伊達政宗が支倉常長を教皇に派遣したという史実以来、開国以後、ひとびとがキリスト教のおしえを受け入れるのに、容易だった文化的土壌があったのかもしれない。
カトリックからギリシャ正教会、プロテスタント系の各宗派の建物は、それぞれに荘厳なつくりをしており、外から眺めているだけで、さまざまに想像力をかきたててくれる。
そしてクリスマスといえば、イエス・キリストの誕生日だ。
日本人は、本来厳粛に祝福をともにする日を、美味しいところばかり輸入して、子供たちにおもちゃを無料配布する、底抜けのお人よしの年寄りと、世界一の重労働に耐えるトナカイたちを迎える日、と変えてしまった。
『光のペーシェント』は、そんな風潮に乗ったイベントであり、仙台市民からコツコツと集めた募金でもって、定禅寺通りの銀杏の木を豆電球で飾り立てるイベントだ。

「そろそろ光のペーシェントねぇ。はじまったら、そっちに足を伸ばしてみましょうね」
と、羅貫中犬がうっとりと言うと、一子は口元から首にかけて巻いたマフラーの下から、うなり声のような言葉を発した。
「どうせあんなん、観光客やカップルばっかじゃないか」
「いいじゃない。犬と一緒でも。ついでに途中の屋台で牛串を買ってくれるとうれしいわ。銀杏の木に、あの電飾はよくない、って話を聞くけれど、それでもきれいなものはきれいよね。これってワガママかしら。うちの庭も、なにかライトアップしてみたら?」
「うちのセンスじゃ、せいぜいパチンコ屋の看板みたいになるだけだ。第一、うちの界隈じゃ、クリスマス気取っても絵にならない」
「まあ、たしかにねぇ。泉中央のほうの新興住宅地なんかだと、決まるんでしょうけど」
「泉パークタウンは、夜にドライブすると最高らしい。しかしイルミネーションにかかる電気代に、市から助成金がでるわけじゃなし。あそこの住民は金持ちだよな。だけど」
「だけど?」
「特に仙台だから、っていう光景じゃないよな。新興住宅地って、どれも家の作りが似ているし、やることも、全国的に、そう変わらない」
「街中のイルミネーションほうが、たしかに仙台らしいかもね」

木々に星が止まったような輝きは、冬の仙台に明るさをもたらしてくれる。
ただし、本物の星空は見ることができない。いちばんの輝きをほこるシリウスでさえ、仙台市街の上空では、見ることができないのだ。
「だけど、最近は連続殺人鬼が徘徊するわ、銀杏の木が根こそぎ盗まれるわ、物騒すぎるわよね。昔は平和だったのに。これって、やっぱり仙台ゴールデンポークスの球界進出で、町中が浮き立っているのが原因なのかしら」
「原因かどうかは知らないけど、話題を集めているのはたしかだよな。良くも悪くも。あの失点26っていうのは止めて欲しいよな。
うちのお父さんなんか、家に帰って野球の結果を聞くときに、『どっちが勝った?』じゃなくて、『何点で負けた?』って聞くんだぞ」
「たしかに負けすぎよね。まあ、野村カントクは、一から始めるチームなんだから、五年は見てあげないとダメ、って言っていたけど」
「五年、かあ。そのとき、あたしはどうなっているかな」
「うまくいけば、大学生ね。進路はもう決めたの?」
「うん。商学部」
おやおや、と思い、ちらりと羅貫中犬は、一子を見上げた。
一子はシッカリ者のように見えるので、両親も安心してほったらかしにしているが、実際は、夢と現実の境があいまいなほどの夢想家なのだ。
しかも悪いことに、自分ではその自覚がない。
「国語の成績からしても、お姉さんは文学部だと思うわよ?」
「文学じゃ食っていけない」
「十代なのに、悟りきっているなんて、かわいくないわ。挑戦してみなさいよ。知っているのよ、アナタ、弟が寝たあと、こっそり小説を書いているでしょう?」
「読んだの?」
顔をけわしくして、一子はとなりのシェットランドシープドックを睨む。
しかし人生の場数を踏んでいるのは、当然のことながら羅貫中犬のほうである。なにせ人間であったときは、中華随一の人気作家だったのだから。
「ちょっとだけよ。でも、悪くなかったわ。才能あるわよ、アナタ」
「……」
「文学部、目指してみたら?」
「……」
一子からの返事はない。

怒ってしまったのだろうか、とちらりと見あげると、一子はぽかんとして、街路樹を見つめている。
その視線につられるようにして、羅貫中犬も目線を向けると、街灯の間に佇立する銀杏の木に、なにか銀色のものが、蟻のようにたかっている。
当初、それは銀のペンキが塗られたのでは、と思われたが、そうではないことに、銀色のなにかは、アメーバのようにうごめいているのだ。
さらに驚いたことには、その銀色のなにものかと、『ロード・オブ・ザ・リング』に登場したエオウィン姫のような、ケルト神話ふうの鎧姿の女性が、戦っているのである。

「…なんだ、コレ? 『中つ国は仙台にあった!』とかいう、おばか企画の撮影か?」

鎧姿の女性は、兜からのぞく金髪を風におどらせて、手にした短剣で、幼児ほどの大きさの銀色のなにかと戦っているのだ。
師走の五時過ぎなので、あたりは真っ暗である。
車の往来も通常どおりなのだが、暗いためか、それとも逢魔が刻の運転中は、外のことは見えにくいのか、一子と羅貫中犬以外に、この光景に足を止めるものはない。
コスプレをした、清掃業者が、銀色のゴミを廃棄している、という生易しい状況ではなさそうだ。
目が慣れてくると、銀色のなにかは、銀色の、それこそゴラムのような、醜い小人であることがわかった。
それが、銀杏の木にたかり、戦乙女は、それを駆除しようと攻撃をしているのである。
だが、戦況は、金髪の戦士に不利なようだ。
銀色の小人たちは、銀杏の木に、ガムのようにへばりついていたが、銀杏の木が、まるで意思を持つ巨人のように、苦しげにゆらゆらと揺れたかと思うと、木が、一瞬にして消え去った。
木がぽっかりと消えたあとには、小人たちだけがあらわれ、器用に地面に降り立つと、それぞれが喝采をあげて、勝利を喜んでいる。
逆に鎧姿の女性からは、悲痛な声があがった。

なんだかわからなかったが、ビルやマンションの立ち並ぶ仙台の街中に、突然、ファンタジーの世界が乱入し、どうやら銀の小人が勝利をおさめ、しかも彼らは、いま話題になっている、銀杏盗難犯人だ、ということ知れた。

「三本目の世界樹ユグドラシルも消滅したわ。あとたった二本で、世界を守るつもり? 降伏なさい!」

可愛らしいのに、傲慢な響きを持つ声に振り返ると、ぴかぴかのリムジンに、仁王立ちになった、スタイルの良い、パステルカラーの服を品よく身にまとった、これまた金髪の美少女が立っていた。
年齢は一子と変わらないくらいだ。
鎧姿の乙女は、悔しそうに美少女を見た。
兜で目の表情が隠れてよくわからないが、こちらもたいそうな美女である。
大作りの、力強い華やかな顔をしている。鎧からのぞく金髪は、背中までの丈があり、こまかく波打っている。太陽のように明るい色をしていた。
対する美少女は、甘い顔立ちをした、金髪碧眼で、蜂蜜のような色の金髪を、大きくカールさせている。
単体としても見栄えが良いが、服装のセンスや全体のバランスがよいために、さらに目立って見えている。

日本の東北で、なぜに外人美女がにらみ合っているのか? 
脳内に浮かんだ問いは、あまりにシュールで、問いを解決するヒントすら浮かばなかった。
美少女は、不敵な笑みを見せながら、髪を傲然と跳ね上げた。
「負けを認めるのね。往生際が悪いのは、見苦しくてよ。もはや、あなたの味方はだれもいない。だって、わたしが全部取り上げてしまったのですもの」
「そう思う? 相変わらず誰かの駒としてしか生きられない。可哀相な人ね。貴女こそ、眼を覚ましたら?」
鎧の美女の辛辣な言葉に、美少女は、見るものがのけぞるほど、恐ろしげな表情を浮かべた。
「このわたしが、だれかに利用されているというの?」
「そうよ。貴女こそ、眼を覚ましなさい! これは、あなたを利用した陰謀なのよ。アトラ・ハシースでもない貴女が、いつまでもこの地に留まっていられると思うの?」
「彼女たちは、わたしがここに留まることができるように、霊力の提供を申し出てくれたわ。敵の心配をするなんて、余裕ね」
「世界の番人のいない世界なんて、有り得ないのよ。わたしがいなければ、遅かれ早かれ、世界は崩壊する。彼女たちは、自分たちのことしか考えていない。目的を達したら、貴女のことは切り捨てる。それでもいいの?」
「世界の番人がいなくても、番人の代わりを務めることができる力を持つ、アトラ・ハシース並の人間がいれば、問題がないわ」
「アトラ・ハシースは、貴女の夢物語には付き合わないわよ」
「そうかしら?」
意味ありげに美少女は言って、己の金髪の今毛先を、指先でくるくると弄んだ。
「この世界はループしているのよ。最初に、あなたがアトラ・ハシースを召集したとき、彼らは彼女たちの陰謀によって、互いに戦いを始めてしまった。
とはいえ、さすがはアトラ・ハシース。彼らはこの世界からは完全に消滅しなかった。暗き運命を背負う女神は、忠実な下僕に、呪われたあなたの代理をさせたのよ。
『戦士の角笛』を吹いて、一度はラグナロクによって斃れたアトラ・ハシースを、時間の最初に戻した。
ところが、角笛を吹いた者の邪心が強すぎたために、アトラ・ハシースを守ろうとする聖霊の力が働いて、彼らは隠されてしまった。
そう、完全にこの町の生活に馴染んでしまって、自分が外界からやってきたゲストだ、ということを忘れてしまったのよ。
戦う記憶すら失ったアトラ・ハシースなど怖くないわ。そう言う意味では、あなたに感謝しなくちゃならないかしら? 世界の番人をやめてくれてありがとう」
美少女の嘲弄に、鎧の美女は、悔しそうに唇をかみ締める。
「わたしは諦めないわ。貴女たちの陰謀を打ち砕くことができる可能性が、ゼロになるまで、貴女たちの前から消えることはないでしょう」
「残念ね。いまが、その可能性がゼロになる時よ」
いうと、美少女は、不意に羅貫中犬と一子をぎろりと見た。

それまで、ギャラリーのように突っ立っていた1人と一匹は、舞台上の役者から、いきなり名を呼ばれたくらいに、どきりとした。
美少女の目には、あきらかに敵意があった。いや、敵意などと生易しいものではない。これは…
羅貫中犬は、一子の前に進み出ると、威嚇する姿勢をとって、美少女に牙を見せた。
そうして、背後でぼう然とする一子に言う。
「お姉さん、あたしがこいつらを引き付けている間に、逃げて!」
羅貫中犬は、なぜに転生した己が、犬という姿を取っており、そして縁も所縁もない仙台という東北の町に存在するのか、その理由をしらない。
わかっているのは、自分がイレギュラーな存在であることと、イレギュラーであるがゆえに、自分に関わる人間を、無条件で救わねばならない、ということだけだ。
「走って家に戻りなさい! 早く!」
羅貫中犬の声に反応し、一子は背を向けて、一目散に来た道を走り出した。遠ざかる足音を聞きながら、羅貫中犬は、美少女に牙を剥き、そしてそれに向かって走り出した。
美少女は、鎧の美女に背を向ける形で、こちらを見ている。鎧の美女が、その隙を逃すはずもなく、短剣を手に、美少女に向かっていくのが見えた。
前後から挟み撃ちにするのだ。
羅貫中犬は地を蹴って、美少女の無防備な咽喉もとを狙って、牙を突きたてた。
一方の鎧の美女は、背後より心臓めがけて、短剣を振りかざす。
どちらかが外しても、どちらかは完遂する。絶妙のタイミングであった。

が。

ありえないことであった。目の前から、美少女が煙のように、忽然と消えたのだ。
目標を失った美女と羅貫中犬は、互いに互いを攻撃するような形になってしまった。
羅貫中犬は、目標を失って失速して地面に落ち、美女は、短剣を止めようがなく、前方にふるって空を切った。
甲高い嘲笑が、夜の仙台の街に響いた。
「不様なこと! わたしを力なき者と侮った、貴女が悪いのよ」
「彼女たちに与えられた力なのね? そうでしょう?」
美女の問いには答えず、美少女は冷めた目を向けてくる。
「二人一緒にいなくなってもらうわ。完全に。さあ、レティクルたち、この者たちを世界から完全に駆除してしまって!」
美少女の声に反応し、それまで銀杏の木にへばりついていた銀色の小人たちが、いっせいに羅貫中犬と、鎧の美女に襲い掛かってきた。

このつづきは「ゆべしの章4」となります

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