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諸葛孔明(しょかつ・こうめい)…諸葛亮。徐州は琅邪の出身。趙雲の話を聞き、樊城に囚われの斐仁のもとへむかうことを決めた劉備の軍師。樊城の文官には機知がちらほら。自らにふりかかった、「劉gを追い落とし劉jの後見になって樊城を乗っ取る」疑惑を晴らすため奮闘する。
趙子龍(ちょう・しりゅう)…趙雲。常山真定の名家の末子。孔明の主騎として、孔明にかかっている疑惑を払拭するため、文官に変装して樊城に乗り込む。
劉g(りゅうき)…後妻とその一族に命を狙われる、荊州牧劉表の長子。孔明とは社会的に対立するはずの人物であるが、妙に孔明を信頼し、伊籍を通じて、アドバイスを依頼してきた。
伊機伯(い・きはく)…伊籍。劉gの側近のひとりで、劉備に心服し、新野にちょくちょく遊びに来ている男。疑惑のふりかかった孔明に、斐仁との面会を許すかわりに、劉gへ策を授けて欲しいと依頼。なにかと逃げたがる孔明を捕まえ、もてなすのが彼の役目。一見、お調子者であるが、意外と策士。
程子聞(てい・しぶん)…劉gの学友のひとりで、書画の名人。斐仁に殺害された。華やかな雰囲気のある男であったが、女ばかりではなく男とも深い関係をもっていた乱倫の士で、それを隠そうともしていなかった。孔明の旧知。
安英(あんえい)…花安英(かあんえい)の異名をもつ紅顔の美少年で、死んだ程子聞同様、劉gの学友であり、書画の達人。
播天流(は・てんりゅう)…義勇軍の少年長であった趙雲の才能に目をつけ、公孫瓚のもとへ連れて行った人物。のち、趙雲と決裂。公孫瓚と運命を共にしたのだが、趙雲と朱季南によって救出される。しかし、その後の行方は不明。
朱季南(しゅ・きなん)…趙雲とともに公孫瓚の白馬義従として活躍した。現在、曹操の部下。許都で娼妓を殺害したなぞの殺人鬼・風狗を追ってやってきた。しかし、阿片に耽溺しており、斐仁に殺されそうになるところを趙雲に救われる。現在失踪中。
陳叔至(ちん・しゅくし)…陳到。劉備が袁紹の元に身を寄せたさい、趙雲がみずからスカウトした武芸の達人。出世欲がまるでなく、家族がいちばん。井戸端会議の達人でもある。趙雲の留守のあいだ、失踪した朱季南を探す。
斐仁(ひじん)…趙雲の部将で、新野城の東にぽつりとある蔵にて、官給品の管理をまかされている、片足のわるい男。元は劉表の兵だった…という簡素なプロフィールの持ち主であったが、実際は『壷中(こちゅう)』という謎の組織の刺客であったことが判明。現在、樊城の牢屋につながれている。
風狗(ふうく)…朱季南が追う、許昌にて複数の娼妓を惨殺した、謎の殺人鬼。斐仁を殺そうとしたことから、『壷中』にかかわりがあるようだが?