あらすじ

夢

西暦208年 新野城

劉表の居城である樊城で暗殺された叔父・玄に引き取られたときのことを夢に見る孔明。

その朝、しばし暇をもらう、という糜竺より、もし自分が戻らなかったら、そのときは「仇讐は壷中にあり」という言葉をのこして去る。

曹操南下の報告を受け、移動の計画を着々と練る孔明。そのもとへ、旧友の崔州平から呼び出しの手紙がやってくる。

よろこび待ち合わせ場所へ向かう孔明であったが、予想に反し、崔州平は曹操への帰順を呼びかける。

孔明は崔州平を追い返すが、徐庶からの、決別の手紙を渡され、落ち込む。

新野城へ帰る際、瓜売りの老人とともに湖に憩った孔明は、気を取り直し、ふたたび城へ。

そこで、筆まね名人の男より、崔州平が、徐庶のニセ手紙を書かせて孔明に見せたことが判明する。

愕然とする孔明であるが、崔州平はすでに襄陽を出て、その屋敷はもぬけの殻であった。

城へ帰った孔明は、舅の黄承元からの手紙をみて、さらにおどろく。そこにも糜竺が言ったように「仇讐は壷中にあり」の言葉が…

その最中、孔明は劉備に呼び出され、徐庶からの本物の手紙を受け取る。

そこには、曹操に母親を殺されてしまったこと、母の墓を守るため、劉備の元には戻れないことなどが綴られていた。

そこへ、趙雲が、自分の部下が、劉gの側近を殺したと報告をしてくる。糜芳と劉封は、劉表をなだめるために趙雲を引き渡せという。

孔明はそれを拒否。糜芳らから趙雲を自室に軟禁し、尋問の名目でこれを守り、ことの真相を探ろうとする…

                          もくじにもどる