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「ここで公琰が出てきたら、わたしとしては、とてもショックなのだが」
「英語!」
「はいはい、とても衝撃的なのだが(棒読み)」
「いくら状況がちがうとはいえ、公琰と文偉が、いっしょに遊ぶほど仲がよくなっているとは思えぬな」
と、趙雲は言う。孔明がそうだろうかと首をかしげると、趙雲は言った。
「公琰が遊ぶといっても、派手やかなところでは遊ばないだろうし、文偉といっしょなら、そのお守りに専念しなくてはならなくなるとわかっているから、同道をいやがるであろう。
あの二人は馴れ合いをせずに、切磋琢磨するのが似合っている」
「なるほど、あなたのほうが、人を見る目というのは、わたしよりあるから、そうなのだろう。けれど、子龍、公琰の遊び方に、なぜくわしいのだ」
「俺たちの世界で、よく公琰を見かけたが、たいがい一人で、静かなところで飲んでいた」
「ふうん、そうか。あなたもたまには遊びに来ていたわけか」
「いや、飲んでいただけだぞ」
「遊んでいたとしてもかまわぬであろうが。それが普通ぞ。そなたは異常」
そういううさぎに、孔明は腕の力をつよくして、言った。
「いま穏やかならざる言葉が聞こえたのだが、異常とはなにかな?」
「ちょっとした可愛いうそ! うそだって、ちょっと! 苦しいのであるが!」
「おい、莫迦をやっているあいだに文偉が移動をはじめたぞ。追うか?」
「うむ、しばし待て」
と、孔明は連れ立って歩き始めた男と文偉をじっと見つめる。
その双眸が金色に変化し、やがてふたたびいつもの黒にもどった。
「霊査をしてみたが、どうやら人間だ」
「えー? あんなに怪しいのにか」
と、うさぎが口をとがらす。
「うむ、しかし影を見よ」
影、といわれて、うさぎと趙雲は、店の軒先にぶらさがっている提灯の明かりによって地面に投じる男の影を見る。
それは、はっきりと人のものではなく、頭巾で隠してはいるものの、その頭部には、山羊のような角がいくつも突き出ていた。
が、男の本体のほうは、ただ頭巾をかぶっているというだけで、突起はなにも見えない。
「わかりやすいのう。というか、間抜けな。影に細工できなかったのか」
「その間抜けっぷりが、悪魔ということだ」
「影に細工できるような力をもつ悪魔は、かなり高位だぞ。おまえは悪魔と対決したことがないのか」
趙雲の問いに、うさぎは答える。
「わたしはそなたたちとちがって攻撃型ではないから、あまり悪魔と接触するような機会もすくないのだよ」
「知恵のまわる悪魔なら、われらを警戒して影にも細工するのがふつうだ。だが、それは霊力を消費する作業だから、けちなアモンが嫌がったのにちがいない」
「なるほど。ケチが足元をすくったか」
「ともかく、文偉のばか、悪魔なんぞに引っかかりおって。あとを追うぞ」
※連続アップにお付き合いいただきまして、ありがとうございました(^^♪ さて、今週末に向けて、いろいろと準備中、ではありますが、いま昔に買った三国志Ⅹを再プレイ中。じつはまだクリアしていなかったりします。今度こそ、クリアするぞー。架空武将でプレイ中ですが、かなり愉快なことに。どこかでお話できたらと思います(^^♪
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