飛鏡、天に輝く
十九
「待つというのは、やはり好きではないな。このところ、いろんなものを待っているせいか、よけいにそう思う」
支度の途中で放棄された、厨の食材を背景に、孔明がそうつぶやいたのを、家令は冗談と聞いたのか、乾いた笑い声をたてて相槌の代わりにして、それ以上はなにも言わなかった。
庵の外で、そわそわと村の様子を見つめていると、やがて、あたりに響き渡っていた警鐘も途切れ、立ちのぼっていた黒煙も、しだいにおさまっていった。
しかし煙がおさまったからといって、騒ぎが収束したのだと楽観はできない。
庵には厩もあって、そこには、足の短い丈夫そうな栗毛が二頭いる。
このまま趙雲が戻らない場合、あれを駆って、まず、どこへ行くべきか。
張昭の屋敷へ行って、部曲を借りるか、それとも、賛軍校尉となった魯粛のところへ行って、軍隊を借り出すか。
そろそろ決めたほうがよさそうだなと孔明が迷っているところへ、村のほうから向かってくるものがある。
低木のならぶ林道を、ゆっくりと向かってくるその影を見て、庵の家令夫婦は、カエルが踏み潰されたせつなにあげるような悲鳴をあげた。
そして、孔明の腕をむんずと掴むと、悲鳴まじりに訴えてきた。
「賊でございます! 賊がこちらに! どうぞ庵の中へ!」
いわれて、首を伸ばして林道を見れば、たしかに、日光に鎖帷子をにぶく光らせた兵卒の一隊が、こちらにゆっくりと向かってくるところであった。
先頭には騎馬に乗った男がいるのだが、賊というには洒落た身なりをしていて、いまどきの武将がみなそうであるように、鎖帷子のうえに上衣を羽織り、片はだを脱いでいる。
その羽織っている上衣は、血潮のように赤かった。
返り血か、と孔明も、嫌な想像をはたらかせた。
一行のなかには、村人の姿もなければ、趙雲の姿も見えない。
そうしているあいだにも、家令は、咽喉から笛のような高い音を、ひいひいと出しながら、孔明をぐいぐいと押して、庵のなかに押し込めようとする。
どうやら、この健気な老夫婦は、主人からあずかった客人を助けるべく、自分たちを盾にして、なんとか助けようと考えているらしい。
庵は川べりに建っており、見晴らしのよい林道は、村や河岸をはじめとする外界に向かうための、唯一の道であった。
そこから先へは逃げようがない。
袋小路に追いつめられるようなものである。
川の流れはそう早くなかったはずだ。
泳ぎには、まあまあ、自信がある。
「待て、ここでみなして死に急ぐこともなかろう。秋の水泳を楽しむのなら、そなたたちも一緒のほうがいい。
泳いで、安全な河岸にまで行くのだ。道案内を頼む」
「それをいうなら、水先案内でございましょう」
切迫した場に似合わぬ声がして、見れば、準備していたものか、鎧帷子をまとって剣を手にした偉度であった。
「あんたたちが逃げる時間くらいは稼ぐよ」
「おまえはどうする。樊城で負った怪我も、完全に癒えてはいないはずだぞ」
孔明のことばに、偉度は、莫迦にするな、というふうに鋭い目線を送ってきた。
「おかげさまで、傷のほとんどは癒えております」
「腹を刺されたはずだ。そう簡単に治るものか。
時間稼ぎなどよい。おまえも一緒に逃げるのだ」
「最近はよい薬がございまして、傷もすっかり塞がっているのですよ」
「やせ我慢をするな。無駄死には許さぬぞ」
「劉公子のご命令のひとつは、あなたをなんとしても守れ、というものでした」
「ならば、泳ぐわたしをだれが守る。溺れかけたら、だれが守るのだ!
さあ、その、水に飛び込んだら、たちまち沈みそうな帷子は脱いで、ともに川へ!」
問答しているあいだにも、兵卒たちはどんどん近づいてくる。
そのひとりひとりの顔が、はっきり見えるまでになった。
家令夫婦のほうはといえば、もう逃げられないと、その場にぺたりと崩れ落ちてしまった。
さて、知恵の働かせどころか、と孔明は逃げるのをあきらめ、覚悟をきめたが、先頭の騎馬にまたがる男の顔を見て、おや、と思った。
孔明がおや、と思ったのは、先頭の男の顔に、見覚えがあったからだった。
馬の背に揺られて近づいてくる男は、派手な赤い錦の上衣を纏っていた。
それは孔明が恐怖にかられて空想したような返り血などではなく、あざやかに真っ赤に染まった錦であった。
金糸の輝く腰帯には、大きな鈴がついており、馬が揺れるたびに、鈴も、がらごろと目立った音を立てていた。
いかにも獰猛そうな顔の下半分は、濃い髭で覆われている。
引き連れている兵卒たちの面構えも、大将に似たりよったりで、みな、数々の修羅場をくぐり抜けてきた猛者だということがわかった。
一行が近づいてくるにつれ、孔明のなかから恐怖は消えていった。
というのも、たったいま、村を襲ってきた人間にしては、かれらはあまりに整然としすぎていたし、これからこちらを襲おうと思っているにしても、あまりに平然としすぎていたからである。
かれらはみな、さっぱりとした表情をしていて、むしろ行軍演習のついでにこちらに立ち寄り、水を飲むために井戸を借りにきたふうですらある。
趙雲や村人たちが同行していないのが気になるが、かれらに害意はなさそうだ。
家令夫婦の腰が抜けてしまっているのを見て、孔明は、みずから進んで庵の裏口から顔を出し、やってきた先頭の男に向けて、拱手してみせた。
「わざわざのご来訪、ありがたく存じます」
すると、先頭の男は、馬を止めると、ぱっと鮮やかな挙搓で地面に降り立って、孔明のまえに立つと、深々と礼を返してきた。
「突然に大勢で押しかけて申し訳ない。諸葛殿がご無事か、確かめるためにやってきたものだ。おどろかせてしまっただろうか」
挙搓のひとつひとつを取っても無駄はなく、言葉は直截だが、明瞭で、不遜なところは感じない。
野武士のような風采はしているが、この男が世間に揉まれて生きてきたことがわかる。
孔明は、兜の下の男の目と目が合わせて、意外にも、そこに深い色を讃えた双眸があるのを見つけて、おどろいた。
この男、名前をたしか、甘興覇、といわなかっただろうか。
金糸の帯についている、大きな鈴の音がつよく印象に残って、おぼえていたのである。
それに、江東の人間のなかでは、蜀の地方の訛りのあることばをあやつる将は、それだけで気を引いていた。
「村を襲っていた賊どもめは、われらがすべて打ち払ったゆえ、ご安心めされよ」
「村人たちに怪我人はありませんでしたか」
孔明の問いに、甘寧は、怪訝そうに眉根をひそめた。
「何人かが、賊に襲われて怪我を負ったようだ。火傷をした者もいるようであったな」
答えてから、甘寧は、怪訝そうな表情のままで、孔明にたずねてきた。
「貴殿は、おのが主騎が心配ではないのか」
心配でないはずがない。
しかし、孔明は、趙雲の身に何事かあったようには思われなかった。
なぜ、と問われると説明にむずかしいが、もし趙雲の身に凶事がふりかかった場合は、虫の予感のようなものが働いて、すぐわかるという確信めいたものがあったのである。
「無事であろうと思いましたので、あえてお尋ねしませんでした。いまはどちらにおりましょう?」
「村に残って、みなの手当てをしておるようだ」
そうであろうと、孔明は、内心、深くうなずいた。
おのれの役目を果たしつつ、なおも余裕があれば他者を率先して救う。
このことが、自然とできるのが、趙雲なのである。
甘寧は、周瑜から、内々に、脱走兵がたびたび漁村にあらわれて、悪事をはたらいているので、これを捕縛してほしいと頼まれたのだと言った。
「どれだけ規律を厳格にし、当世最高の将を頭に据えても、何万とあつまれば、性根の腐った者はかならず存在するようだ。
こやつらは、士卒長に掠奪した品で賄賂をおくり、たびたび調練を抜け出しておったのだ。最初がうまくいったのに味をしめ、なんどもくりかえしているうちに、大胆になっていった。
ほかに仲間になりそうな者に声をかけ、ついには、村を襲う計画をたてた。
そこで、わざとこやつらを一網打尽にするために、泳がせて、待ち伏せをしていたのだ」
「村が燃えたのならば、待ち伏せの計画は失敗ではありませんか」
孔明がいうと、甘寧は、不快さを顔にはっきりと出して、答えた。
「失敗なものか。やつらはみな死んだ。それともなにか、すべて殺したのが、気に食わぬとでも申されるか」
甘寧は憮然として言う。
直情径行な男である。
孔明は、ふと、張飛を思い出した。
「いいえ、そのような綺麗事を申し上げるつもりはございません。
どちらにしろ、脱走のうえ村に火をかけたのなら、死罪はまちがいないところ。賊に同情はいたしませぬ。
わたしが気にしましたのは、村人のことでございます。村を襲うことがわかっていたのなら、それを止めることも出来たのではと、思ったのですが」
甘寧の不愉快に歪んだ顔が、こんどは、奇妙なものを見たものに変わった。
「その場にいなかった者のたわごとでございます。お腹立ちならば、どうぞご容赦くだされ」
孔明は、とげとげしい空気を払うように、あざやかに笑いながら、頭をさげた。
その効果は抜群で、甘寧も、顔をやわらげて、答える。
「いや、危ないところであったから、貴殿も気が立っておられたのだな。
しかし、儂も襄陽にいたことがあるが、文士というものは、貴殿のような考え方をするものであったかな。
村に火をかけさせねば、やつらを追い込む理由がなくなってしまうではないか」
脱走の罪だけでは、鞭打ちだけである。
最初から、死罪に追い込むために、わざと火をかけさせたわけだ。
事前に知っていながら、見てみぬふりをして脱走させ、村へ行かせたのも、おそらくは、ほかの、似たようなことを考えている兵卒たちへの見せしめをつくるためであろう。
孔明は、これまで何十万という単位の軍を率いたことがない。
一万でも手こずる。
これが何十倍にもなるわけだから、これを統率するためには、非情な手をつかうことも必要なのだろう。
だが、なにか釈然としない。そういうものなのだろうか。
江東の軍は、とくに寄せ集めの感がつよいから、こうした策を取るしかないのだろうか。
自分ならば、どうするだろう。
「挨拶がてら、様子を見に来させてもらったが、これを機に、いろいろと話をさせていただけるようになると、ありがたい。
貴殿が劉予州に示したという『天下三分の計』については、儂もおおいに興味があるゆえな」
そう言って、甘寧は、見晴らしのよい林道を、来たときと同じように、腰の鈴を鳴らしながら、帰っていった。
ちょうどすれちがうようにして、趙雲が無事に帰ってきて、孔明はようやく心から安堵した。
天下を二つに分ける。
黄河と長江。
大陸を走る二本の大河のほとりには、古来からそれぞれ独自の文化が成り立っていた。
それが始皇帝という巨人がひとつにまとめてから、大きく天下というものの概念が変わることになる。
そもそも甘寧が天下を二つに分けるという発想を思いついたのも、かれは北方に行ったことがなかったから、地図のうえでしかわからない黄河流域の土地の様子が、どうも想像できなかったことが大きい。
この国は大きすぎる。
北のことは、よくわからない。
そのうえ、北には、曹操という面倒なのがいるという。
そいつを倒すことがむずかしいのなら、しばらくは、そいつにまかせてしまえ。
南方で力をじゅうぶんに蓄えてから、北方を制すればいい。
それまでは、曹操に預けておくのだ。
甘寧は、自分で思いついたその計画が、最良のものだと信じていた。
同じ考えを、もっと具体的なかたちにして、周瑜が持っていると知ったときは、さらにこれでよいのだと確信した。
ところが、自分の考えに似て非なる計画を持っているやつがいると耳にしたのが、黄祖との戦が終わってから、すぐのことである。
その人物は徐州の諸葛謹の弟で、南陽の郊外に隠棲していたのを、劉備がひっぱってきて軍師に据えたという。
まだ二十七と若いその人物は、やはり天下を狙う劉備に対し、一気に天下を狙うのではなく、国をまず三つに分けて、三つ巴の膠着状態にし、たがいに国力を高めながら、徐々に天下統一へ向けて動かすべきだと主張したらしい。
たしかに、天下を二分する方法には、ひとつ難点があった。
孫呉は、周瑜および甘寧の策にしたがえば、これからまず、曹操を撃破し、空になった荊州を奪取したあと、益州を狙う。
しかし、曹操を撃破し、荊州を奪取するまではよいとして、問題は益州である。
益州は天然の要害に守られており、もともと攻めるのがむずかしい土地である。
これを攻め落とすには、かなりの月日を費やす覚悟が必要だ。
蜀の地の険阻なことは、その土地で生まれ育った甘寧だからこそ、よく知っている。
そうしているあいだに、江東で敗北した曹操は、まちがいなく立ち直る。
荊州から兵を進めたとして、曹操と益州が組んでしまった場合、蜀の手前の漢中で挟み撃ちになる危険性がある。
いまの国力に荊州で得られるであろう兵力を加えても、曹操と益州の連合に勝てる見込みはないのだ。
益州を奪うために進める軍は、おそらく孫呉の主力をつぎ込むことになるだろう。となると、挟み撃ちされた場合で、これに敗残したら、孫呉は、その時点で命運が尽きてしまう。
さらに、ほとんど兵の残せない江東に、北から別働隊が襲ってきたら、さらに悲惨だ。
たとえ、益州への兵がなんとか江東に逃げ延びたとしても、領土のことだけではなく、人的被害のすさまじさもまた、計り知れないものとなるだろう。
天下を二分する策には、現状からみれば、そうした弱さがあった。
が、天下を三つに分けるとなると、がらりと視点が変わる。
まず、益州にひとつ勢力が残るわけであるから、孫呉は、江東と荊州を足がかりに地盤を固め、北と西に注意を払う必要が出てくる。
それだけならば天下を二分する場合と、さほど差がないように見えるが、益州に勢力を残しつづけることを前提に考えると、重点を置くべきは北となる。
西を警戒しながら、北ヘの攻撃に備える。
西への攻撃を考えなくてよくなるというだけで、じっくりと腰を据えて戦略を練る時間ができるのだ。
それは、益州や中原の、ふたつの勢力にも同じことがいえる。
奇妙ではあるが、こう着状態が長くつづけばつづくほどに、三つの勢力の内側で、それぞれに平和がもたらされることになるだろう。
内乱につぐ内乱で疲弊した世の中に、かりそめかもしれないが、平和がおとずれる。
二つではそうならない。三つであれば、そうなる。
まさに目から鱗が出るような、あたらしい構想であった。
この構想をもつ人物を、魯粛は劉備のところから引き抜こうとしているという噂が、甘寧の耳に入ってきた。
おもしろくない。当然である。
甘寧にしてみれば、自分の自慢の策が、急に時代遅れのもののように感じられたのが腹立たしい。それに、なにより、そんな人物が江東に来るのであれば、自分と同じ構想をもつ周瑜はどうなるのだろうということがあった。
甘寧は、たまたま盗み聞いてしまった会話から、周瑜が病に身をむしばまれていることや、その命数がそうないことを知っていた。
だからこそ、天下統一の基盤とするには、天下三分の計は、時間がかかりすぎると思った。周瑜の生きているあいだに、天下がひとつになることはないというのは、あまりに気の毒だ。
しかし、天下二分の計であれば、もしかしたら、間に合うかもしれない。
甘寧は、自分をはじめて受け入れてくれた孫呉の気風を、ほかのだれよりも気に入っていた。
そして、自分を受け入れる土台をつくってくれた周瑜らに、深く感謝をしていた。
恩を返さねばならないと思った。
そのことを周瑜と顔をあわせたときに伝えると、周瑜は、笑みを浮かべつつも、あきらかに困ったような顔をして、
「それでは貴殿の立場が、わるくなってしまう」
と言った。
しかし、甘寧の目からすれば、周瑜は日に日にやつれているように見えた。
兵卒のまえに立てば、かつての輝きを取り戻すのであるが、旧知のひとびとだけをまえにすると、とたんに元気がなくなる。
周瑜を悩ませているもの、それが諸葛孔明なのだとしたら、これを排除するしかあるまい。
周瑜は、この戦にとって、なくてはならぬ者なのだから。
孔明は、曹操に追われてやっと生き延びた、弱小勢力の軍師だ。
前評判の高かった人物が、ほとんど功績をのこさずに、ひっそりと歴史の波のなかに埋もれていくのは、よくあることではないか?
脱走兵にかこつけて孔明と対峙するまで、甘寧は、思っていた。
天下三分の計なるものを思いつくほどの人物であるから、諸葛孔明というのは、よほど気むずかしい、いかにも賢者といった風貌の、いかめしい男であろうと。
だが、実際に顔を合わせて見ると、あまりにちがっていた。
実際の孔明は、真正面から対峙してみれば、思わずたじろぐくらいに美しい風貌をしていた。
が、それは甘寧にとっては、好感の持てるものではなかった。
男とも女とも知れない、得たいの知れない風貌。
そのくせ、双眸だけは、いままで出会ったどんな人物よりも、つよい光を持っている。
正直、まともに目を合わせていることがつらいほどであった。
相手は丸腰であったのだが、怖かった。
なぜ怖かったのかは、わからない。
気味が悪い、というのが、甘寧の孔明にたいする評価のすべてであった。
得体の知れない、つかみ所のない。
いままで出会ったことのない、理解できないなにか。
それが孔明だ。
「次は、やる」
と、本陣に戻る途中で、甘寧はつぶやいた。
かたわらにいた部将のひとりが、たずねてくる。
「大将、そうは言っても、相手は張子布さまの客分だ。大将が堂々とあいつを斬っちまったら、張子布さまは面子を潰されたと言って、けっして大将をゆるすまい。
いくら大将が将軍さまのお気に入りだって、ただじゃすまないだろうさ。あの客は、将軍さまにも気に入られているようだからね」
「そんなことは判っている」
「じゃあ、どうするんだい」
「堂々とやらなきゃいい」
明快な論理である。
二択なのだ。
堂々と斬るか、こっそり斬るか。
「相手はたった三人だ。今日みたいに、主騎が留守をしているあいだに、賊の仕業に見せかけるかして、殺すしかないだろう」
「同盟が崩れたら、この戦だって危なくなるんじゃないのかい」
「もともと、いらない同盟だ。討虜将軍が戦をする気にさえなれば問題ないと、都督もそうおっしゃっていた。
もう開戦は動かないだろう。つまり、あの論客も、そして江夏にいる連中も、用済みなのだ」
江夏に集っているのは、劉表の遺臣。甘寧にとってみれば、自分を受け入れなかった人々の残滓、であった。
うまく計画をたてなくちゃいけない。