粘土の取扱


 作っている最中は、目や口に入れたりしない様にする事と、若干粘土によってはかぶれやすいといった比較的常識的な事に気を配っていれば問題無いかと思います。


問題になりうる点としては、後片付けの時でしょうか。
後かたづけの際、手についたり道具類についた粘土を洗い流すと思いますが、そのまま水道でジャブジャブ洗うのは禁忌です。
面倒ですが一度溜おいたバケツの水なりであらかたの粘土を洗い流してから水道で流してください。
というのも、粘土というのは比重が重く、大量に水道に流してしまうと、配管内で滞留し詰まりを起こしてしまう可能性があります。
粘土は一旦固まってしまうとなかなか流れていってはくれませんし、数年後に詰まって配管工事なんてことになったら目も当てられません。
なので面倒でも汲みおいたバケツで一旦洗ってしまってください。
粘土はしばらくすると沈殿するので、大方の水分は上澄みになりますので、上澄み部分を捨てて、沈殿部分はためおいて雑多な品種になってしまいますが、成型中に発生する削りカスや少量の余り粘土とともに再生粘土として再利用するとか、お庭に埋めてもいいでしょう。
少なくとも下水にそのまま流すことは避けてください。