| 卷 第 十 五 |
| 戀 歌 五 |
| 相 模 |
作 者 |
| 題しらず |
| 作者詳細 |
| さがみ平安中期の女流歌人。三十六歌仙の一人。養父は源頼光。相模守大江公資の妻となり、夫と別れた後脩子内親王に仕えた。 |
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| 現代読み |
| いなずまはてらさぬよいもなかりけりいずらほのかにみえしかげろう |
| 意訳 |
| 秋の稲妻が照らさない夜は無いものです。同じく儚いほのかな陽炎とちょっと影を見せただけで来なくなってしまったあの人はいったいどこへ行ってしまったのでしょうか。 |
| 備考 |
| 稻妻は |
| 照さぬ宵も |
| なかりけり |
| いづらほのかに |
| 見えしかげろふ |