| 卷 第 一 |
| 春 歌 上 |
| 越 前 |
作 者 |
| 春山月というこころをよめる | 和歌所にて |
| 作者詳細 |
| えちぜん鎌倉初期の女流歌人。大中臣公親の子。伊勢女房とも呼ばれ、後鳥羽院の母七条院、皇女嘉陽門院に仕えた。 |
| 現代読み |
| やまふかみなおかげさしむはるのつきそらかきくもりゆきはふりつつ |
| 意訳 |
| ここは山深い所なので春の月といってもまだ光は寒々としている。空はまだ冬のようにかき曇って時々雪が降っています。 |
| 山ふかみ |
| なほかげさむし |
| 春の月 |
| 空かきくもり |
| 雪は降りつつ |