| 卷 第 一 |
| 春 歌 上 |
| 太上天皇 | 作 者 |
| 關路鶯ということを | 和歌所にて |
| 作者詳細 |
| 後鳥羽天皇ごとば1180〜1239譲位後三代院政をしく。承久の変により隠岐に流される。多芸多才で、新古今和歌集の院宣を発し、撰者に撰ばせた後更に撰ぶ。 |
| 現代読み |
| うぐいすのなけどもいまだふるゆきにすぎのはしろきおうさかのせき |
| 意訳 |
| 鶯が鳴いて、もう春だというのにいまだに去年の雪が杉の木の葉に残っていて白くなっている。白と緑とうぐいす色が似合うこの逢坂では。 |
| 備考 |
| 歌枕 逢坂の関 滋賀県大津市逢坂 「古」と「降る」、「合う」と「逢坂」の掛け言葉 |
| 鶯の |
| 鳴けどもいまだ |
| 降る雪に |
| 杉の葉しろき |
| あふさかの關 |