陸奥旅行記
「雲上の楽園」何と耽美な響きであることか。伝説である、もしくは伝説となった廃墟というのは日本に数点存在している。 最も有名なのは何と言っても長崎県の端島、通称「軍艦島」だろう。それから、もう取り壊されて しまったが愛知県のTボール、神戸のマヤカン何かもよく挙げられる。私はそれらへは 行ったことがないので何とも言えないが、個人的には岐阜県の神岡も充分伝説に足る 存在であると思った。
さてそんなわけで今回は二つ名を沢山持つ松尾へ行ってきた。その二つ名というのが、 まずは冒頭に挙げた「雲上の楽園」他にも「東の軍艦島」「東北三大鉱山」などなど。 それだけこの物件の規模を物語っているのだろう。
というわけでいつものメンバーを招集。今回は行き先が遠いだけあって綿密な計画を練る。
計画@、弱小プラッツではなくレンタカーを借りる。
計画A、靴・服装・ライトなど、装備を固める。
計画B、夜中に出発して午前中から探索を行う。
そんなこんなで19時に東京を出発。一路宮城を目指す。
途中休憩も挟みながら3時すぎに盛岡南ICに到着。想像以上に長く感じた。なんていうか、
仙台から先が大変だったね。
漫画喫茶で小休止。7時前にいざ松尾を目指して再出発。
途中ワークマンへ寄って作業服を購入。そして到着したところは松尾の一歩先にあるOSZ鉱山。
ここはMMの所有になっている為、潜入に細心の注意を払う。
で、山頂。今回は今までで一番大変だった(色々な意味で)。写真を数点
何とか無事帰還を果たし、次なる目的地である松尾へ。日の落ちるのが早くなってきているので 急ぎ目で行く。
遠景。「東の軍艦島」と称される理由が伺える。
棟はい・ろ・は・・・で分けられている。
生活学園の体育館。サバゲの後でBB弾が産卵のごとく散乱していた。FUCK!
通称「赤い部屋」夜中に来たらゾッとするだろうな。
屋上から。まさに絶景。そして絶句。沈み行く日を堪能して、下界へと戻る。
すっかり日も暮れたので今日の宿である松川温泉へと向かう。 ここは年初に行った那須温泉同様、硫黄臭のキツい素晴らしい温泉。はなれの 露天が乳白色で良い感じ。
温泉を堪能した後は買ってきた地酒・雄飛萬國翔(「ゆうひまんごくしょう」鬼丸流 葬兵術に出てきそうな名前だなw)を空ける。美味!
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