2001.4/21〜4/30

4月21日・だから、人生はギャンブルなのね。
(この日記は4/19の続きです。)
物事には何でも、やり方ってもがあるものです。
いざ!マンション!の素人はとりあえずTELしてみました。
持っていくものは何?・・「2年分の収入証明、車検証のコピー、印鑑を」
不安定な職業はダメってことか。漫画家もかなり不安定だぞー。
「混み合いますので予約をされますと待ち時間がございません」
すげー!モデルハウス見学に予約がいるのかぁ・・。

さて、駐車場の一角に建てられたモデルハウスに到着。
立派なエントランス、受付、相談用応接セットが7組。よく出来た模型もある。
壁には部屋番号に倍率を示す赤やピンクの花が刺してあった。一番多い所で30倍くらいか。
ふーん、あ、また増えた。
まず簡単なアンケートに記入。何で知ったかとか、何人で住む予定かとか。
車検証は駐車場を申し込む時に参考にするんだそうだ。
ありゃー、ウチのハリアーの車高ではここの駐車場に納まりませーん。
「では、ご当選の際は買い替えてください」・・へ?そういうもん?

いよいよ2Fのモデルルームへ。
なんたら工法の壁や柱の断面図や模型、水道の設備の説明。文化祭みたいっス。
地震や防音にも最新の・・って言われても、うなづくだけの素人夫婦。
お部屋に入って、驚いた!うっ、せ、狭い!6帖が4帖にしか見えん!
これ、団地サイズじゃないですか〜?天井高い分、余計に狭く感じる。
こじゃれた家具やグリーンが洗練されたアーバンライフを演出してはいるの。
でも、実生活に必要な収納が足りない。こりゃ布団圧縮袋が売れる訳だ。
狭いですね。っていったら「都心ですからネ〜。広い部屋を御希望でしたら、
千葉まで行ってください」・・明らかにムッとしている。

申し込み意欲マイナス70%で現地視察へ。豪華ハイヤーですだ。
まだ基礎工事中、完成は来年3月。やっぱり思ったより広くない。
ところが、イメージ画と雲泥の差の隣の公園で、事態は急展開!
釣り姿の数人が公園に・・なんとそこは釣り船の発着所だったのだ!
「実は、朝からちょっとウルサいんですよ」苦い顔した係員を尻目に
先生の腹はそこで決まったのだ。無類の釣り好きですからねーー。
そういや引退したら船宿やりたいって言ってた事があったっけ。(笑)
ま、当たるも八卦あたらぬも八卦だ。申し込みましょうー!!

戻って、用紙に書き込んでから値段を確認したら5200万だった。
我ながらイイ加減だ。もうデカすぎて値段がわかんないんだよー。
どうせ当たる確率少ないし、そん時また考えましょうーっと。

帰りに月島によって、いつもの「風車」でもんじゃ食べた。
ここんちの、めんたいこ&モチもんじゃは最高よ。
気がつくと先生が鼻歌をうたってた。初めて聞いたよ、鼻歌!
はぁ〜、まだ、なんだけどなぁ〜。
どうなる?抽選・・。
・・それは、あさって。

つづく〜。

4月22日・片目つぶって斜めから・・。
自分がアマノジャクだってことは知ってる。
「ちょっと素敵なお話」風な芝居を観ると無性に裏返したくなる。
BLOCKSの「Ties」千秋楽を中目黒、ウッディシアターで観た。
うーん、イクさんさぁ・・これ確信犯でしょうー?
結構、醒めた目で作ったんじゃないのー?

物語冒頭、父の形見の招き猫の腕がポロッと壊れる。
ムリに形だけ繕って置かれた招き猫がすべてを見守る。それが象徴。
死んだ恋人と暮らした部屋をそのままにして、その弟と付き合ってる女。
弟は兄を目指し、同じものを女に贈り、死んだ場所(コソボ)に自分を変えに行く。
そんなマイレボリューシュンを戦争はあっけなく殺す。
半年後、部屋はそのままだが兄のに替わり弟の撮影した女の写真が置かれている。
女は、愛する人の死を共に体験した人々と何か分かち合って幸せそうだ。
そう、招き猫の腕もハズレることはもうなかった。

「僕を忘れて自分の幸せの為に前進するんだ」なーんて心の声は、自分の作った
心の声だってことにすら気付かない女。思い出してんじゃん。正当化してんじゃん。
こいつ相当、自分好き。写真だって自分の顔だし。精一杯の愛の小ささが悲しい。
そういや、登場人物全員が不思議と鈍感。優しさと防衛が微妙な線ね。
前向きに「ただいま」って集まってくる。オレ達ソウルメイトだと。
そうだね、外に出て殺されるより等身大の幸せっぽさに酔う方がいい。
寂しがり屋たちが、誰しも訪れる死を通じ解り合った気になったり矛盾したり。
すっごく人間らしいと思う。人間ってこんなもんだ。嫌いじゃないよ、この話。

エ?そんな話じゃない?・・キレイにフォーカスかけてたからねぇ〜。
涙あり笑いありの楽しいひとときをサービスしてていいのかなぁ、エンゲキは。
そんな風に思うから、クセものの匂いのする善人に合うとアマノジャクになる私。

弟の死を携帯で告げるシーンはいらないと思うよ。
だって、その前のシーンで100%予見出来てるもん。なんで作ったんだろう?
エピローグでひとこと語らせた方が深くなるはず・・。サクッとシュールでしょ?
ごめんごめん、これは個人的な趣味ね。ははは。

アンケート書かずに出て来たので感想をじっくり書いてみました。(笑)
イクさん、お花ありがとうございましたー。

P.S. 吉田くんは天才だーー!映画頑張ってねーー。

4月23日・玉が出ました。
そんな予感はしていた・・。
「玉がでましたー!おめでとうございます。」
うわ〜〜!マンション当たっちゃいました。いいのか?こんな簡単で?
公開抽選なんで不正はないんですけど・・。引っ越しかぁーー。

今の家の半分の広さになるってことは、半分は捨てなくちゃいけません。
ただなんとなく溜め込んでいるゴミ同様のものは、たぶんそれくらいある。
ブヨブヨに太ってる家の中。ダイエット&シェイプアップ開始ー!
ゴミ袋2枚持って(燃える、燃えない用)すぐ片付けに入る。単純すぎだよアタシ。

だけど本当に必要なものって何だろう?
火事になったら全部無くなるかもしれない。死ぬ時には何も持っていけない。
あと40年生きるとして・・読み返す本なんてあるだろうか?
縁側で孫に見せるはずだったアルバム・・自分の為に必要になる日、来るかなぁ。
モノを買う行為そのものが快楽だから、消費すらしてないモノが山とある。
いつか・・と思ってるうちに存在すら忘れ去られた可哀想なモノたち。
燃やして供養いたしましょう。使い切れなくてゴメンね。

CDや本をゴミ袋に入れて出すのに抵抗がありますか?
若い人は平気なんだって。私は、カセットテープは平気だな、CDはダメだけど。
この差はナンなんだろ?・・単純じゃない理由もありそうだ。保留ー。
溜まる一方のマンガ雑誌は資源ゴミの日に出す。たまに発売前のも出しちゃう(笑)
知っているのか必ずチェックして持っていくオヤジが出没するのだ。
まあ、リサイクルなんで黙ってるんだけど。ちゃんと縛り直しといてちょうだいよ。

マンション購入の話を高橋の実家に報告に行かせた。
不動産や税金の管理をしているお義母さんは不在。争いの火種にならねばいいが・・。
明日は、相談会だ。・・何の相談をするんだろう・・。(無知)

4月24日・屋形船の営業に伴う影響とは。
うううう、疲れた。
マンション契約の前にすることは、口封じだった。
後でグチグチ金返せって言われない為に「先に言ったでしょ?聞いたでしょ?」をする。
それも、わざわざ印刷されたものを間違わないように読み聞かせるだけ。
で、署名捺印ね。確かに話を承りました、と。
法的なことから、日常まで細かい細かい・・。
風呂場の窓の外側は共用区域だから管理会社が拭くけど、内側は拭かないよ。
近くに工場があるから車が通る。船の煙が来るかもしれない。川が臭いかもね。
そんなことをコムズカイ用語で延々確認させられる。文句言う人いるのかい?
庭に植木鉢一個置くのにも管理人に申し出る。植物と容器の合計の高さは120cm以内。
ペットに至っちゃ、項目としてページが別にあるくらいだ。
背中までの高さが50cm以内の・・て、それよりデカイ猫なんていないよ!
ちゃんと用紙に写真付きで提出しなければイケナイ。身分証明書付、雑種猫の誕生だ。
はぁ〜・・。お隣さん、いいひとでありますように・・。
ウチのリルちゃん、異常にウンコ、臭いんだよね。とほほ。

最初からこんなでゲンナリか・・っていうと、そうでもない。
社会人になるって期待感ね。(笑)だって、組合いとか入っちゃうんだよ。
一度も会社に勤めたことないし、御近所づきあいもない。社会を知らない私です。
「もう、文春とか読んじゃうよー」って感じスカ?
これから少しはヒトサマの事も考えた生活をしてゆくのです。ああ、スバラシイ!

だけど、久々の授業にヘトヘト。次は、資金繰りの相談。うわー、理解不能。
面倒なので全部自己資金ってことで、早退しちゃいましたー家に着いたら、
すぐに先生が寝た。疲れたのは私だけではないらしい。
「説明、わかったの?」「うん、夜釣りもありなんだよな」
・・・・・。 しっかりしなければ!

4月25日・雨の降る日は天気も悪い。
低気圧。
女性の機嫌が悪い時いいますよね?「お前、今日は低気圧だな」みたいに。
ちょっと違うんだな。低気圧だから具合が悪くなって機嫌悪くみえるの。
言葉の使い方、微妙に合ってて違ってる。

あー、雨の日はぜんぜんダメ。わしゃー動かぬぞ。
基本的に南の国のカメハメハ大王的生活をしております。
風が吹いたら、おやすみで、雨が降ったら、おやすみで。
許される日ばかりではこざいませんが・・もちろん。
ただ、わかっていただきたいのは、雨の日に動くのは身体的苦痛だっつーこと。
登校拒否児童が病であるように、です。
そんなヒトも世の中いるわけですワ。

日記を始め、心の裏側を露呈させるようになって、考えること。
他の人たちは円満な関係維持の為に己のナニに仮面を付けているのだろうか。
こんなチョーワガママっぽい私ですら、ヒトや状況に合わせてますですよ。
ここで自らに素直になっちゃーイカン!と、いろんなもの押さえて生きてる。

割とよく仮面なのが、体力ね。カラオケマイク重くて一曲持ち続けらんない。
「重くて持てなーい。」なんつったら張り倒されそうだ。でもキツイの。
友だちと買い物してても座りたくて死にそうな時がある。
私のペースだと休んでばっかりになるからガンバるけど。めまいしちゃう。
あと、コース一人前が食べ切れない。あらかじめ量少なめな魚にして自衛する。
電磁波がダメ、科学物質の出る壁ダメ、車に酔う、貧血で倒れる、etc・・。
具合の悪い日なんてザラにあるけど、クマ消し頬紅で、あとは笑顔。
困ったことに元気な女ってレッテルまで貼ってくれるヒトもいるんだから。

明るくて元気な人=良い人・・なんて価値観は私を自然体にさせてくれない。
「大丈夫〜?」「ダメー」ってお互い言える友達を増やしたいもんだね。

4月26日・三文は得?
とてつもなく早起きしてしまったさ。
理由と起きた時間は、分かる人には分かるでしょうー?

「ズームイン!朝!!」やってた頃は、毎週この時間に起きてたなー。
日テレ朝6時入りだったから。冬は真っ暗ね。目覚まし時計との戦い。
「31分31秒〜!」って叫ぶ前の「週刊少年ジャンプ」ナマCM30秒、顔出し。
発行部数がどんどん増えて最高を記録した頃。勢いも気合いもメッチャあった!
発売日の火曜日の全国放送。30秒間に決まったことキッチリやるのって大変よ。
短すぎもダメで1秒半くらいのプラスマイナスしか許されない。
時間感覚、集中力、ずいぶんと鍛えられましたー。

相方が「たけしくんハーイ!」で天才子役といわれてた小磯くんだった。
徳光さんは私も子役だと、ずっと思ってたんだって〜(笑)そりゃないッス。
Qが来なくてボーっとしてたとか、吹雪で全然何も映ってなかったとか、
通りがかりの人が乱入したりとか、風でカンペが飛んでっちゃったとか、
そりゃもー、ナマならではのアクシデントがいっぱい!
オーディションに受かった時は3ヶ月って話だったのに2年半もやってました。
最後の最後にだけミスしたんだよねー・・思い入れとかってしちゃダメなんだな。
一度も自分では見たことがありません。見ちゃったら出来ない。恥ずかしい〜!

さて、時間持て余して、衣替えをしました。午前中に終了〜。
45リットル3袋分の服をゴミにし、ほぼ同じ分量をフリマ用に保管。
それでもまだ、好きだけど着ない服はゴッチャリある。
可愛い!自分のものにしたーい!・・って雑貨感覚で買った服ってあるよねー?
もう年齢的にも似合わない、でも持ってるだけで幸せー・・みたいな。
男の人には、わからない感覚?実用品じゃないのよ、お洋服って。
ユニクロ独走にファッション文化の今後を心配するアタシでありました(笑)

そういえば、ナマCMは自前の服だった。仕事に行く時は流行のファッションで。
このへんから着道楽が始まったような気もするなぁ・・。
うーん、ちょっと反省。・・今度、ユニクロも行ってみようっと。(笑)

4月27日・伝書鳩が地図を読むことを覚えたとしたら、きっと方向感覚を失ってしまうだろう。
たった一枚の写真「市役所前のキス」。そしてタイトルにした言葉・・・。
「ロベール・ドアノー写真展」(大丸ミュージアム)に足を向けた理由です。
古き良き時代のパリ、気取りのない視線で優しく切り取られた写真たち。
どれも映画のシーンのようで、その奥にドラマを感じさせる・・。
うーん、陳腐な感想でごめんね。では、替わりにドアノーさんの言葉をもうひとつ。

「たくさんのものを見、たくさんのことを聴いてきたけれど、嬉しくてそれに夢中だったので、
何も学ばなかった。ただひとつ学んだのは、老人たちの動きの気品ある緩慢さは、
関節が固くなったためというより、熱っぽい英知の重みによるものだということだ。」

ファンキー浜田先生が田口ランディにハマッたというので「アンテナ」を貸した。
田口ランディならほぼ全部持ってる。おとといも「ぐるぐる日記」読み終えたとこ。
なんだか親近感・・いや、まるで自分なんじゃないかと錯角させる文体なんだよねー。
たまたまBSフジ「ロングインタビュー」に出演してたのを発見。動いてるのを見た。
うへー!なんか違うぞ、ランディ。「キシシシ」って笑う人だったのかー・・。
めちゃ苦手な知り合いにソックリだ。なる程ねぇ・・。まぁ納得はする。
書く事での表現が天才的な人って、対談ベタなんだろうって気するじゃない。
たぶん、普通に会うと、また違うんだろうなぁ。
・・なーんて思いながら見ていたら、だんだん自分との共通点が見えてきた。
そういや私も馴染めない場で居場所がない時、持ち上げられると、こんなかも。
おやおや、これもランディ・マジック?

新作、出たんだよねー。早く読みたいなぁ。
そういえば本の話、ここで書いてないね。ネタ発見!いつか書きましょう(笑)。
メールアドレスHPに入れました。リクエストもお待ちしておりまーす!(笑)

4月28日・また、はまちゃんに怒られる。
きょうはボイスサンプルを録音した。
営業に使う声の名刺みたいなもんかな?
自分のやりたいコメントを選んで、ナレーションとセリフで4分間。
一年に一回位、録り直すんだけど、毎回悩むんだよねー、コレ。
自分が営業に行くわけじゃないからニーズもわかんないし・・。
やりたいものとやれるものが仕事として成立するものと同じではないでしょ?
クライアントと一緒に試行錯誤しながら作りあげる過程に声優も参加したいなぁ。
その場でカード出して「ちょっと違うんだよねー」みたいなのばっかりだもん。
作品の狙いすら説明してもらえなかったりするの。カードの選びようがない。

スタジオに行ったらアークの男性陣全員がいた。
最近あまり人に会ってなかったって気付く。いいねー、みんな仲良しで。(笑)
よしろーくん、カラーコンタクトでおしゃれ度倍増してるし、
もりしゃんとはまちゃんは即興で「医者と患者コント」してくれるし、
緊張したり、どんよりしたりしながらも、やっぱり華やいだオーラはあるのよ皆。
入れ替わって女性陣がスタジオに。こちらは皆、マイペース&リラックス。
そんななか、超真剣に神経すり減らしてお仕事してた社長サマ!お疲れさまでした。

帰り道、喋り足りない気がしてきて、はまちゃんを呼び出し居酒屋へ・・。
はまちゃんは立ち居振る舞いが何気に紳士的。
エレベーター乗る時、席に付く時、別れ際・・サラッとレディーに扱ってくれて嬉しい。
今どきの若いコってフツーに出来るよね。何処でそーゆーこと覚えるんだろ?
会話のエスコートも上手いから、ついつい余計な話までしてしまう。
「殺意を感じた瞬間」・・そんな話題(笑)。
追い詰められて、知らぬ間に自分を失っていく感覚。そんな経験を語るはまちゃん。
私はハタチの頃、不倫相手の奥さんに包丁持たれてマジに死を覚悟した話をした。
なんだかんだで日付けが変わるまでくっちゃべって、満足。
そんでもって、ちょっと酔っぱらいになりましたとさ。

4月29日・バカでした。
一夜の夢・・一億円が雲散霧消・・。くぅーー!
前日のJ2、全勝だったですよ、toto!
掛け率最低の引き分けまで当てて、タヌキが並んで皮算用。
先生が買ったシングル1000円のうちのひとつです。
すっかりその気の先生、鹿島アントラーズの仕事で国立に行く。
インターネットTVでインタビューされながら試合を見るらしい。
私はウチで頂上決戦を見る。実家、浜松なんでシュビロ応援しているの。
やっぱり強いなー・・て、その頃、国立では「先生、悲しいお知らせが・・」
札幌勝ちー、磐田勝ちー、次々ハズレてゆくのを実況中継される先生。
あ〜あ。ボロッボロ。

涙のような雨が降り止まない。
もりしゃんと「こりゃー夜のフットサルは中止だねぇ」って言ってたら、
会場側が「雨でもやっていいですよー、チームで判断してください」。
たしかにサッカーに雨天中止はない。でもプロじゃないんだから、ねぇ・・。
私は当然、中止だと思ったのです。風邪ひくだけだよ・・って。
ところが・・「じゃ、やろう。」・・当たり前じゃん・な先生の決断。
誰が来るのよ、こ〜んなに降ってんのにィ・・。ムカつく私。

ふわぁ・・・オトコって何だろう?15人も来たよ〜。
どしゃぶりの中、楽しそうに走る。誰も雨なんか気にしちゃいない。
遅れて来たもりしゃんなんて、くやしがってる。
「昨日から、やりたくてしょーがなかったんですよー!」
昨日、もりしゃんはJリーグデビューしたそうです。
ベルマーレの試合に招待されて行って、フェアプレーフラッグ持って出た。
すごーい!なかなか体験できないよー!「横浜アリーナより緊張した」って。
競技場で試合見ちゃうと自分がやりたくなる。・・そんなもんなんだな〜。
頭痛と耳鳴りでふらふらだったけど、そんな男たちに付き合ってしまった。

練習後、シャンプーの香りさせながら、もりしゃんが爽やかな笑顔をくれる。
ま、いっか。
それだけで幸せになるオンナの気持ちもオトコからしたら変よね、きっと。

4月30日・地獄には冒険があるらしいから・・。
そうか、ゴールデンウィークなんだな、世の中。
毎日が日曜日のお気楽隠居生活者には関係ないや。
逆にね、どこにも行かない。混んでるのキライだもん。
・・はぁー、こうして考えるとアタシってイヤミな人生かも・・。
面と向かって「妬んでます」って言われた事あるよ。(そいつもスゴイ奴だナ)
運がいい・・てことを妬まれてもなぁ。神様に言ってよって感じ。

私、ずっと神様のこと友達だと思ってた。いつも話し掛けてた。
宗教と関係なく、心にいる誰かを親友の名前みたいに「神様」って呼んでた。
神様は教えてくれた、良いと悪いはプラスマイナス・ゼロだということ。
長いスパンで考えれば帳尻は合うものだ。 価値基準は自分が知ってる。
途中で不慮の死に合ったら、神様は残っちゃった分の使い道を本人に委ねる。
子孫や恋人に渡してもいいし、次の自分の運命にのっけてもいい。
そんなようなことを「タクシーを止めるベトナム人」て芝居に書いたなー。

もっと研鑽努力して生きた方がいいんでしょうけどね。欲望が見つからない。
欲と夢って、ほぼ同義語。でっかいの持てるのは若いうちでしょう。
いろんな体力のなくなるこれからは、どう捨てるか、だから。
生まれて来た「使命」みたいなのがあるとしたら(ないと思うんだけどね)
翼くん役やったことで果たしたと思うのよ。宿題は終わった。
お金も時間も健康もある今、何をしたい?・・て自分に問う。
歴史上まれにみる平和な時代、なんでもOKの日本に生きててさー、
いちばん「自由」を感じるのは、何を考えてもかまわないってこと。
自分を好き勝手にプロデュースしていいんだよ。その自由が既に幸福!
だからさらさらと流されて生きようかなーって。

夢が叶った歌い手に「夢は叶う!」なんて歌われても困るよねー。
神様は、どんな思念も、お願いとして聞いてくれる。
「ダメかもしれないなー」も、お願いとして聞いてくれる。
その性格、ホント直した方がいいと思うよ、神様。