4.11-

下北沢・本多劇場へ、NYLON100゜C 「すべての犬は天国へ行く」
戸川純と犬山犬子と横町慶子と明星真由実がケラさんだもん。観る。
横町さんてロマンチカでしか知らなかったから腰抜けた。「健康」に出てたとは！
女だけ21人のウエスタン。現実（死）を認めようとしない女たちのドラマ。
ストーリーはバラすの違反らしいから、ヤメておくね。
みんな達者で、シニカルな爆笑と深い苦悩を同時にやってくれちゃう。
ふわー、ナイロンちょっと見ない間に新人がすごく伸びてるよ～。

現実の捕らえ方、世界観って、人によってバラバラだ。
どんなとこに生きてる？何が見えてる？・・勘違いしてない？
私は間違いなく「勘違いオンナ」です。普通の価値観からズレまくり。
自分が勘違いしてると思ってる所と他人が思ってる所もきっとズレてる。
実在の現実と自己のリアルの折り合いをつけ間違うと、コワレる。
だから敢えて見ないようにして、勘違いを盾に取ってる。
ま、たまには戦うけど、たいてい負けるからね。
あたしも犬だよ。天国へ行けるかなぁ・・。

ところで、最近ホント芝居見なくなった。劇団やってた頃は、週に2-3本は観てた。
ケラさんは「健康」がシアターグリーンで、筋少のオーケンとかゲストで出てて、
めちゃめちゃな事やってたの憶えてる。古っ！
「健康」後期ってさー、手塚とおるもみのすけも、とてつもなく面白かったよー。
クリ坊・犬山犬子と小学生・篠崎はるくのバカ勝負！あれ？もうひとりいたっけ？
スズナリでやった・・あー、記憶力のメモリーが足りな～い！
「ロマンチカ」は耽美！正面と真横顔しかしない様式美。林巻子はアートだった。
毎回、打ちのめされたなぁ。ちょっとパクッたかもしれん。（笑）
小劇場黄金時代（？）は劇場にエネルギー溢れてたよね。
「どっこいしょ！」で5センチ詰めて座ぶとん無理矢理入れたもんさね。
時代に立ち会えてヨカッタ。（・・今を探すエネルギーは残ってるかなぁ・・。）

4/22まで。戸川純、唄ってるー！

おととい、もしかしてヤバイ話・を書いたところ即、検閲にかかりました。
初っぱなに「削除して管理人さん」なんて茶化したのが功を奏した。（苦笑）
管理人なんていないっつーの！あたしが個人的に開いてるページだもん。
それでも公開している以上、他人サマには気を遣ってはいるのよ。
プライバシーの範囲とか価値観それぞれだから、出来るだけソイツに合わせてる。
実は会ってるのに、全然登場しない人とかもいるわけやね。（笑）

で、4/10付の日記のどのあたりが削除対象だと思う？
「削除してください」って言って来たのは、所属してるアークプロダクション。
ひぇ～～、やっぱりだよ。お怒り？バラしたらマズイことなんだ？！
「営業をお任せします」の契約上、本人が営業妨害したらダメよね・・。
なに？発売元とのお約束とかあるもの？・・常識ないからねぇ、H系の。
ピー入れよう、ピー！・・面白くない？ピー入った文章・・。あ、ごめん。
え？営業上の問題はない。・・他人に迷惑もかけてない。・・じゃ、なんで？
「イメージ崩れたって、傷付くファンがいるんですよ」
・・・？・・ファンすか？？・・なら却下！削除しませ～ん！

私はそういうお手紙くれるファンがキライです！（うわーキッパリだ。削除削除！）
イメージ作るのは勝手です。作ったもんと違うなら受け入れるか、入れないかでしょ？
いちいち傷付いたーって報告しなくていい。イメージ間違ってたーが正しい。
それにさー、41才よ。アイドル声優じゃないのよ。人気に左右される仕事してないよ。
キャラクターと重ねるファンもいるけど、作品は作品。演技する商売だから、わかってね。
純真な少女も読む可能性がある？・・さちこちゃん、純真？・・自分でピー入れて。

・あれ読んで傷付いたアナタへ。・人間の闇や本質を扱う仕事を差別してはいけません。
そこで働く人々も生活をかけて真剣に取り組んでいる。私はヒトが好き。欲も悪も含めて。
だから、私はそういう仕事も一生懸命やります。日記にも同等に書きます。
18禁ってことは18才になったら個人の責任で見てよろしいってこと。
アナタは見なくても構わないの。傷付く心があって幸せともいえる。
癒えて痕が残って強くなってもいいし、天使を保てたらそれも素敵。
だけど、ココはあたしの日記だ。削除するのはアナタの中のあたしにしてね。

・・なんかカッコよさげだけど焦点定まってないなー。
仕方ないって、何に傷付いてんのか不確実なもん相手にしてんだよー。

へ？なになに？・・Hゲームのファンが傷付くの？！
あたしなんかがやってると判るとキャラのイメージが崩れるんだ。
・・げーーーっ！そいつはすいませんでしたっ！

午前中から会計士さん来たり、ガス漏れの検査が入ったり・・でバタバタ。
2Ｆにもガス引いてあるし、風呂用機具は外の裏。ウチ中全部見られる！
やっぱり主婦として「ここんちのレンジ汚れてるぜ」とは思われたくないじゃん。
目覚まし掛けて朝からガンバったわよ！ふんっ！
（なんと、我が家は7LDK一戸建てにふたりで住んでいるのだ）

さぁ何処からでも御覧になって状態のレンジ台を見て、東京ガスは言ったわ。
「安全装置付いてないんですか？ずいぶん古いのキレイに使ってますねぇ。・・。」
料理してないんだろ？・・て目で語るなっ！
15年前の型、倉庫に置いてあった新品を2-3年前に導入したんだもん。
そりゃ、あんまり料理しないけどぉ～。なんか報われないなぁ、掃除の努力。

その後、ボイトレでは先生開発中の妙な体操の実験台にされる。
来年あたり本を書くんだそうで、アヤシイ健康道場を片っ端から体験中なの。
毎回、オモロ話聞ける。竹の粉を足の裏に張って寝ると快眠できるんだそうだ。
袋に入れた竹の粉が朝になると真っ黒のボッテリに変身するんだって。
次の時、ひと袋貰えることになった。レポート提出の義務あるんだけどね。
うーん、先生、ボイストレーニングと何の関係があるというのー？

ほよよんな疲労感。すぐ帰宅するのも嫌で、映画を見ることにした。
本広監督の「サトラレ」。・・泣いたー！なんだかとっても癒されたわ～。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」より泣けたぜ。・・とかいって
↑は、宗教教義も移民差別も陪審員問題も詳しくないから考え込んだだけね。
「サトラレ」・・設定同じで別の切り口の映画、出来そうな気がするな。
シネフロントは初めて。雰囲気いいねー。終映から照りのゆっくり具合が親切。
うふふ、今度はデートでね！（笑）

渋谷の夜は近未来的。情報の洪水に流されて交差点を渡る。
あぁ今、無意識の中に浜崎あゆみが刷り込まれてるんだろうか・・。
動物同志は「サトラレ」な会話をしてる。ウソもつかない。
心と違う言葉を発する進化は、なぜ必要になったのだろう。
広告はその弱味を見抜いているのかもしれない。

銀座で懐石のお誘いを受け、こりゃー着物でお出かけ�とウキウキしてたら、
天気予報で夜は雨という。風もスゴイ。う～ん、濡らしたくないから断念！
このへんが着物初心者ね。（笑）

松屋でA.POC(エイポック)というイッセイ・ミヤケ系列店のイベントを見る。
一枚の布シリーズ、バゲットと名付けられた二重のストレッチニット反物に
ハサミを入れて洋服にしていく。あらかじめ縫製されたラインには点線があるの。
ふろくの工作みたいに切ってくと、シャツが完成。ちょっと楽しそう・・。
何処を切ってもほつれない布だから、襟の型、袖・着丈も自由自在。
真ん中切ればカーディガン。残った布で帽子とか作れるんだって。

イッセイ・ミヤケは捨てる布をなくしたくて、このシリーズを考案した。
現代美術館での展覧会で勉強したから、けっこう知ってる。えへへ。
ウチの先生はイッセイさんのファンで何着も持ってる。スーツ一式、現金でお買い上げ。
いつもジャージのくせに、差があり過ぎだっ！
展覧会にも珍しくふたりで行ったんだ。見るスピードが違うから疲れるんだけどね。

A.POC松屋では既に切った形で売られている。青山店では一枚布で売ってるそうな。
どっちが高いと思います？・・素朴な疑問をぶつけてみました。製品とアート。
答は、同じ価格。だったら絶対、布の方を買います、私は！
Ｔシャツで一万円以上。イッセイ・ミヤケの特許モノと考えれば安い？・・買わないけど。

美味しいケーキ食べて、サンダル一足買って、目的の懐石料理へ。
羽賀ちゃんがシティリビングを見て予約した（笑）。7200円のコースが5000円。
裏道を迷いながら「銀座クレストクラブ」に着く。まさしくそこは銀座の高級クラブ！！
ソファにどっかり座って、外人のピアノの生演奏聴きながら、ボトルワインたのんで懐石。
なんちゅーバブルなっ！たぶん店側も早い時間を埋める為に営業努力してるんだろう。
同じコース食べてるグループがあちこちにいるもん。みんな場違い。（笑）

羽賀ちゃんはハナエ・モリに勤めてる。雅子さまや紅白の由紀さおりの衣装なんかを作ってる。
一緒に御飯となれば、一万円前後が相場。ミュージカルや海外旅行もよく行く。
美人で巨乳で背もある。さぞやモテると思うのだが、月9の江角マキコみたいに縁がない。
毎日、他人のウェディングドレスを縫ってるという、オチまでつくんだぞ。
だけど、完璧なパラサイト族だから、今さら結婚して苦労する気もないんだろうなぁ。
などといいつつ、彼女も40代に突入した。老後・・という響きが現実味を帯びる。
「・・年下もいいよね～」白ワイン飲み干しながら、ため息をつく羽賀ちゃんであった・・マル。
（内容に関しては本人の了承を得ています。笑）

雨、降らなかったな。
でも着物で行かなくて良かった。
あそこに着物じゃ、銀座のママになっちゃうとこだったわ。
・・・て、見えない、見えない。

また震えてしまった・・。
オーディションは超苦手だ・・。
運動神経のない私は、なんでも時間がかかる。人の倍かけないと何も出来ない。
カレーみたいに一晩、いや一週間は寝かせないとウマくならない。
自分の中に入ってくれないんだよね、役の人間が・・。
だから今日みたく、その場でキャラ見てセリフもらって・・だと大変・・。

私にとって役を演じるって、なんかクロロ（ハンターの団長）のワザに似てる。
他人から盗んだものを本にしまってあって、ページを開くの。
どのページかチューニングを合わせるのに神経を集中させる。
作り手の要求が理解できないとページ間違って、完敗ね。
同じ役をある程度長くやってると探さなくてもページはデジタルでセットされる。
あとはもう、その別人格におまかせ出来るようになる。
面白いもので、ほんとに本人は高みの見物をしてる時があるんです。
「へーー、そんなふうに喋っちゃうんだー！」って感心してる客状態。
不思議とそんな時は、絵もセリフも完璧で、両方同時に見えてる。
そして、とても気持ちいい。脳内麻薬出てるのかなぁ？

そんなイタコ系女優は（笑）無理矢理力ずくのチューニングに震えちゃいます。
過度の集中に身体が悲鳴をあげる。たいてい右側。きょうは腰にも来た・・。
緊張してドキドキするのとは違うんだよね。うわ、来た来た・・って冷静だし。
でも見てる側の人は、すっげーアガッてるって思うんだろうなぁ・・。
ペーパーノイズも入っちゃうし・・。ふぅ。

よしろーくんは「役を自分に近付けるんだ」って言ってた。
それってタレントさんだと私は思う。自分自身に自信があるから出来ること。
あたしお金を取れる「素」ってないんだよね。美形でも美声でもない。
もともと、自分が嫌いだったから、芝居することを覚えた。
台本にある言葉なら感情をいっぱい入れて叫んだり怒ったりできるから。
そんなことして誉められるのは役者だけ。
最近の芝居は「素」を求められる。作るな、自分のままで・・って。困る。
キャラクターが作られたものである以上、まんまな人は何処にもいない。
舞台なら作家がアテ書きしてくれるんだけどね。

スタジオを出たらポカポカ陽気。
小和田さんとよしろーくんとだらだら歩く。
道ばたにも木にも色とりどりの花が咲いている。
だんだん弛緩していく。帰ったら昼寝しようと心に決めた。

CLUB Que「TOMOVSKY ×しょぼたま」ゴールデンカードですワ！
サッカーでいうならブラジル対フランス戦？極個人的にですけど・・。
整理券12でしたのでソコソコの期待はしておりましたが・・最前列確保～！
しかも真ん中からふたり上手！（かみてと読んで）ふはははは。
Queはヘタするとカケラも見えないからね。
美味しいものは最高のシチュエーションで食べなきゃ、もったいないじゃない？

最前の子たち、とっとと地ベタに座って本とか読む。もちろん私も。慣れたものさ。
とはいえ、ここまでの好位置は滅多にないよ。
昔、アルフィーのNHKホール、ファンの子が並んで最前ド真ん中プレゼントしてくれた。
私、坂崎さんファンだったの。そん時は嬉しかったなぁ。ファンクラブ万歳だ。

さぁ、トモくんが先に登場！きゃあー！靴までしっかり見える。歯の裏まで見える。
ジャケットの素材がわかる。オフの喋りも全部聞き取れるよーー！
しまったッ！私、急いでたから化粧ちゃんとしてないわ。服も汚れていいヤツだ。
・・なんだか見合いしてるみたいで音に集中できない。いいっ！今日は目が主役！
30センチ先のターゲットを隅々まで記憶するのよぉ～～！（笑）
会場は8割、たま客。トモくんのノリに着いて来ない。最前の義務として踊らねば！
寂しがりやのトモくんの為に盛り上げねばっ！・・浮き足だったまま時は過ぎてった。

そして、たま。たまとの思い出を語ると朝になってしまう。
出会いは普通にイカ天。おおっ！と仰天してインディーズに詳しい、ならはしみき
（クレヨンしんちゃんのみさえ）に「たま知ってる？」と電話してもっと仰天した。
「アンタんちの猫、たまの知久さんのだよ」「ふぐり？」「名づけ親は石川さん」
マンションに建て替え中のならはし家から猫を預かっていた。コイツがたまの猫？
みきの妹・楢橋朝子嬢は写真家で、結構有名だ。ずっとたまの写真も撮ってた。
で、ツアーに出る時、ふぐりを実家で預かった。それが目の前にいた。

こんなふうに好きなものと糸がどんどん繋がることがある。
たまとの糸は幾重もあって、運命がただのファンでいさせてくれない。
打ち上げにも何度も出た。芝居も一緒にやった。偶然、出会ったりもした。
でも、頑固にファンの立場を貫いている。だって音楽聴きたいもん。
身内になったら、遠慮して後めの席で静かにしてなくちゃイケナイ。
こんな最前列にいられない。スピーカー通さない生音、味わえないのよ！

帰りに階段で上杉ちゃんとバッタリ会った。元・たまのマネージャーさん。
友達だった人が、気がついたらマネージャーになってたんだけどね。
うーん、このまま彼女といれば間違いなく打ち上げに参加できる。
トモくんも紹介くらいはしてもらえるだろう。・・うーーん。
「じゃ、また連絡するワ」後ろ髪めいっぱい曳かれつつ帰途についた。
Queにいた300人の中で一番恵まれた位置にいたんだ。これ以上は望むまい。
きょうは、このままがいい。
・・こんな服だし・・。

ここでクイズです！
プールでやるスポーツといえば、何でしょうー？
・・ん？・・ファイナルアンサー？
答えは・・フットサルで～す！・・もりしゃんとLINDAさん正解ね（笑）

国立競技場前にある明治神宮が胃炎（あ、変換が・・）もとい！
明治神宮外苑プールでフットサルの試合をしました。
シーズンオフはフットサルコートになってるって知ってましたー？
プールだからコートが丸ごと下に沈んでて、不思議な風景を作ってます。
覗き込むと大きなゲーム盤みたい。

相手はヤングジャンプ編集部チーム。
サッカー漫画連載者として負けは許されない、チーム高橋！
仕事の途中で抜けた清水くん、バイト先に打合わせと偽ったLINDAさん、
ふたりにウソを強要した高橋陽一先生。・・そんなにしてまで勝ちたいか？

召集された選抜メンバーは平均年齢高そうな相手を見て楽勝を予感した。
3日前の練習ではシュートの嵐！もりしゃんなんて5分間でハットトリックだ！
8分試合して5分休憩。・・を繰り返す方式。（点数は加算されてゆく）
さぁー、試合開始！ピー！・・てクチで言うのが私の役目。（笑）
お？あ？・・れれれ？・・おいっ！・きゃ～！・・んだよ・・はぁあ？
悲しい程、本番に弱い人々であった。降水確率90％の空が重い。

硬直したまま試合は中盤を迎える。そして・・、
それまでハズシまくってたLINDAさんが突然大爆発を見せる！
連続６得点～～！ホントにゴン中山だぁー！やる時だけは、スゴクやる！
ゴールキーパー、チョコボの捨て身の飛び出しも川口より確実だ。（笑）
エース清水くんだけが、反省を呪文のように繰り返す。「決まんねーよー」
影薄めのもりしゃんは要所要所シメてて、すごい運動量なのに平気な顔。
高橋先生も豪快にネオタイガーショットを決めた！！
終わってみれば、10対２・・強いぞっ！チーム高橋っっ！！

この様子は、ヤングジャンプ誌上にほんのちょっとだけ載る予定です。
あ、そうそう。明日発売のヤンジャン、タケコプターの上の手書き文字ね、
あれ、もりしゃんの話だよー。こんなことしてたなんてバカよねぇ～（笑）

編集部からリベンジマッチ申し込みがありました。
次回は、6月！東京ドームで・・野球対決です。・・や、野球～？

それはもう、永年の夢でございます。
引っ越しした～～い！そう叫び続けて早幾年。
3年程前、熱病が襲いました。逗子鎌倉！湘南ライフへの決意。
初もうでだって鎌倉まで足を運び「お世話になります」と賽銭投げた。
材木座海岸を犬とお散歩・な生活。・・なんで挫折したんだろう。

現在のすまいは嫁入りする半年前に完成していた。
たまたま絶妙のタイミングだっただけで計画に私の存在などなかった。
設計施工は親戚の大工の叔父さん。仕事の合間に一年かけてコツコツと。
デザイン事務所もモデルハウスも関係なし！下町叔父さんの研究の成果ね。
「こんだけの豪華さでこの値段だぁ、どうよ！」みたいな微妙な味付け。
中世のお城風ドアノブやら緑色地がすりカーペットやら、一式揃って謎。
うーん、よくわからん！と思いつつ15年。今だ我が家な気がしない。
あぁ、海の見える所に住みたい。もっと緑があって風が空から吹くところ。

それは、本日の新聞に挟まっておりました！うわー、ビビビです、ここ。
海からちょっと奥の運河に面したマンション。庭つきの１Ｆ希望。
鎌倉より便のいい都内で、鎌倉より坂のないヨーカドーまで２分。
塩害の心配もないし、両脇公園で自然に囲まれてる。よし！買うぞ！
80000000円。・・・（指、お使いになりました？）
・・と、とにかく・・・か、買うぞ～。

一戸建てってメンテナンスが面倒なのよね。
マンションの方がセキュリティがしっかりしてる。宅配も預かって貰える。
なにより今のウチより狭いのが嬉しい。ここんち売って引っ越しだーー！

今週の日曜日が応募締めきりです。次の日に抽選会。
先生を口説きおとして土曜日に見に行きますっ！
何をどう見ればいいか、誰か教えてください！

つづく・・・。

今宵は、オペラ初体験！おほほほ。
ちゃんとしたのを劇場で見るのは初めてざ～ますの。
だって、お安くないじゃない？失敗しない機会、狙っておりました。

お！Bunkamuraの前に巨大な森村泰昌サマ！・・なになにコレ？
オペラ「トゥーランドット」演出・美術・照明、勅使河原三郎。
勅使河原さんのダンスは好き。スパッとしたヤツも最近の優しいのも。
「トゥーランドット」の話はク・ナウカが演ったの観たことがある。
なによりも記憶にあるのは、ホックニーだ。
水戸芸術館でホックニーの舞台美術展があった時、強烈に良かったのが
オペラ「トゥーランドット」のだったのよねー。超カッコイイ！
もちろん今回のは違うけど、これだけ揃えば失敗もしないでしょう。
よっしゃー！オーチャードホール様、Ｓ席１枚。・・オドオド。

おぉ～、レースの付いた帽子、こーゆー所で被るのかぁ・て感動が別物。
白髪カップルの多い客席。パンフの文字、大きくしてあげればいいのに。
こう、みなさん離して御覧になってらっしゃるからさー・て余計な心配。
オーケストラ音出ししてる。あたしクラシックのコンサートも未経験だ。
まず拍手。指揮者の入場だ。うわー、新鮮新鮮。
・・暗転、にはならないのね、オケピは明るいから。
わかるのかなぁ・・オペラ。・・ドキドキ。

猫に小判。だめだー、受信能力がないや。眠い眠い（笑）。
なんで日本で日本人がイタリア語で唄うの？字幕入りとは仰天。
演出は解る。映像とかダンサー踊るのとか、自分のテリトリーはね。
まず音楽鑑賞のアンテナが立たない。心地よいＢＧＭ。
ナマ歌がちゃんと届いたたのは女性ふたりだけで、あとは聴こえただけ。
主役の人、さすがに高音の伸びとかスサマジイって感じです。
倍音がすっげー多いんだ！（私、倍音マニアなんだよー）
でも感情表現を何でしてるかが理解を超えている。テクニックなのかなぁ。

抽象絵画も最初は何処に価値があるのかわかんなかった。
今は「これポロック」とかそれなりに見えるようになって来た。
本物に触れていると自然と脳が対応していくから芸術は「勉強」しない。
これだけのオトナを集めるオペラに価値がない訳がないでしょ？
そのうち「このフレーズのバイオリンが・・」なーんて耳が肥えて来るさ。
次はイタリアのを見てみよう。今回のは意欲的実験作かもしれないし。
・・てことにしておこう。んー、やっぱりまだコドモだからね。

森村さんのポスター（限定予約販売）買いました！
うふふふ、来て良かった～～！
うわっ、ほんとにコドモだよ。（笑）

２００１．４/１１～４/２０