感振器(地震計)
 地震の揺れを,約20秒間のメロディで知らせる感振器です。
 一度スイッチが入ると約20秒間メロディが流れるメロディカードを使います。
 つり下げたバネと下に置いたクリップがスイッチの働きをします。

参考にさせてもらったもの
・バネを使うアイデアは北海道理科センターの発表を参考にしました。
・電子メロディを使うアイデアは宮城県教育研修センターの教材を参考にしました。
材料
・引きバネ SR-1992 0.5×10×174mmクロメート鋼線(DIYセンター)
・ペットボトル500ml(予め底を切っておく)
・メロディカード(100円ショップ)
・クリップ
・消しゴム,導線,シール,ピン,両面 テープ
 ワイヤーストリッパー,ラジオペンチまたはニッパ,はさみ,キリ
 ペットボトルのキャップに導線を通すための穴をピンであける。小さいときはキリで穴の大きさを広げる。
 穴に導線を通し,バネにつなぐ。
 導線を引き,ゆるまないようにシールを貼る。
 メロディカードのPushを押し,正常に鳴ることを確認する。
 カード全体を指で押し,スイッチ,電子ブザー,電池と回路,線のあるところを確かめる。
 注意しながら,カードの端を開く。
 カードにより部品の配置が異なるが,左よりスイッチ,電子ブザー,電池と回路。
 台紙から取り出し,L字形に広げたクリップに線をつなぐ。
 クリップを消しゴムに挟む。
 消しゴムにペットボトルをかぶせる。
 キャップからの線と回路の線をつなぐ。
 バネとクリップの間を調整して完成。

旧 感振器(地震計)
準備物 500ml四角いペットボトル,電子ブザーの回路
      柔らかいバネ,クリップ,消しゴム

 ペットボトルの中の白いものが消しゴムとクリップ,左の回路は一回スイッチが入ると約20秒間メロディが流れる電子回路。

底を切ったペットボトルにキャップから柔らかいバネを取り付けます。
クリップを伸ばしてバネより少し大きく丸くしたものを消しゴムに付けます。
地震でバネが振動しクリップに触れるように置きます。
このバネとクリップがスイッチの働きをします。
電子ブザーの回路(試作品1)
 バネとクリップが接触することにより1回スイッチが入ると一定時間音が鳴るブザー。昔メロディ電報の中にこういうのがありましたが,最近はなくなったようです。
 スイッチが入ったときだけ鳴ったのでは地震とは気づかないし,鳴りっぱなしでは,うるさくて家族から迷惑がられます。
 インターネットでメロディ電報のこの機能のあるものを探しましたがなかったので,トランジスタとコンデンサーでつくりました。部品代400円くらい。
 長い線は赤がバネ,茶色がクリップにつなぐ。
 試作品2
本格的につくろうと思い,いつものパーツ屋さんのホームページをみていたら新着情報にこの機能のありそうなメロディオルゴールがありました。1カ所変えただけで使えることが分かりました。
 地震でバネが揺れクリップと1回接触しただけで30秒間メロディが流れます。
 黄色の線をバネに,緑の線をクリップにつなぐ。
 上の丸い電子ブザーと下の電子回路をそれぞれ両面テープでペットボトルの側面に貼って完成です。