教行信証(きょうぎょうしんしょう)
     
    浄土の真実を顕かにすることを願いとして
       著された親鸞聖人の主著です。


  教行信証は正式には「顕浄土真実教行証文類」と言い、「教巻・行巻・信巻・証巻・真仏土巻(しんぶつど)・化身土巻(けしんど)」の六巻で構成された親鸞聖人の主著です。

 全て漢文で書かれ、親鸞聖人自身の言葉(御自釈)と『仏説無量寿経』・『仏説観無量寿経』・『仏説阿弥陀経』の三部経、七高僧の著作をはじめとする膨大な仏教書の引用文から成ります。
 言葉は難解ですが、浄土の教えに出遇つたよろこびと感動を分かち合うため浄土の真実を顕(あきら)かにすることを願いとして著された、親鸞聖人の思索の集大成と言える大著です。

 因みに、私たちがお寺の法要や日々のお勤めで読んでいる正信偈は第二巻目「行巻」の最後によまれた偈文(讃歌)です。
  
親鸞聖人の真筆による『教行信証』(坂東本)