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2008年 3月
インターネット法話
テレホン法話
0968-78-1333(毎月 1日、11日、21日更新)
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電話のお話3分間
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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春 |
今年は閏年3月20日が春のお彼岸の御中日ですが、私の誕生日でもあります。春を寿ぎながらお彼岸の真ん中にあって、お彼岸は人間に何を齎すのか、私に課せられた問いであった、との思いに生かされてきた81年でありましたが、その中心は、親鸞聖人が示される、「雑行を棄てて本願に帰す」のお言葉による「浄土の真宗」に導かれて参りましたが、独り一人の認識に委ねられている限り、確認決定はおそらく不可能な事である事を、他力と言う表現で表されているように、如来の願力を仰ぐ他に成立する法ではありませんね。それを親鸞聖人は、如来の(加威力)による、と表現されています。お彼岸は彼の岸と言われるように、此れではなく彼ですね。彼は此れに対する佛の世界を表します。いわゆる御浄土。真実の人間のあるべき世界。真実の人間の立ってあるべき世界。それは、すべての人間の心すべき世界、その心を本願として「大無量壽経」に詳細に教えられていますから、親鸞聖人は、釈尊一代の経典の中から、真実の教えは、大無量壽経に示されている、(本願の名号)の他にないと、お示しになり、これを「浄土真宗」と言う。と、「教行信証」全体に証明して下さってあります。お彼岸に御参りして教法(オミノリ)を聞かせて頂く他に此の岸にあって彼の岸を知る術(スベ)はありませんね。聞法によって初めて、分別の此の岸を超え、彼の岸の智慧を頂き、此の人生を全うし終える道をお彼岸に頂く事が出来ますね。
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