2007年flower7月
インターネット法話

テレホン法話
0968-78-1333(毎月 1日、11日、21日更新)

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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 七月は一年の後半の始まりですね。そしてまた天地自然の運行と人間自体のあり方を思考せしめられる時でもあります。七夕とお盆、天体の自然と、人間存在の自然、同じく法則の中にありますが、業道自然と無為自然、あらゆる存在は、其の物の刻一刻の働きに依って自体を作って行きます。全世界的な人間の現況は、それぞれの学習分野では、すばらしい智的世界を発見しながら、国際的、地球的に開かれて行かないと言う事は、ひとえに政治的分野の覚醒が遅れていると言う所にあると思われます。国も社会も個人も、自業自得、自らの歩みで自身を形成して行きます。釈尊は人間の一生は七歩を歩く事なりとお示しになります。七歩とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上、の六道を越えて、仏道、覚道、智道。信道に一歩踏み入れる七歩こそ、人類世界の清浄、平等、歓喜の確立道であると示されました。人間の苦しみ、悩み、悲しみは、共なる真実の人間誕生への一歩一歩であって、全体の六歩を歩みつつ、七歩の真実道への歩みである聞信の大道こそ、聞其名号信心歓喜、そこに社会と人間と人生の成就が開かれて、待たれてあります。