2007年flower6月
インターネット法話

テレホン法話
0968-78-1333(毎月 1日、11日、21日更新)

いつでも どこでも だれでも 聞ける
 電話のお話3分間
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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 6月は衣替え。季節に合わせて、衣を変える。当然な事ですが、合わせなければ生きる事が出来ませんね。暑さ寒さは、鈍感な身にもわかりやすい物ですが、私は他人は、わかったつもりがちぐはぐな現実に戸惑う事がありますね。それは、一人一人の認識が違っているからです。認知症と言う病名がありますが、これ皆認識の病にかかっている事を表していますね。認識の病、自分の認識を正しいとし、他人の認識を自分の認識で判断するところに病の根源があります。仏様は、すべての人が難治の大病にかかっている事を認知し大いなる悲しみに立ってその病を完治する方法を成就して下さいました。それが本願念仏の行法ですね。本願は、阿弥陀様の真実心が余すところ無く開示されています。阿弥陀仏のお心に会わして頂けば、自己自身の、自分では見えない本当の自分の心が見えてくるんですね。「松影の暗きは月の光かな」と言う歌がありますが、本願の光あればこそ、我の暗い影がはっきりと見えて来るんですね。時は今、まことの我に出会う時です。如来の我に護られていた、凡夫の我に目が覚める時ですね。