2007年flower5月
インターネット法話

テレホン法話
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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 五月三日は憲法記念日ですが、その憲法を改定しようとする政府の動向がいよいよ強固になってきている現状に、その決定の為に、国民投票法案設定に向かっていますが、多数党の与党は自力我心の迷妄に目覚める事が一大事の問題であると思われます。今月の言葉に「宇宙の憲法弥陀の本願」と掲げましたが、五月三日を憲法記念日とする憲法は、昭和22年五月三日に施行された現憲法ですが、その法の生命は第九条でしょう、あくまでも問題解決に武力を用いないと言う精神を誓いとしていると言う事です。それは昭和の時代の日本人自体の総括であった筈の事柄が、自覚のないまま、他国からの押付け憲法であると言う、無責任無自覚な人間性を表現しているといわざるを得ません。個人的な銃撃事件に大騒ぎしている社会が、国をあげての殺戮参加の戦争に眼が向けられない処に、人間の盲点である悲しみがあります。十方衆生斉しく盲点を超える行こそ、弥陀の本願の念仏であります。その内容は48カ条に誓われます。その誓いは全生命体内奥の根本的願誓なんです。その48カ条の願い全体をひっくるめた言葉と確認が、お念仏でありますから、お念仏は、真実、清浄、平等、和平、の精神の自己確認の、宇宙法に則った行法であります。