2007年flower4月
インターネット法話

テレホン法話
0968-78-1333(毎月 1日、11日、21日更新)

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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 四月は年度初め、新しく物事を見極め再出発の機会を恵まれる時ですね。四月一日には、宗祖と仰ぐ親鸞聖人の御誕生日で、八日はお釈迦様の御誕生日です。共に人間としての生き方の真実を顕示して下さった方ですね。その教えを仏教と言い、また真宗とも言います。仏教は真実に目覚めた生き方を教え、真宗は真実とは何かを教えています。人間が生きると言う事は、定められた一生を悔いなく喜んで、人生を完結するにあります。釈尊はこの度の人生を、永遠なる時の流れの中での最後に生きる人間の身の相であると宣言される様に、完全なる生き方を示されました。それは親鸞聖人の真宗の教えとして、唯念仏せよと示されます。 ブータンでは、輪廻転生を信じて皆が、なごやかな心を堅持して、争いを起こさず、山川草木総ての生き物と、過去未来現在の御縁を頂戴して、共なるイノチに満足して生きる姿に、五木寛之氏も感嘆の情を表していましたね。浄土真宗、親鸞聖人のみ教えは、真実の信(心)と行(身)が、南無阿弥陀仏となって全世界に満ち満ちていればこそ、唯念仏して、真実なる信と行に、身と心をお任せすれば、自然の道理で、この世の利益は極まり無しと、お念仏となっていらっしゃいます。