2006年flower5月
インターネット法話

テレホン法話
0968-78-1333(毎月 1日、11日、21日更新)

いつでも どこでも だれでも 聞ける
 電話のお話3分間
このページからも どうぞお聞きください

熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 5月に入れば、ゴールデンウィークとかで、交通機関と遊園地が賑わいを見せ、静かな聞法の座を失っている人々には、豊かな人生の喜びは見出せないでしょう。5月6日は視力を失ってまで渡日して、唐招提寺を建立し、戒律の仏教を伝えた鑑真和尚の命日であります。5月2日は奈良の東大寺の廬舎那(るしゃな)大仏建立を果たし、仏式で葬儀を行われた聖武天皇が亡くなられた日ですね。釈尊の出家は、生、老、病、死の人生の意義を発見する為であり、それはまた、総ての人間の豊かな生活への道を開く為の物でありました。衣、食、住の総てを観察し尽くした智慧の世界からの言葉、それが仏陀の言葉。光の言葉。その言葉は総てを照らし、その根源に衣となり、食となり、住となる言葉が佛の教え、一切の姿、形にとらわれず総てを明るく輝かせる働きを持った言葉、それが、南無阿弥陀仏と言う真言、一切を障り無く乗り越えさせる力が無碍光佛のみこと、み言葉、教えであります。一切諸仏は、無碍光佛の根本精神を説くをもってその使命としていらっしゃいます。そこにこそ実は、無碍の大道の実践が込められていたのです。この世は、諸仏証明の世界であります。