2004年flower10月
インターネット法話

テレホン法話
0968-78-1333(毎月 1日、11日、21日更新)

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熊本県長洲町安正寺 住職 隈部 壽春


 十月は秋の御彼岸を過ぎて、衣替えの季節。体育の日を迎えて身心共に充実し、空は青く澄んで、あるべき姿を教えている様ですね。 宇宙から見た地球の姿を、飛行士は青く澄んでいたといってましたね。坂本九ちゃんが歌った歌は世界の国で歌われています。「見上げてごらん、夜の星を」地球は宇宙に抱かれています。宇宙の青さは、地球の青さ。青い地球を赤く焼け焦がし、一切の生き物のイノチを奪って、それが「神」の思し召しなんて勝手な考えに現(ウツツ)を貫かす人間の過ちを、深く知らしていただく事こそ、最も優先しなければならない、一大事の問題ですね。 そこに、戦後失われた最大の問題があります。 世界に渦巻いているテロの旋風。それに対抗して武器弾薬を使った戦争の悪業、此処え来て、釈尊の言葉が響いて来ます。「怨みは怨みをもっては消える事は無い」。いかなる宗教も殺人を許す事はない。しかし人間の思考には、激しい怒りには「神」も許すに違いないと勝手に思うところに「宗教」そのものも、人間の分別の産物に過ぎない事は明白なんです。ここに親鸞聖人が顕かになさった、浄土真宗の教えがあります。 真実の教、行、信、証。教えも、実践も、心も、姿もみんな如来様のお働きですから、共に凡夫の座に立って、本願の念力を頂きながら、お念仏に生かされてまいりましょう。